3月3日発売の『サンデー毎日』カバーボーイ記念♪
上川さんが過去に雑誌や冊子の表紙に掲載されたものを集め
てみました。

がっ、この写真に入っていないものがあるノダ!
はい、『演劇ぶっく』No.106(2003年12月号)ですね。
年末にちょっと天空の収納箱に入れてしまったらしく、今回は
欠席扱いです。でも、ウーマン・イン・ブラックのヤング・
キップスを思わせるベスト着用のあの写真、あの目はいつでも
鮮明に思い出せます♪
<今回2人がカバーボーイになったワケ>
ダークスーツのステキな演劇男子のツーショットについクラ
クラ~となり、購買数が一気にアップ!
・・・・・・きっとそれも狙っていると思いますが、誌面に目を
通して初めて知りました。今まで知らなかったなんてハジ、ハジ。
WOWOWで先週の日曜日から始まった「レディ・ジョーカー」は元
は高村薫さんが『サンデー毎日』に執筆した連載小説だったの
ですね。はじめに単行本ありきじゃなかったんだ~。
<座談会がアツイ!>
高村さんの新作「冷血」の刊行記念も兼ねて「チーム高村」の
メンバーが再集結したトークがものすご~く熱く、面白く。
当時のデスク、記者二人、誌面レイアウトデザイン担当者、イ
ラスト制作者の5人と高村さんの計6人による元チームの座談会。
今だから言える秘話、裏話が続出。
これがあっての今回の表紙であることに大いにナットク!!
「レディ・ジョーカー」の連載が始まったのが1995年。(単行
本化は1997年。)阪神淡路大震災発生の直後で、高村さん自ら
被災者でもあったそう。
当時、高村さんを引っ張ってきたのは、毎日新聞の事件記者から
サンデー毎日の書評担当になった吉田修平さんという人。
トークによれば、社会部記者から編集者に転じてからも「特ダネ
を取るという志は、9年前62歳で亡くなるまで不変でした。」と
のこと。
この部分を読んではっとしました。今回の合田雄一郎と符号する
ものがあるじゃないですか!
「マークスの山」に続き「レディ・ジョーカー」でも合田雄一郎
を演じる上川さんのインタビューによると・・・。
(いきなり音注意! >>インタビューはコチラ)
監督たちとのなにげない会話の中から耳にし、その瞬間腑に落ち
て、演じるうえでの手がかりとなったのが<猟犬>というキー
ワード。
警視庁捜査一課から所轄署の刑事となった合田がつねに猟犬で
あり続ける姿勢と、吉田さんの事件記者魂は同じものなのでは
ないかと感じた次第。ご本人を知らないので、あくまでも言葉
から感じた印象ではありますが。
グリコ・森永事件がモチーフになっているのか?という質問に
高村さんは「事件そのものを描いたということはないです。ただ、
事件については「いやしい」と感じた。お菓子に青酸カリを入れ
るとか、あちこちに脅迫状を送りつけるとか、そのいやしさをと
てもイヤだなあと感じましたね」と答えておられます。
小説では警察の人間が犯行に加わっているので、グリコ・森永事
件もそうだと思った人がたくさんいて、デスクによく電話がかかっ
てきたそう。(ドラマの初回を見て私もそう思いましたよ~~!)
高村さんによれば『レディ・ジョーカー』はチームで作り上げた
作品であるとのこと。いわく、以下の通り。
・『レディ・ジョーカー』は、エンターテインメント世界におけ
る、私の中の一つの頂点。一つ一つの要素をきっちり組み立てて、
正しい順序で積み上げていくという意味で、エンターテインメン
ト作品の完成型です。
・エンターテインメントには、積み上げる技術が必要。でも、
『レディ・ジョーカー』は技術だけではできませんでした。チーム
全員の知識や情報、人脈があってこそ書けた小説です。
高村さんにとって合田は? という質問も面白い。
「分身ですね。私が変われば彼も変わる」。
この後ショーゲキの発言が~(笑)。ここでは伏せておこっと。
・・・・・・
巻末グラビアページには表紙の二人のインタビューもあり、ドラマ
版「レディ・ジョーカー」第2回目以降がますます楽しみになって
きましたよ。
上川さんが過去に雑誌や冊子の表紙に掲載されたものを集め
てみました。

がっ、この写真に入っていないものがあるノダ!
はい、『演劇ぶっく』No.106(2003年12月号)ですね。
年末にちょっと天空の収納箱に入れてしまったらしく、今回は
欠席扱いです。でも、ウーマン・イン・ブラックのヤング・
キップスを思わせるベスト着用のあの写真、あの目はいつでも
鮮明に思い出せます♪
<今回2人がカバーボーイになったワケ>
ダークスーツのステキな演劇男子のツーショットについクラ
クラ~となり、購買数が一気にアップ!
・・・・・・きっとそれも狙っていると思いますが、誌面に目を
通して初めて知りました。今まで知らなかったなんてハジ、ハジ。
WOWOWで先週の日曜日から始まった「レディ・ジョーカー」は元
は高村薫さんが『サンデー毎日』に執筆した連載小説だったの
ですね。はじめに単行本ありきじゃなかったんだ~。
<座談会がアツイ!>
高村さんの新作「冷血」の刊行記念も兼ねて「チーム高村」の
メンバーが再集結したトークがものすご~く熱く、面白く。
当時のデスク、記者二人、誌面レイアウトデザイン担当者、イ
ラスト制作者の5人と高村さんの計6人による元チームの座談会。
今だから言える秘話、裏話が続出。
これがあっての今回の表紙であることに大いにナットク!!
「レディ・ジョーカー」の連載が始まったのが1995年。(単行
本化は1997年。)阪神淡路大震災発生の直後で、高村さん自ら
被災者でもあったそう。
当時、高村さんを引っ張ってきたのは、毎日新聞の事件記者から
サンデー毎日の書評担当になった吉田修平さんという人。
トークによれば、社会部記者から編集者に転じてからも「特ダネ
を取るという志は、9年前62歳で亡くなるまで不変でした。」と
のこと。
この部分を読んではっとしました。今回の合田雄一郎と符号する
ものがあるじゃないですか!
「マークスの山」に続き「レディ・ジョーカー」でも合田雄一郎
を演じる上川さんのインタビューによると・・・。
(いきなり音注意! >>インタビューはコチラ)
監督たちとのなにげない会話の中から耳にし、その瞬間腑に落ち
て、演じるうえでの手がかりとなったのが<猟犬>というキー
ワード。
警視庁捜査一課から所轄署の刑事となった合田がつねに猟犬で
あり続ける姿勢と、吉田さんの事件記者魂は同じものなのでは
ないかと感じた次第。ご本人を知らないので、あくまでも言葉
から感じた印象ではありますが。
グリコ・森永事件がモチーフになっているのか?という質問に
高村さんは「事件そのものを描いたということはないです。ただ、
事件については「いやしい」と感じた。お菓子に青酸カリを入れ
るとか、あちこちに脅迫状を送りつけるとか、そのいやしさをと
てもイヤだなあと感じましたね」と答えておられます。
小説では警察の人間が犯行に加わっているので、グリコ・森永事
件もそうだと思った人がたくさんいて、デスクによく電話がかかっ
てきたそう。(ドラマの初回を見て私もそう思いましたよ~~!)
高村さんによれば『レディ・ジョーカー』はチームで作り上げた
作品であるとのこと。いわく、以下の通り。
・『レディ・ジョーカー』は、エンターテインメント世界におけ
る、私の中の一つの頂点。一つ一つの要素をきっちり組み立てて、
正しい順序で積み上げていくという意味で、エンターテインメン
ト作品の完成型です。
・エンターテインメントには、積み上げる技術が必要。でも、
『レディ・ジョーカー』は技術だけではできませんでした。チーム
全員の知識や情報、人脈があってこそ書けた小説です。
高村さんにとって合田は? という質問も面白い。
「分身ですね。私が変われば彼も変わる」。
この後ショーゲキの発言が~(笑)。ここでは伏せておこっと。
・・・・・・
巻末グラビアページには表紙の二人のインタビューもあり、ドラマ
版「レディ・ジョーカー」第2回目以降がますます楽しみになって
きましたよ。