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[hoshizukiyo ni aetara] 古都散策や仏像、文楽、DEAN FUJIOKAさんのことなどを・・・。 

WEBひろいよみ〜「モデルプレス」どこまでが真海の計画か?

2018-06-14 | DEAN FUJIOKA
●モデルプレス


ディーン・フジオカ「モンテ・クリスト伯」、どこまでが真海の計画なのか?最終話は「半日くらい立ち直れないかも」<モデルプレスインタビュー>

衝撃の8話放送の翌日、真海を演じるディーンにインタビューを行った。

以下、一部を引用させていただきます。質問は要約。

*******

---ここまで振り返ってみて
撮っていた感触としては、振れ幅というか揺さぶりが半端ないなと。全員が悪人とまでは言わないけど、なんかこう“むき出し”みたいな感じですよね。全員が善悪の概念がよくわからなくなってるし、誰と誰が敵対していて誰と誰が愛し合っているのかとか、もうよくわからない(苦笑)。それぐらい心が揺さぶられるような8話でした。最初のシーンで、真海が思いっきり暴れるじゃないですか?(※1)でも最後には帰ってきた愛梨(桜井ユキ)を受け入れる。その手口がDV男のやり方みたいだなって(笑)。ボロボロにしておいて、次はとろけるような優しさを見せるみたいな…(笑)。

---手口だったんでしょうか
いや、わからないです(笑)。そういうことかもしれないし、傷を持ったもの同士、理性の範疇を超えた存在なんでしょうね。お互いがいないと存在する意味がないというか。

---どこまでが真海の計画でどこからが予想外なのか
そうですよね。家のセキュリティの甘さ(※2)とかね(笑)。セキュリティを切ってるのはどこまで意識してやっているのか…。すみれ(山本美月)にも「なんで入ってきたんだ」とか言いながら、実は入れてあげたんじゃないかとかね(笑)。
どうなんですかね?計画を前に進めるために相手の行動を促そうとしているのか、それとも単純にあまりにも山奥に家があって気が緩んじゃったのか…(笑)。田舎の方って戸締りあんまりちゃんとしないことあるじゃないですか(笑)。
でも、そこも含め最終回で全部謎が解き明かされると思うので。

---たとえば?
安藤君(葉山奨之)のお金を取り立てていた天野さん(柳俊太郎)にも、実は真海の息がかかっていたところとか。「F&Dファイナンス…!あぁ~!」と思いました(笑)。よくそんな限られた人数の中にいろんな要素を集約できたなと。キャストも皆びっくりしていると思いますよ(笑)。

---驚かされているのは視聴者だけじゃなかった?
やっぱり骨組みというか本筋がすごくしっかりしているからこそ、「だからそういうフリがあったんだ」と思える。人間の宿命のようなものがちゃんとストーリーに食い込んでいるというのは、今回すごくやりがいのある作品だなと思う理由のひとつですね。

---印象に残っているシーン
最終回に教会で留美さん(稲森いずみ)と話すシーンがあるんですが、「あなたは頑張りました」みたいな表彰状をお渡しするかのような感じに見せておきながら、結構一言一言のセリフが深いんですよ。パンチラインがすごく効いてて、名言が可もなく不可もなく詰まってる。すごく良いシーンだなと思いましたね

あとは“光”というものの捉え方。ファリアさん(田中泯)の最後の言葉にも「お前が幸せなら、怒りで光の導く方へ進め」とあったじゃないですか。聖書の「まず光があって…」という言葉から始まり、まるで“光”に人格があるかのような、ひとつの意志を持った存在のように描かれている。復讐の計画が満たされた時、真海なのか暖なのかわからないですけど、一人の人間の心にどういう影響を与えるのか、気になるところですよね。



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