●OurAge
ディーン・フジオカさんの拷問シーンは演技じゃなかった?!(インタビュー/前編) 2018/4/26
3話の撮影に突入したばかりでのインタビュー。(取材・文/岡本麻佑さん)写真もいい!
一部引用させていただきます。
「連続ドラマの撮影は、始まったら怒濤の日々です。しかも今回は、今までいろいろと仕事をしてきた中で、最もシビアだったかもしれない。自分の、人間としてのサヴァイヴァル能力をフルに使いました。今の段階まで、生き残れて良かったと(笑)。いや、オーバーに言ってるわけでも冗談でもない。本気でそう思っているんです」
「撮影が始まる前は僕、復讐なんてやめたほうがいい、というスタンスでした。”人を呪わば穴二つ”って言うじゃないですか。復讐する気持ちを乗り越えることこそ、人間を幸せにすると僕は思っている。でもこのドラマの1話、2話を撮影して、柴門暖の経験した裏切り、そしてその後に続く拷問を追体験したら・・・・。”これは復讐するのが当たり前だ!”と思った。とにかく味わったことのない経験でした」
拷問シーンは、演技、じゃ、なかった?
「ほとんど素でしたね(笑)。手のひらも足の裏も口の中も頭の中も、全部まっ黒。息もできないし、殴られたり海に投げ込まれたり、すれすれでやっていた。でもだからこそ、これから始まる復讐編が納得できる。面白くなると思うんです」
漁師の若者、悲運の囚人、そして復讐の鬼と化す主人公を、ディーンさんがどのように演じ分けていくのかも、とっても楽しみ。
「身体の使い方、声の使い方、表情の使い方も、はっきり区別して演じています。ひとりの男の一生を演じる、スケールの大きい大河ドラマみたいなものですよね。演じ甲斐があります」
*********
ディーン・フジオカさんが演じる禁断の一歩とは?(インタビュー/後編) 2018/4/27
今後の撮影に賭ける意気込み.
「禁断の一歩を踏み出すと思います(笑)。僕自身、新しい脚本を渡されるたびに、びっくりするんですよ。”こんなことして、いいの?”っていうくらい、自分の人生では絶対にやらない、やってはいけないことに直面する。タガが外れて欲望に支配される場面もあるし、タブーやモラルを、いとも簡単に、あっさりとぶち壊していきます。どろどろとした関係の中、自分を裏切った男たちに対して、きっちりとけじめを付けていく。そこには現代日本の社会が持つ闇みたいなものが、しっかりと深くフィーチャーされていて、見応えがあると思います」
体調やメンタルは、どうやってキープしていくのでしょうか?
「何も思いつきませんね(笑)。今回、身体のために何かをする余裕もないんです。大好きなフォーも、ずっと食べてないし。今年は花粉症もひどかった」
「そうですね、強いていえば・・・・、『ドラゴンボール』というマンガがありますよね? 主人公が半殺しの目にあって復活すると、以前よりパワーアップしている。それに近いかもしれない。拷問シーンとかハードな撮影が、これからの僕を強くしてくれるんじゃないのかな(笑)。実際、ドラマの撮影は毎朝早くから始まるんですけど、最近は目覚ましが鳴る前に目が覚めるようになりました。昔は僕、早起きが苦手で、目覚ましが鳴る前に自然に起きられると言う人がいると、そんなことあるはずないって思っていたんですけど。俳優って不思議ですね(笑)」
このドラマの魅力について。
「このドラマ、観なきゃ損だと思います。明るくてにぎやかなドラマが人気なのは分かるけど、やっぱりドラマの面白さは、自分がそこに没入できるかどうか。キャラクターに感情移入して、現実世界では経験できないことを疑似体験して、そこに学びがあったり発見があったり。それがドラマですよね。人生について、生きること、死ぬことについて、ドラマが終わった時、観た人がそれぞれ自分なりの答えを見つけられる。この作品は、それだけの力があると思います。ですから、観なきゃ損ですよ!」
ディーン・フジオカさんの拷問シーンは演技じゃなかった?!(インタビュー/前編) 2018/4/26
3話の撮影に突入したばかりでのインタビュー。(取材・文/岡本麻佑さん)写真もいい!
一部引用させていただきます。
「連続ドラマの撮影は、始まったら怒濤の日々です。しかも今回は、今までいろいろと仕事をしてきた中で、最もシビアだったかもしれない。自分の、人間としてのサヴァイヴァル能力をフルに使いました。今の段階まで、生き残れて良かったと(笑)。いや、オーバーに言ってるわけでも冗談でもない。本気でそう思っているんです」
「撮影が始まる前は僕、復讐なんてやめたほうがいい、というスタンスでした。”人を呪わば穴二つ”って言うじゃないですか。復讐する気持ちを乗り越えることこそ、人間を幸せにすると僕は思っている。でもこのドラマの1話、2話を撮影して、柴門暖の経験した裏切り、そしてその後に続く拷問を追体験したら・・・・。”これは復讐するのが当たり前だ!”と思った。とにかく味わったことのない経験でした」
拷問シーンは、演技、じゃ、なかった?
「ほとんど素でしたね(笑)。手のひらも足の裏も口の中も頭の中も、全部まっ黒。息もできないし、殴られたり海に投げ込まれたり、すれすれでやっていた。でもだからこそ、これから始まる復讐編が納得できる。面白くなると思うんです」
漁師の若者、悲運の囚人、そして復讐の鬼と化す主人公を、ディーンさんがどのように演じ分けていくのかも、とっても楽しみ。
「身体の使い方、声の使い方、表情の使い方も、はっきり区別して演じています。ひとりの男の一生を演じる、スケールの大きい大河ドラマみたいなものですよね。演じ甲斐があります」
*********
ディーン・フジオカさんが演じる禁断の一歩とは?(インタビュー/後編) 2018/4/27
今後の撮影に賭ける意気込み.
「禁断の一歩を踏み出すと思います(笑)。僕自身、新しい脚本を渡されるたびに、びっくりするんですよ。”こんなことして、いいの?”っていうくらい、自分の人生では絶対にやらない、やってはいけないことに直面する。タガが外れて欲望に支配される場面もあるし、タブーやモラルを、いとも簡単に、あっさりとぶち壊していきます。どろどろとした関係の中、自分を裏切った男たちに対して、きっちりとけじめを付けていく。そこには現代日本の社会が持つ闇みたいなものが、しっかりと深くフィーチャーされていて、見応えがあると思います」
体調やメンタルは、どうやってキープしていくのでしょうか?
「何も思いつきませんね(笑)。今回、身体のために何かをする余裕もないんです。大好きなフォーも、ずっと食べてないし。今年は花粉症もひどかった」
「そうですね、強いていえば・・・・、『ドラゴンボール』というマンガがありますよね? 主人公が半殺しの目にあって復活すると、以前よりパワーアップしている。それに近いかもしれない。拷問シーンとかハードな撮影が、これからの僕を強くしてくれるんじゃないのかな(笑)。実際、ドラマの撮影は毎朝早くから始まるんですけど、最近は目覚ましが鳴る前に目が覚めるようになりました。昔は僕、早起きが苦手で、目覚ましが鳴る前に自然に起きられると言う人がいると、そんなことあるはずないって思っていたんですけど。俳優って不思議ですね(笑)」
このドラマの魅力について。
「このドラマ、観なきゃ損だと思います。明るくてにぎやかなドラマが人気なのは分かるけど、やっぱりドラマの面白さは、自分がそこに没入できるかどうか。キャラクターに感情移入して、現実世界では経験できないことを疑似体験して、そこに学びがあったり発見があったり。それがドラマですよね。人生について、生きること、死ぬことについて、ドラマが終わった時、観た人がそれぞれ自分なりの答えを見つけられる。この作品は、それだけの力があると思います。ですから、観なきゃ損ですよ!」