星月夜に逢えたら

[hoshizukiyo ni aetara] 古都散策や仏像、文楽、DEAN FUJIOKAさんのことなどを・・・。 

関西ローカルがあなどれない

2005-10-16 | 演劇・ダンス・映画・音楽・古典・TV

「かんさいニュース1番」は夕方に放送されるNHKのニュース番組。
関西ローカルなのにこれがなかなか侮れないのです。
演劇、映画やスポーツなどで全国版には流れないモノがたま~に入ってたりするから。

先日DVDレコーダーのHDDにたまった番組をまとめてチェックしていたら、
なんと10月11日放送の中に「一豊公&千代様サミット」の映像が!
山内一豊や千代の子孫の人たちが集まって交流する会とかで、今なお続いている
ことがスゴイ~。ふむふむ。
とその時、突然流れるビデオメッセージ。
会場のスクリーンにアップで映し出されたのは、一豊な上川さん!!
「山内一豊を演じます上川隆也です。今回で・・・」と言いかけたところで
音声が消え、映像だけに。続いて仲間由紀恵さんのビデオメッセージ。
が、ほとんど音声なし。
二人とも滋賀ロケの時の衣装だったので、ロケの合間に撮ったものらしい。
ほんの数秒の映像だけど、関西ローカルにしてはよくできました(花マル♪)
愛知県一宮市のイベントがなぜ関西のニュースなの? 
と思ったら、一豊さんが一時、赤穂市の領主だったという説があり、兵庫県の
人もサミットに参加したのだそう。へ~え~。
「一豊公&千代様サミット」と入力してブログを検索したら、当日その場に
いた人の詳しいレポがあり、途中で消えた音声の内容がなんとなくわかって
ニンマリ♪ ありがとうございました(と、こんなとこで・・・。)

9月26日放送分では、市川染五郎さんの「蝉しぐれ」インタビューが。
・・・「蝉しぐれ」は行間の深さを感じる作品で、言葉数が少なかったり、
激しい動きがない分、とても集中力が必要だった。言葉にならないところを
どう表現するかが難しかった。役作りをしても、すればするほど嘘がばれて
しまう。演じるというより、なりきるしかなかったですね・・・。

松竹座で此蔵を観た翌々日だったので、これが効きましたー。
見に行ってしまいましたよー。
ハデな動きの多い歌舞伎と真逆の世界でしたね、「蝉しぐれ」。
たしかに、行間ってこういうことかぁと思えるシーンがいっぱい。
このインタビューといっしょに流れた映画のダイジェストシーンを見返すと、
あの場面、その台詞でまたまた胸が熱くなるのでありました。
関西ローカル、やるやんっ。


映画「蝉しぐれ」の足りなかった言葉(このブログ内の関連記事)

コメント
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