私がいつもやっている芝刈りの方法を紹介します。
といっても、特別な事は何もしていないので、面白くないかもしれませんが
ちょっとしたコツや便利な道具等参考にしてもらえるとうれしいです。
私は手動の芝刈り機を使っていますので、まず、刃の調整からです。
写真のように新聞紙がスパッと切れるまで回転刃と受け刃が接するように
刃の間隔を調整します。取り扱い説明書には、あまり接近させると故障しま
すみたいな事が書いてあるので、最初は少し躊躇しますが、遠慮せずに調整
します。隙間ができるとよく刈り取れないですし、なによりその状態では芝
がかわいそうです。
次に刈高の調整です。
我が家の芝刈り機は、0.5cm~2.5cmまで0.5cmきざみに調整できます。私は
いつも2.5cmにしています。ふかふかな芝をイメージすると、2.5cmは短い
ように感じると思いますが、高麗芝の場合は長すぎると良くないので、高校
球児の頭のように短く管理しましょう。
芝刈り機の調整が終わったら、芝刈り機を押して刈り取ります。
回転刃がなるべく勢い良く回転するように動かした方が、良く切れますし、
芝に負担が少ないです。それから縦方向と横方向の2方面から刈り取ると、
虎刈りにならずにきれいに刈れます。
刈り取った芝の長さはこれくらい(1~2cm)で、ちょうどいい長さです。
夏は1~2週間毎に刈っていましたが、9月後半から少し寒くなったので、今回は
3週間と間隔を空けてみましたが、ちょうど良かったみたいです。気温に合わせて
芝刈りの頻度を調整して、毎回同じ位の長さになるようにした方がいいですね。
NHKの趣味の園芸で芝の特集をしていましたが、これくらいの長さなら芝刈り後
にサッチ(芝の刈りかす)をかき集める必要もないという事だったので、今回は
しません。もっとサッチが多いようであれば、この後レーキでサッチをかき集める
必要があります。今年は、芝刈りの回数が多いためか、春先の1回目の芝刈り以外
はサッチをかき集めることはしていません。それでも特に問題はないようです。
刈り取った芝の量はこれくらいです。芝刈り機の黒いかごの3/4程度です。
春先の最初の芝刈りに比べると半分くらいです。
芝刈り機で刈り取れない場所の芝は、写真のように手で刈り取ります。
面倒ですが、これをするかしないかで、仕上がりに差がでます。
芝刈り後に肥料を撒いて、水撒きをします。上の写真で白い小さな粒が肥料です。
私は即効性の固形の化成肥料を使っています。肥料も縦方向と横方向の2方向から
撒けば、ある程度均一に撒くことができます。本によると、肥料は季節に合わせ
て、窒素、燐酸、カリウムの比率を変えた方がいいという事ですが、そこまでする
と面倒で、芝がきらいになりそうなので、一年中同じ化成肥料を使ってます。
夏に液体肥料をその時の気分で追加するくらいです。
水は固形の肥料が溶け出すくらいに大量に撒きます。少ないといつまでも肥料が
残ってしまうので注意が必要です。
以上で芝刈りはおしまいです。
残るのは後片付けです。
はさみや芝刈り機の後片付けには、写真のスプレーを使っています。これは
汚れ落としとコーティング(錆止め)ができるスプレーです。
本来なら、最初に汚れを落として、次に機械油を塗りこむとかになるのですが
これも面倒なので、一つですむものを使っています。はさみや芝刈り機の刃や
回転部分にこのスプレーを塗布して、5分程放置し、ウエスで拭き取って
おしまいです。
一回の芝刈りの作業は、上記の手順で我が家の庭の場合(8m×2m)で
約1.5時間くらいです。最初の慣れないうちは、3~4時間とかかかりましたが
慣れてくるとこれくらいになりました。
以上です。参考になればうれしいです。
ありがとうございました( ´ ▽ ` )