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ふぅん

闇閃閑閊 ≡ アノニモス ≒ 楓嵐-風

自/心

2010-06-20 23:59:25 | 日々随想
息は 自分の心って 書くんだよ


ふうん





声は いつだって
自分が思ってる以上に
正直なものだよね


鍵盤楽器だって
呼吸してない演奏は
体温を感じないもの


歌はいいね


楽器なんかなくたって
息を使って
音楽が出来るんだから


楽器なんかなくたって
自分の心が
音楽になるんだから

失われたイエロー

2010-06-19 07:16:57 | 日々随想
ちょっと暗い朝
低い雲のせいかな
それとも





数日 笑ってくれていたガーベラ
昨夜 さよならをした
すっかり しょげていたから


黄色のガーベラの花言葉は 究極美


ふうん


やっぱり 枯れていくものは
生活の中に いてほしくないな
なんだか ぽっかりしちまうし


さ 新しい夏服を着て
電車に乗ろう
低い空は 見ないようにして


僕にとって 究極美は
視覚の世界になんか無いんだ
音と時間の中にあるんだ


魚になりたかった午後

2010-06-18 23:31:33 | 日々随想
魚は 雨に濡れない
だから きっと
雨も 低気圧も 嫌いじゃないんだろうな


ふうん





嬉しそうな紫陽花を 眺めながら
縁側で コーヒーをいただいた
いろんな話をした


BGMは レイニング・フィルハーモニー
ちゃんと リズムも メロディーも
それから ハーモニーも 変化しながら


宗教改革があって
それまでの カトリックの音楽が使えなくなったから
作曲家が 急激に増えたんですよ


鍵盤楽器さえなければ
調律法なんて
必要なかったんですよ


とりとめもなく


池の魚が はねて
エラアライかな
いや 雨を見たかったのかな


「また 来年も よろしくおねがいします」
『ありがとうございます』
僕は いつだって これで最後だと思って調律してるんだけどね





今頃 みんな 一人

2010-06-17 23:53:14 | 日々随想
知り合いの見舞に行った
言葉が 見つからなかった
痛みも 心の痛みも 分かるワケないし
分かるフリも したくないし


ふうん





しっかり 戦ってほしい
僕も 戦うから
応援しか 出来ないから


そして 絶対 回復できると
僕が信じてるくらい
自分を 信じてあげてほしい


根拠とか 理由が無い時代から
人は 戦って 生きてきた


でも 軽いジョークと
ちょっとだけ 平べったい日常の
ささやかなシュールを話して


笑ってくれた


駅からの帰り道
携帯に メールがきた
「ありがと」


最高の ありがとは
元気になってくれること
だから 返信はしないよ


でも また 会いに行くよ
もっと頑張ってる姿を見せたくて
もっと頑張ってる姿を見たくて


自分を信じることって
一番 大切で
一番 難しい


中尉の御褒美

2010-06-16 23:46:10 | 日々随想
どしゃぶりの朝
飛行機は大丈夫かな
でも やがて 雨があがれば まるで夏


ふうん





韓国から来日した調律師
ただの通訳のカタチで
工房見学に参加


近所のチェンバロ工房
説明で使う専門用語は 時々 難しくて
でも そこは互いにピアノ技術者


最大公約数の技術用語でホロー
やがて チェンバロ製作家と歓談
僕も 頑張った!


商談 まとめてしまった! イヒヒ


解散して 友人の工房へ行けば
夏服が完成して 早速 試着!
かっちょいい!


最高の御褒美だ!


「なんか 警察官みたいで かっちょいいなー」
『いや 軍人みたいですよ!』
「マジ? 強そう?」


友人は 僕のツボを抑えている
どう言えば 僕が喜ぶか 知っている
分かっていても 嬉しい!


友人は 1930年代の英国紳士のファッションで
僕は 中尉のファッションで
めかしこんで 遊びに行く約束をした


うーん 夏が来るぞ! 



歴史<過去

2010-06-15 23:59:42 | 日々随想
人は 歴史から 何も学ばないんじゃなくて
歴史からは 何も学べないんだ


ふうん





人は 生きてきた過去の過ちさえ 繰り返す
経験してきたものさえ 
完全に克服することなんて できやしない


歴史は 事実の断片の集合
歴史は 時間の破片の塊
そんなものを 練って組み合わせたところで


骨だけの 恐竜の標本より
心もとなくて
脆弱な 空想の肉付け


でも そんな愚かな種族も 愛おしい


後世へ 幾つもの情報を残してみても
いつだって 人は完全になんか なりゃしない
賢くなるほど 危うい未来


500年も前の言葉が
今の時代に 当てはまるなんて
そんな 愚かな種族が 愛おしい


絞りたての嘘

2010-06-14 23:59:07 | 日々随想
嘘をついている
うん 嘘をつかないと
いけないんだ


ふうん





何を怖れているのか
何を守ろうとしてるのか
いっそ 思いのままに


いやいや
それで どれだけ
後悔してきたか


うん 分かってる


だから 嘘をつこう
誰のための 嘘なのか
きっと いつか 分かってもらえるから

紫雨の匂ひ

2010-06-13 19:24:15 | 日々随想
雪が降り出す時
静寂が響くように
雨が降り出す時
地球の匂いが広がる


ふうん





匂いがする雨は
いつだって 
すぐには止んでくれない


数日 降り続くんだ
今の季節だったら
梅雨がやってきたと思ってしまいそう


花は 晴れている時より
曇ってる時の方が 美しい
鮮やかな反射より やわらかい反射の中で


だから 雨は嫌いだけれど
おとなしい雨の中で
歌ってる花は なんだか いいなと思う


傘を差し始めた頃
道の脇には にぎやかな紫陽花
少し 歩みを緩めて


もう そんな季節なんだな
もう あれから1年なんだな
天然のカレンダーは 
めくらなくても 季節を教えてくれる


おろしたての 紫の靴も濡れてきた
もう一度 テンポを戻して
川沿いの道を 家へと歩く


傘の布の 張り具合で
もっと いろんな音程が出たら面白いのに
そんなコトを 考えながら



欲しがりません 勝つまでは

2010-06-12 08:14:40 | 日々随想
よく晴れております!
蹴球の朝は 早起きであります!
散ってまいります!





梅雨入りすると
しばらく 広いグランドで
走り回れなくなるから


今日は 真っ黒になって
南アフリカのピッチに
立ってる気分で


行くぞー!
おー!


つーか
試合でなく
ただの練習なんだけどさ

本能への隷属

2010-06-11 22:55:39 | 日々随想
「アモスって 貝 好きだよね」
『うん ヒカリモノと貝があれば それでいい』
「ふうん」





朝は 海草中心の味噌汁
昼は 回転寿司
最近 海のモノばかり食べている


もともと 四足は あまり食べない
でも 鶏は大好物で
青魚や貝は もっと好きで


だから 牛肉とかマグロとか
なんで あんなに人気があるのか
ちっとも 分からないんだ


それでいて 健康管理は無頓着
というか 自分の中で 気に入った生活が
一番 自分に合ってると 根拠のない確信


自分の中から 湧き出てくる
本能のシグナルに忠実であれば
結果として 健康的な食材に行き着いている


ま あまり 信じてもらえないんだけれどね


健康で長生きしたいなんて
ちっとも 考えていないんだ
50歳で 人生を引退しようと 本気で思ってるし


でも 本能が 「食え」というものは 従順に食べるし
本能が 「汗をかけ」といったら 運動するし
本能が黙認してくれたら お酒もガブガブ 飲むんだ


「アモスって ガリ 好きだよね」
『うん ショウガとニンニクがあれば それでいい』
「ふうん」