ぽたぽたもんばたけ

間借り畑とベランダで何ができるか実験中
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トマトの低段摘芯

2015-06-06 10:53:55 | 栽培法の実験

6月になるとトマトの成長が加速します。毎年生食用のミニトマトはベランダで水耕栽培してるんですが、そろそろ誘引と整枝を考える時期になりました。

ただいまの水耕トマトの様子です。

去年同様、紐支柱で吊ってます。
水耕栽培は土耕と違い、水分が多くなるせいか徒長する傾向にあるんです。だからある程度低段で樹形を整えてあげるか、高く吊り上げてやる必要があります。うちの場合は容器が小さいので、低段で摘芯してコンパクトに仕立てる方法を採ってます。その方が養分が行きわたるせいか、充実した実が採れるようです。
特にベリーガーデンは丈が高くなる傾向にあるらしいので、2段目で摘芯して脇芽を育てます。だからこんな小さな容器でも、2段×2段で計4段取りをすることになります。

普通は2段目の下の脇芽を育てるみたいですが、この場合は徒長してますので、1段目か根元の脇芽を伸ばしてます。そのあたりが一番樹勢が強いんですよ。
その代り、市販の接ぎ木苗にはこの方法は使えません。接ぎ木苗で低段で摘芯すると、うっかり接ぎ木した親苗の芽を伸ばしてしまうことがあるからです。脇芽は1本残してすべてかきとり、その脇芽が2段目まで果房が付いたらそこから2枚の葉を残して摘芯します。

その代り、花は間引きません。
花数は結構多くなると思います。特にこの4代目の黄色アイコは量産型なので、果房がこのように2列になることもあるんですよ。でも、低段で養分が集中するのなら、これらの実も十分大きくなりますので、実の数をかえって増やすことができるようです。

さて、このように小容器のものは摘芯しましたが、こちらは少々事情が違います。

こちらは液肥が多いせいか、樹勢もよく、茂る割にはあまり花が付きません。
なのでこちらは3段目まで伸ばして摘芯し、側枝を伸ばして連続摘芯してやろうと思っています。側枝1芽~3段摘芯を繰り返し、ベランダの手すりに吊って誘引。どこまで収穫できるか試してみます。


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3 コメント

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ミニトマト♪ (cocorohappy)
2015-06-06 22:11:10
もんさん、こんばんは(●^o^●)
ベランダでミニトマトを育てられ
けっこう育つのですね!
私は水耕栽培ってしたことないのですが
難しくはないですか?
私のように初心者でもできそうですか?
ベランダに緑とトマトの赤が素敵でしょうね☆
その成長と収穫を拝見したいです!
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Unknown (semirey)
2015-06-07 17:50:21
脇芽の方が強かったりしますもんねぇ(*^^*)
しかも花も脇芽の方が多かったり("▽"*)
ペット用給水器栽培で4段も採れるのはかなりステキ♪
ペット用給水器のトマト、真夏の給水は1株当たりどれくらいになりますか?
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Unknown (もん)
2015-06-07 18:51:10
水耕はポイントさえ押さえれば簡単です。溶液の濃度と供給の仕方さえ守れば十分収穫出来ます。
うちの場合は、害獣に狙われやすいもの中心にペットボトルなどを使って作っています。本当に簡単な作りなんですが、毎年十分な収穫がありますよ。
今のところは500ccペットボトルが2日でなくなりますが、最盛期には1000ccのペットボトルで朝と夕方1回ずつ液肥を補充してます。夏は藻が発生しやすいので、ついでに容器も洗うようにしてます。
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