本は、図書館や「Book off」利用が多いワタクシ、
例によって、新刊ではなく
初版平成20年、6版が24年の本です。
「乾山晩秋」
葉室 麟
歴史は、小説でも苦手なんですが・・・、
尾形光琳と乾山の関係は、
ぼんやりとでも興味を持っていたので
光琳亡き後の乾山からの目線で
描かれた表題作に惹かれました。
赤穂浪士との関連など、いかにも
歴史小説的な匂いのする箇所は、
ちょっと拒否反応が起こりましたが
表題作だけでなく、
狩野永徳、長谷川等伯、狩野探幽、
雪信、英一蝶 を中心に一話ずつ
収録されていますが、
絵が記憶にない雪信と英一蝶は
あまり面白く感じられず
狩野永徳、長谷川等伯、狩野探幽は
ドラマを見ているかのように
楽しめましたが・・・
長谷川等伯については・・・
その人物像・・・どうかなー。
狩野派のゴタゴタが書かれていても
ふんふん。そんなだったのかもねー。
と、読めるけれど、
等伯は・・・無意識に神聖化してきたのに。。。
没後400年『長谷川等伯』展の図録が
買ったまま、老後の楽しみに置いてあるのを
すみずみまで読もうと、思います。
イメージダウンが、怖いけど。。。
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