ふわり綴り

不安定なアッチの続き。気ままに気に止まったコトをメモメモ。

労働問題

2007-11-19 13:17:47 | 社会
労組ストに8億円賠償請求 ドイツ鉄道(共同通信) - goo ニュース

経営者の理念が、変容した今、
(まあ、元来零細企業や中小同族企業には、使用人は使い捨ての奴隷と勘違いしている経営者が多かったが)
細分化させられ過ぎた日本の労働者に必要なのは、
企業単位の労働組合ではなく、
業種別の労働組合が必要だと考えて久しい。

NHKが放送していたセクハラ・パワハラ、職場での差別的扱い…「ハケンの本音」のような、
派遣VS正社員のような分断統治にハマらないのように、
それぞれの業界で、結束した労働者の権利を交渉する時期は、来ていると思う。

権力に対抗するのには、数の力しかないのだから。
それにしても大衆車として、存続していたトヨタが、
労働者や大衆からの富を奪取して行くのは、不思議な気がする。

車会社ほど日本政府(日本国民の税金)から守って貰った業界は無いというのに、
販売活路を海外へ移す協力まで権力にすがって置いて、
日本の民族性の否定をするのは、不快極まりない。

どの業界も現場で働いてる人たちは、疲弊しきっている。
世界中にトヨタのカンバン方式やカイゼン(苦笑)を、
広めるのは、第二次産業の破壊行為に等しい。

その内に非人道的な罪で国際裁判にでも訴えられかねないと、
想像するのだけどね。
【経済】 張トヨタ会長 「米国人、機会が均等なら結果が不平等でも満足。日本人は結果の平等を求めがち」…日本社会のあり方を批判★5

★張トヨタ会長:NYで講演 「企業の国際化」で持論展開

・トヨタ自動車の張富士夫会長は14日、ニューヨークで講演し「海外進出する際に最も大切なのは、
 相手の話にしっかり耳を傾けて文化の違いを理解しようと努力することだ」と企業の国際化に
 関する持論を展開した。

 張会長は、米ケンタッキー州にある同社工場で、87~94年まで約7年間社長などを務めた。
 日米貿易摩擦の激しかった時期に重なり、摩擦回避のため工場の現地化に苦労した経験を持つ。
 張会長は社長時代に、1年間皆勤だった社員を表彰した際の逸話を披露。「たくさんいた皆勤社員の
 中から抽選で10人にトヨタの乗用車『カムリ』をプレゼントした。私は不公平になると反対したが、
 米国人幹部がこぞって賛成したので従ってみると、社員に大好評だった」と述べ、地元の意見に従う
 ことの大切さを説いた。

 また「米国人は機会が均等なら結果が不平等でも満足する。日本人は結果の平等を求めがちだ」と、
 日本社会のあり方をちくりと批判した。

 「トヨタ方式」と呼ばれる製造工程は米国でも浸透しているが、張会長は米国人社員が「アイ・
 カイゼンド・ディス・マシン」などと「カイゼン」という言葉に過去形を示す“ed”を付けて動詞として
 使っている話を披露。「トヨタ方式が受け入れられたことを実感した」と振り返った。
 http://mainichi.jp/chubu/news/20071116k0000m020023000c.html

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