ふわり綴り

不安定なアッチの続き。気ままに気に止まったコトをメモメモ。

明日は、猫の日

2009-02-21 14:05:33 | 日記
去年は、猫さんたちが次々と我が家の庭に誕生する・・・
「嬉しい」けど
「困った」年でした。

だいたい春に、もともと庭に居着いている野良猫さん親子(母娘)が、
ほぼ同時期に、出産。
母さん猫から子猫が四匹・・・
娘猫さんから子猫が四匹・・・
親子孫合わせて10匹の猫さんが出現。

学校帰りの近所の子供たちは、喜んでくれているが、
我が家以外のご近所さんたちの庭は、
それはそれは、丁寧に手入れされ四季折々の花々や草木を大切に愛でていらっしゃる。
おまけに、車は2000ccクラスが・・・
いつ、タイヤと塗装代の請求書が来るかとビクついている。
猫さんの医療保険より、損保保険が欲しいと考えているのだが、
損保会社は、こんな新保険を売り出しませんか。


ウチの母や友人たちは猫嫌い(つかペット動物類が苦手)なので、
野良猫さんの迷惑ぶりを、小さい頃から聞かされ続けているから、
庭に映える植物を愛する人々たちの猫の横暴ぶりに腹を立てる苛立ちも理解しているのだが、
実は、自分の本当の親は猫さんではないか。と、
幼少時代思い込んでたくらいの猫信者なので、
とても自ら猫さんたちを保健所へ・・・とは連れて行けない。

で、なんとか自分とこの敷地内で留まって貰うように、
段ボール箱で玩具を作ったり、ウサギの毛で作った猫玩具を与えたり、
餓えさせないように自宅で決まった時間に餌を与えたり、
庭にマタタビの粉を定期的に撒いたりと、
虚しい努力をしてみている。

トイレも極力我が家の庭で・・・と、月に一、二度土を掘り返したりしている。
(強烈な臭気なので、炭を撒いて緩和・・・・になってないか(´・ω・`)グスン。)

しかし、これ以上増えたら「ヤバイ」状態なのは、
理解していたので、授乳期間が終わったら親子に避妊手術をしようと、
時期を計っていたら・・・

夏・・・・また、この母娘猫が、出産。

母猫さん・・・またもや四匹
娘猫さん・・・生存三匹。

夏休み、育児放棄の母猫娘猫の赤ちゃん猫さんの目やにとりと、
ミルク補助にあけくれる。
(まめに目やにをとってやらないと失明しちまうので)

で、秋・冬・・・怒濤のレポートの山と試験をぶっち切り、
気が付けば、母猫さん失踪。

娘猫さんと娘猫さんの子猫たち七匹。
母猫さんの子猫たち八匹・・・計十六匹の猫さんたちの居る庭になってしまってます。

「子猫みせてくださーい」と遊びに来る子供たちに、
「好きな子、連れて帰っていいよぉー」とアピールするのだが、
肝心の子猫さんたちは、子供たちが来るとアッという間に退却・避難する始末。
猫さんたちの最大の天敵は、実は子供なのね。

ついでに書くと自分の住む自治区では、
宅配業者の人たちに「野良猫さん捕獲」を依頼している。
で、我が家に宅配便を届けてくれる人が、門扉を開けると・・・
蜘蛛の子を散らすように逃走。

で、食材を毎週届けてくれる配達の人や、
ダスキンの人たちが来ても、四匹くらいの野良意識が強い一部の猫以外は、
のほほーんと定位置でゴロゴロしたり、
配達や交換をしてくれる人たちへ、ちょっかいを出しに行ったりしている。
そう、この二人は猫好きで自宅でも猫さんを飼っているのだ。

場の「空気」は読まないが、
その人が発する猫さんたちへの「好感度」は、読めるようだ。


そう言えば都心部で「猫カフェ」なる水商売が、
商売として成り立ってるという噂なのだが、
何故か、不思議な気がする。

自分もそうだが、猫が好きな人は自然と猫さんの僕(しもべ)になっている。
あくまでも、主が猫さんで、従が飼い主(人間)という関係になる。

と、言うことは、
猫カフェ・オーナー(人間)>猫カフェの猫さんたち(猫)>客(人間)
の関係性は、何か釈然としないモノを感じるのではないだろうか。

もともと従属関係が苦手(※(注)※あくまでも自分個人の性格です)で、命令するのもされるのも真っ平だ・・・と感じるが故に、
飼い主に媚びず、遣えず、クウ・ネル・アソブを本能のまま露出するがゆえに、
猫さんたちを、愛おしく見守る情が自然と湧き起こる。

猫サンたちが支配するそのテリトリーへ、
ドキドキしながら入ることを許可されることに喜びを感じる。
しかし、
最初から料金を支払えば、ドキドキする間をカットして、
一方的にテリトリーへ侵入出来ることに、ためらいをおぼえる。


「どうせ、ウチ等は商売猫でありんす。」
格子戸越しに顔見せしている遊女の映像が被る。


▼広がる猫カフェ
 猫と遊びながらコーヒーを飲むことができる猫カフェ。昨年2月に池袋でオープンした「ねころび」では、11匹の猫たちが客を迎えてくれる。
 約80平方メートルの店内で客は猫じゃらしで猫を遊ばせるなどしてくつろいでいた。
 平成16年に大阪市で全国で初めて誕生したのを皮切りに現在では首都圏だけで30店舗以上が営業しているという。-by 産経


こんなド田舎の地方でさえ、野良猫さんたちの存在は、
「迷惑極まりない」
という、空気が満ち満ちているのなら、
人口密度の高い都心部では、野良猫さんたちとドキドキする交流出来る環境が、
稀少なのだろうか。

人との出逢いも、猫さんたちとの出逢いもショートカットでは、
つまらない。


子猫の遊び

招き猫で不況脱出!?22日は「猫の日」(産経新聞) - goo ニュース
ここ数年、多様な素材を使った招き猫創作家さんたちの個展が、
あちこちで開催されていたり、
猫さんグッズオンリーの雑貨屋さんが出来たりと、
猫信者には、面白い時代になったと思う。

3~4年前くらいに、稲荷大社に出掛けてみたら、
招き猫だけではなくて、
招き猫七福神やら招き猫十二神とか、
「なんでもやるなあー」と感心した。

中でも色水晶や瑪瑙等の石でつくられた小さな招き猫七福神は、
買っておけば良かったかなあーと、ふと思い出した。
あのときは、太陽光で見ると作りがチープ過ぎて、スルーしたのだが、
あれ以降、
「おや?」っと足を止め、手にとる招き猫がなかった事に、
今、気付いた。

不況脱出を「猫神さま」(招き猫等)に願掛けするより、
デフレ圧力を除き、使いたい人や使わなければならない人たちへ、
お金が行き渡るように、輪転機を回してインフレ目指す方が、
手っ取り早いし、死蔵日銀紙幣も生き返るw。
日銀が国債買い取りも(社債は買い取ったみたいだけど)通貨量も増やす気ないなら、
政府紙幣を刷って、与謝野貧乏神大臣をジンバブエへ派遣してしまったら、
3月に地獄を見る金融業界や他業種が激減するのではないだろうか。

猫さんたちは、
気ままだから計画や行動をするのは政治家や中央銀行のお仕事ですよ。
今から、招き猫頼みでは日本の未来を放棄しているのと同じこと。

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