ふわり綴り

不安定なアッチの続き。気ままに気に止まったコトをメモメモ。

陽光の藤飾り

2008-05-04 12:34:35 | 空想
爽やかな五月の風に、
 太陽の光は、もう黄色く夏の眩さで、
季節が、素早く流れていることを知らせる。

立ち止まるのは、シャッターを切り終えたその瞬間だけ。

皐の風と陽光に溶ける藤の花

この連休が、終わる頃から、
また、少しづつ、湿り気を帯びた、風が植物の為に、
今年も戻ってくるだろう。

藤や野バラの花散らしの五月雨と共に、、、。

この星は、まだ生きている。

花酔い

2008-04-18 21:14:42 | 空想
一面の桜花に、魂を遊ばせる。
遠き歴史の戦いや、花魁の花かんざしや飾り物。。

淡い桜の花びらの色が、
サッと朱に染まる。

目眩、幻想、白昼夢。

わずかな狂気が、視界を覆いつくす。

何処からか、流れてる琴の音と風の音が、
混じり合いながら、朱い霞を濃くしてゆく。

-桜-

2008-04-18 21:02:29 | 空想
桜花の中に、全身を溶け込ませる。
可憐なような妖美なような・・・

花霞に包まれて、魂は不思議な夢を見る。