SIENTA購入から1年が経過、既に新型がリリースされているから今更インプレも無いが、
購入時の、「第一印象、機能は増えたが、価格の割には全体の作りは安っぽく、プラスチッキーで、前の方が新しいクルマを生み出すという意気込みが感じられた。唯一前のと比較して好印象はブレーキの利きが良くなったのと、ヘッドライトが明るくなった事位。
エンジンは回せばうるさいし、その割に遅い。どうでも良いような機能ばかりが増えて、本当に必要と思われるものは少ない。もう直ぐフルモデルチェンジだし、今更インプレを書く事も無いだろうとは思っている。」となっていた。
1年が経過して基本的な印象はほぼそのまま、追加で気付いた点としては、
先ず、ブレーキを踏みながら(左足ブレーキ操作)アクセルを踏むと三角マークの黄色いワーニングランプが点灯することで、これは操作方法が間違っていると認識された時に点灯するらしい。いままで普通にそういう操作をしてきたから、これは鬱陶しいというか余計なお世話で、且つ、このワーニングランプ点灯後は瞬間アクセルに反応しなくなるから、回転数を保てず失速するのが困る。ちなみに静止状態でブレーキを踏みながらアクセルを開けると2000rpmでサチってそれ以上は回転が上がらないから、スタートダッシュは期待できない。尚、アイドルストップスイッチはエンジンを掛けると同時に常時オフにしている。
二番目は、加速と言うかエンジンの回転の上がり方がリニアじゃないこと。アクセルを踏み込むと3500rpmくらいまではもったりとした感じで、それを過ぎると急カーブでエンジン回転が上がり5500rpm位まで一気に回るが、そんな回り方はファミリーカーとしてどうなのよと思いながら、そのまま頭打ちになるまで踏み込んでいることもある。
三番目は結構頻繁にD⇔S⇔Bとマニュアルシフトをしてエンブレを多用するが、エンジン音がかなりやかましいこと。
四番目は燃費、ほぼ100%買い物や家族を乗せての近距離利用で、遠距離はほぼ使っていないので、走行距離も1年で3千km位とかなり少なく、従い、燃費云々は気にしてはいないが、同様の使い方だった先代SIENTAと比べて悪い様な気がしている。
五番目はリアのスライドドアの開閉速度が遅いこと。危険防止等の理由もあるだろうから不満とまでは言わないが、クルマを停めて降りてドアロックをしようとすると、まだリアのスライドドアがピーピー鳴りながら締まる途中で一呼吸置かねばならないのが煩わしい時がある。
最後にこれは多分自分の運転が下手だからだと思うが、車庫入れのときにガイドラインに沿って並行に停めるのが難しいこと。