MOKA☆竜宮への道~森羅SOLOIST ver.~

音楽家MOKA☆のwandering days

オシャレ魔女ラブ&ベリー

2007-04-04 | Weblog
先日ちいさな茶房で古いショートアニメーションの上映会があるとの情報。知らない世界に興味があったので勉強のつもりでパッと観てきました
春に合わせた作品チョイスとのことで,政岡憲三さん演出の『くもとちゅうりっぷ』('43年・15min)や『桜』('46年・8min)など・・かなりマニアックでしたが、小さなスクリーンに映し出されたモノクロームの異世界はカラフルに美しく,イキイキと動くキャラクター達が夢いっぱいに可愛かったです。
物の無かったあの時代にこういう豊潤な空想世界を描いていた先人クリエイターさんがいらっしゃったんだってこと,すごいなあって単純に感動。。。そして、実写ではないアニメーション映像の制作って、想像力で命を吹き込む作業なんだなあって、あらためて感じたりしました。

ハナシは現代アニメにFLYING~~
MOKAでサントラを創りましたアニメ映画『オシャレ魔女ラブ&ベリー~しあわせのまほう~』現在公開中です。SEGAのゲームが原作で,ラブやベリーにオシャレまほうカードでTPOに合ったオシャレをさせてダンスをリズム感良く踊らせて点数ゲットするゲーム。小学校低学年くらいまでの女の子がハマっちゃうみたいで,私もその頃こんなゲームが有ったら早くから女のコとして目覚めたかも~・・って、ちょっとうらやましいデス

この作品をスタッフとしてではなく観客として映画館でちっちゃな子たちに混じって観た時に、ゲームでお馴染みのキャラクター達が生命力いっぱいにスクリーンで踊ったり悩んだり歌ったりしている姿に鼓舞されたり、カブトムシ好きの私は,同時上映の『甲虫王者ムシキング~スーパーバトルムービー~闇の改造甲虫』にもグっときてしまって。。(だって、ムシがシャベルってだけでイイなあって想ってしまう。虫としゃべれたらどんなにステキかなっていつも考えちゃったりしてるので。)
対象年齢とか男女とかストーリーすら関係なく,アニメーションという夢の表現を楽しんじゃいました。
(演出は望月智充監督。ベリーがお部屋で読んでるマガジン名が「MOKA」だったり、オーディションがSWEET RECORDS主催だったり...細かいところサスガです)

映画ラブ&ベリーのサントラは、そんなハッピー魔法なキモチを込めて("オシャレ"も"魔女"も好きなKey Wordですし)キュートでポップな音楽を意識して創りました。『竜宮幻歌』の個人的潜水のような歌たちとは対極かもしれませんが、深いところで繋がっているような気も。。(どっかがポカンってヌケてるところとか)

左側の画像は昨年サントラ制作前に、ゲームの実体を知ろうとラブベリイベントへ偵察(?)に行った時、ベリーと一緒に記念に撮っちゃったプリクラ(ちいちゃな子向けなので、しゃがみまくり。。)
右は思わずネーミングで注文してしまったカクテル「ラブベリ」。。レシピは、ブルーベリーリキュール&クランベリーリキュール+グレープフルーツジュースとジンジャーエール。キュンとしつつもスイートな味。大好きな東京タワーに色も合ってるカンジ