若干廃人(;¬д¬)気味な毎日の授業を送って数週間後、DELFの受験がやってきた。私はA1とA2を受験しました。一試験につき36ユーロくらいだったので70ユーロ(約1万円くらい)の受験料。安くないねぇ・・。しかしA2を申し込んだことを私は後悔していた。受かる自信まるで無し! エステールとフランクとレティシアに「mojao Merde!(がんばって!の俗語)」と励まされて試験会場へ。
まずA1の筆記から。A1の筆記は親しい人に書く手紙。この手紙を書くというのはなかなか楽しい。何が楽しいって想像力の世界だから。手紙を書く相手も想像。自分もフランス人という設定で書きます。なので書き出しも「サリュー、ソフィー元気? 」ってな感じです。いかにフランス人になり切って想像力を働かせるかがポインツですな。うぉっほん!
この日のお題は
「あなたはアテネオリンピックに来ています。親しい友人にアテネの感想や観戦した競技について手紙を書きなさい。」文字数は100文字程度。受験会場はカヴィラムの中で一番でかい教室。私は一番前の席で受験していた。途中で身分証明の確認のためパスポートをチェックされます。そして出来上がった人から退出していいことになっている。私は黙々と書き書き書き書き・・。
出来上がって文字数を確認すると「ゲ!90文字も無い!」規定文字数に対して、少なくても多過ぎてもいけないと言われている。しかも試験は必ず黒いボールペンで書かないといけないため、消して書き直すということが難しい。 「ヤバイ!(: ̄Д ̄)」と焦る俺。無理からチョコチョコと単語を書き足して再び文字数を数える。なんとか100文字になった。ほっとして顔を上げると試験監督の先生が私を見ながらにっこりと「C'est fini Mlle ?(終わりました?)」と聞いてきた。そして気づいた。私が一番最後だったのだ。
後ろを振り返るとだーーーれもいない。
「お、俺待ちだったのね・・」
教室を出ると外で友達が待っててくれた。
「mojaoちゃん一番最後じゃん!遅かったねー。」
「うん、文字数間違えててさー」
「なんて書いた?」
「私はねー、サッカー選手ってことにした。」
「は?」
「それで日本には負けたけど次はがんばるよってこととか競泳を観戦したとか書いたよー」
「・・え・・?mojaoちゃん違うよ。選手としてじゃなくて観客としてアテネに行くんだよ・・」
うそ・・!!??
きゃー!!間違えた!!
教訓:試験問題はちゃんと読みましょう。
さて、次はA2の筆記試験です。A2は長文読解し、設問に答え、長文に対する自分の意見を150文字程度で書くというもの。その日の題材はパリダカ。「興味ねぇなぁ・・・」F1こそ最近になって見るようになったmojaoだが、去年の私はパリダカなんてまったく興味の対象になく知識もなかった。超ペーパーのゴールド免許ドライバーだし・・。A4用紙に3ページ続く記事を読んでても途中で飽きてくる。私がまだ半分も読んでいないのに隣りに座ってたドイツ人の女の子は既にガリガリ問題を解きだした。試験を受ける前からほぼ捨てていたA2。
「長文読解きら~い!(ノ`Д´)ノ 」ぶつくさ心の中で言いながら渋々読んで問題を解く。しかし長文読解にはある程度訓練が必要っすよね。私は読むのがやたら遅い。じっくり読みすぎた。
そしてターイムアーップ!!
結果は言わずもがな・・。 次は面接へ。
いやぁ、挑戦することはすばらしいですよっ!
でも、もじゃおさんに、一回くらい、おめでとうコメントしてみたいわ。。。
アレ?これって褒められてるんですよね?喜んでいいんですよね??
いや~赤っ恥かくたびに私もその場では凹んだりするんですけど、どうもその後人に喋りたい欲望にかられるんですよね・・。「コイツばっかだね~・・」って笑っていただけたら本望でありますよ!
いつもくだらない記事にお付き合い頂いてありがとうございます。ショコラさんみたいに読んでいただいて下さる方がいる限り、恥をさらして参ります!!
しゃるろっとさんはDELFとか受けたことあります?秋から制度が変わるらしいですが。。
ショコラさんのようにいつもコメント頂くのは本当に嬉しいです。改めてこれからも宜しくお願いしますね