午前の授業でフランスの一言ジョークを作る授業がありました。フランスのジョークと言えばやっぱり厭味ったらしい皮肉。最初に先生がプリントで見本を配り、どんな感じか説明。その中にあった例として、
男が公園で隣に座ったマダムに向って「タバコを吸っても構いませんか?」と問う。
女が「ええ、どうぞ。もし私が咳をするのが気にならければ。」てな感じ。
爆笑っていうよりクスッって笑う感じ?思ってることとは逆のことをいう、みたいなのがセオリーのようで。
さてその後、各自で5個ジョークを作れと先生に言われ、あれやこれや考えては見るものの、私は一向に思い浮かばない!いや、考えても私は毎回先生に「ちょっと違うわ」っと駄目だしされる。どうもフランスギャグの感覚が理解できていないらしい。反対にイタリアとフランスはこのあたりのギャグセンスが同じらしく、私の隣のイタリア人の男の子はサクサク作っている。その子が作ったギャグのひとつが、
サッカー選手が足を怪我をしてびっこをひいている。
するとチームメイトが「怪我したのか?」と尋ねる。
怪我をした選手が「全然!ブラジルダンスを踊れるくらいに元気だよ!」
「・・・・・???・・・・・」
どこが可笑しいんだ・・?
しかし彼は先生と一緒に大爆笑してる。そのままハイタッチとかしそうなくらい盛り上がっている。
Ah・・笑いって難しい・・。
でも彼のおかげで私はひとつ単語を覚えた。boiter = 動詞:びっこをひく
でも私はフランスのコメディ映画は大好き。以前にも書いたけど「ル・ブレ」という映画はサイコーよ。フレンチコメディの典型的パターンですが、機会があったら皆様も一度ご覧になってみてくださいませ。
ル・ブレ リミテッド・エディション
日活
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主演のブノワ・ポールブールド大好き。ベルギー人ですが、フランスでも大変人気のある喜劇俳優さんです。
写真をクリックすると公式サイトに飛びます。プリティな写真が沢山あります。
キャラクターが立ってたし。
あの嫁さんと敵役がタンゴ(だったけ?)を踊るシーンが忘れられません。
でしょー?私は恐らくあのギャグを聞かされた瞬間鳩が豆鉄砲が食らったような顔をしてたと思います。。まー、私が思うに思ってることと逆のことを言うっていうことだと思うのですが。アメリカンジョークも私はけっこうぽか~ん・・ですねー・・。ちょっと話反れますが、アメリカのドラマってドリフみたいにバックに笑い声が入るでしょ?あれが凄く気になるんですよね。笑えって言われてるみたいで。アカデミー賞の司会者とか大統領とかもちょっとジョークを言った時とかに会場の人に「どう?」みたいに笑う間を取るところが妙に気になるmojaoでした。