Bonjour Bon Sejour フランス留学体験記

フランス語学習やフランス生活、フランス人の謎などつらつらと・・。サッカーブログではないデス・・一応。

etre et avoir

2005年05月05日 | フランスカルチャー

監督:ニコラ・フィリベール
日本タイトル:僕の好きな先生

私が最近見た中で一番気に入ってるのがこの映画。オーベルニュ(ヴィシーのある地方)の田舎にある小学校の様子を描いたドキュメンタリーです。4歳から11歳の生徒は全員で13人しかいなくって先生も一人。幼稚園児の子供たちも来年中学にあがる子供もひとつの教室でみんな一緒に勉強している。地味な映画だけどフランスではけっこう話題になったようです。なにより子供がみんなすんごくカワイイ。特に舌っ足らずのフランス語を話すちびっ子。別に私は子供好きじゃないけどさ。かなりひいき目に見てるんだろうけどフランス人の子供ってかわいいよな~。あんなにちっこいのにフランス語喋ってる(当たり前)時点でかわいい 思春期の高学年の子供は意外に日本人とそれほど変わらないんだな・・と思った。フランス人って小さいころから自分の意見をバシバシ言って議論している勝手なイメージがあったけど、ここに出てくる子供たちはまだ自分に自信が無さ気で繊細。息子の宿題を見るおっかない母ちゃんや、おいしそうな(?)リモーザン牛もたくさん出てきます。ほのぼのした田舎のフランスの日常生活が見られる映画。

 

Etre et avoir ぼくの好きな先生

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フランス映画

2005年05月05日 | フランスカルチャー

世間的に見たフランス映画のイメージって

●ヌーベルバーグ
●リュックベッソン
●エロネタ・ロリータ系
●歴史もの
●コメディ

に分けられるのではないかと勝手に思っています。私もフランス語を勉強する端くれとしてフランス映画はけっこう見ます。でも昔、女性ファッション誌でやたらパリ賛歌されてた時代「勝手にしやがれ」を観たけど私はまったくの「?」だった。

「ん~・・意味不明だ・・。何がお洒落なんだ?どこがおもしろいんだ?」

もう10年くらい前だから今見たら違う感想を持つのかもしれないけど、以来ゴダール作品も私は一度も見たことありません。そんなヤツにフランス映画を語るでない・・って感じ?

リュックベッソンは言わずと知れた「レオン」とか「ニキータ」とか「グランブルー」とか「TAXI」とか名作を生み出した監督ですが、最近パッとしませんね~。

エロものはレンタルビデオのフランス映画コーナーを物色してるとけっこうあるな~って思ったので。まぁ、フランス語でSEXはfaire l'amour っていうくらいだからね。性を追求したものとか激しい性描写のある映画もけっこうありますね。フランスは性描写に対しての規制があまり無いそうでテレビのコマーシャルですら女性のヌードが堂々と出てくる国ですから。

さて以下は私が今まで見たフランス映画(かなり狭いジャンル)の中で良かったものを紹介したいと思います。


モテ女

2005年05月04日 | フランスカルチャー

以前TF1(フランスのテレビの1チャンネル)で「La plus belle famme du monde」世界で一番綺麗な女性は誰か?という番組をやっていました。その番組の中ではモニカベルッチが一番でした。

個人的には納得。彼女はイタリア人ですが(イタリアの宝石と言われてるらしい)フランス語も話せるしフランスでも人気のある女優さん。綺麗だし、セクシーだけど、プレイメイトのようなタイプとは違って母性も感じさせるし私も大好きな女優 ちなみに彼女の旦那さんはフランス人俳優のヴァンサン・カッセル。 そしてオヤジ世代で1位だったのがTF1の夜のニュースの女性アナウンサー。去年も1位だったけどなんだか手前味噌な感じで「この番組ヤラセだよ。」ってフランス人の友達は言っていた。

その番組のあと私はふと、ところでどんな女の人がフランスではモテるのかしら?と思い、フランス人の友人ら(男)にどんな女の子がタイプ?とアンケートを敢行してみた。総合すると、bimbo(見た目はいいけど中身が空っぽな子)は嫌。drole(面白い)だけど、idiote (バカ)じゃない子。かつmignonne (かわいい)でgentille(優しい)で、ちょっとpetite cochonne (床上手?)がいい!・・ってオイオイそんな人いるのかね!? 全くだから彼女出来ないんだよ・・!要はいくらかわいくても中身の無い子は嫌だってことですね。一応みんな外見よりは中身重視とは言っていたけど・・。 でもこの辺りの感覚は日仏共通ですかね・・。

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Japonisme

2005年04月26日 | フランスカルチャー
フランスは今ちょっとした日本ブーム。
パリのスノッブなセレクトショップ「Colette」には「Studio Voice」「H」などの日本のカルチャー系雑誌やCDが数多く置いてあった。
日本のアニメや漫画は大人気。Fnacには日本のアニメ専用のコーナーがあり、けっこう人が群がっている。宮崎アニメはもちろんキャプテン翼やハイジ、あぁ懐かしのキャッツアイからアニメに興味のない私には見たことも無いマニアックなものまでかなりの品揃えだ。テレビでもドラゴンボールがやっていて、もちろんセリフはフランス語だけど、「うお~!!」という雄たけびだけは何故か野沢雅子さんの声のままだった・・。

漫画はもう確実にフランスに浸透している。パリの日本人向けの本屋じゃなくっても普通の本屋に行けば手塚治虫から矢沢あいまで幅広く漫画が置いてある。「スラムダンク」とかは、まぁいいとして「軍鶏」を発見したときはけっこうビビった。。マニアックだ・・。バスの中で小学生が「ワンピース」を読んでいた。どうでもいいけど「北斗の拳」を発見したとき例のキメ台詞「お前はもう死んでいる・・」がフランス語では 「Tu es deja mort..」 なのか知りたくて立ち読みしたけど、そのページを発見する前に店員に睨まれ敢え無く断念・・。ちなみにフランス語でも漫画はle manga。好きな漫画でフランス語を勉強するのも良いかもね。

キティちゃん、キキララなどのサンリオグッズを持った女の子はたくさんいたし、日本のビジュアル系バンドも大人気。日本のグループもけっこうライブ活動をパリやリヨンなどでしてるようです。それ系の格好をした男女の若者をパリではよく見かけた。

日本のことを特集してる雑誌もよくある。女性誌の
Glamourには最近では東京観光の特集があった。初日は上野と浅草見物、2日目は渋谷でショッピング、3日目は代官山と下北沢散策、四日目は原宿と表参道、5日目は恵比寿と銀座でハイテクとZENの世界を、6日目はお台場と大江戸温泉へ!というコースが紹介されていた。(けっこうマニアック)

それからちょっと前「Tu m'aimes poupée ?(僕を愛してる、お人形ちゃん?) 」というタイトルの記事があった。(しかも巻頭特集・・)等身大の人形(ダッチワイフみたいな)のと一緒に生活している日本男子を紹介したもの。 

彼らは50万円もするその人形を風呂に入れたり、一緒に食事をしたり、着せ替えをしたりしてるらしい。高学歴でキャリアはあるが、生身の女子とうまく接することが出来ないため人形を恋人代わりにしてるらしい。その記事をパリにいる日本人の男の子の友達に見せたら 「日本男児のイメージが悪くなる!! とかなりご立腹だった。

確かに人形相手に楽しそうにままごとしている彼らの写真はかなり厳しいものがある。。 写真の男の人パソコンしながら人形と手つないでるよ・・。「これってホントなの~!?」とパリジェンヌに聞かれた俺はなんと答えればよいんだ・・!


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