つれづれ雑記

つれづれ:することが無くて退屈なこと
雑記:日常のことを何でも書きつづる

皇居マラソン

2013-06-20 | スポーツ
この大会では毎年競技役員をしているが、雨は初めてだ。 皇居の周辺なのでテントはもとより机や椅子などの器物は一切置けない。 スタートもピストルは鳴らせずホイッスルで合図する。 本来はパソコンもダメなのだろうが、この大会は男子、女子ともに5歳刻みでクラスが別れ、多くのクラスが一斉に走るのでゴールはごちゃまぜになるが、それぞれのクラスごとに順位を出さなければならないのでパソコンがなければどうにもならない。 

それが雨のためパソコンが使えそうもなく、また桜田門工事によりスタート、ゴールの位置が例年と変更になったことにより、順位判定やタイム測定のすべてを手作業で行うことになった。 最も大変なのは続々とゴールするランナーの中から各クラスの優勝者を見つけメダルを手渡さなければならないことだ。 各クラスごとの優勝判定をする担当者を決め、ゴールで待ち構えて最初の10kmレースはなんとか切り抜けたが最後の5kmではランナーが団子状態でゴールするのでこの方法では相当混乱すると予想された。

急遽パソコンをなんとか濡れないようにカバーを工夫してセットし、バーコードのハンドスキャナーをつないでゴールする選手のナンバーカードのバーコードを読み取り、パソコンでの順位判定ができるようになった。 こうなるとパソコンの威力は素晴らしい。 ランナーがどんどんゴールしてきても各クラスの優勝者を難なく拾い出してくれ、無事全優勝者にメダルを渡すことができた。

毎年この時期に行っている大会だが、今まで雨が降らなかったのが不思議なくらいで、つい対策を怠っていたのだろう。 でも雨が降ったらどのようにするのか、それが実際に可能ななのかどうかをもっと深く検討しておくべきだった。 もっとも千代田区は皇居周辺でのマラソン大会は9月以降厳しく規制するとのことなので、来年この大会が開けるかどうかも問題だ。

桜田門は工事中なので広場は使えない


雨の中でスタート準備


狭いスペースでスタート




役員も雨の中でたいへん


パソコンを何とか使えるように奮闘

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