前夜からお腹の調子が悪かったので午前中はホテルで休み、少し落ち着いたのでまた暑い昼さがりに出かけたが、今度はできるだけ疲れないように移動にはバイクタクシーを使った。 マンダレーのシンボルの王宮は、かつては壮大な建築芸術だったそうだが英国軍と日本軍の戦闘て焼失し、残っているのは城壁だけと聞くと何だか罪悪感を感じる。 近年になって多くの建物が再建されたが、よく見ると粗雑な作りで趣がない。 物見台の上に登って緑の中の建築群の展望を楽しんだあと、商店が集まる市内の中心部に行った… . . . 本文を読む
マンダレーはイラワジ川沿いに平らに広がるミャンマー第2の都市。 中心部に1辺が3kmで正方形の広大な王宮があり、そのすぐ東にマンダレーヒルと呼ばれる小高い丘がある。 この丘全体がお寺になっていて参道を登るのに小一時間かかるが、頂上からマンダレー市内とその向こうにイラワジ川、周囲の山々などが眺められて素晴らしい展望が楽しめる。 ホテルで一休みしたあとまた暑い昼下がりに見物に出かけたが、例によって徒歩で王宮周辺を5kmほど歩き、マンダレーヒルを目指した… . . . 本文を読む
翌日の朝はTさんが親戚の人の車で迎えに来てくれ、現地の人たちで賑わうレストランで朝食をいただいた。 活気のある屋台風の大きなレストランで、熱々のスープや美味しい麺類、もち米のスイーツなどをいただき、ミャンマーの人たちの朝の雰囲気を楽しませてもらった。 単に朝食を食べるだけでなく、仲間同士そこで会話を交わしながらいろいろな情報交換をする場になっている… . . . 本文を読む
昼下がりの一番暑い時間帯にシェダゴンパヤーからYangonのダウンタウンまで歩いてみた。 Yangonは暑さに加えて湿度が高く、常に汗がべっとりまとわりつく。 急な雨に備えてホテルで借りてきたコーモリ傘を日傘にして歩いたが、ダウンタウンまでは思いのほか遠く、歩いても歩いてもそれらしい街の姿は見えない。 時々方向が間違っていないか不安になって人に聞いても、「Yangon Station?」すら通じない。 道の両側の建物や暮らしぶりを見ながら、暑い中を1時間以上歩いてやっとダウンタウンに着いた… . . . 本文を読む
朝食をすませ、さっそく行動開始。 今日はYangonで一番の見所、シェダゴンパヤーを見て、午後はダウンタウンに行こう。 どこを旅しても先ずは歩いてみると街の大きささや方向感覚がつかめるだけでなく、ガイドブックにない意外な街の姿も発見できて面白い。 シェダゴンに向かってホテルを出るとすぐにオフィースビルがあり、テナントの看板を見ると見慣れたNECと日本財団の名前がっあったので、挨拶していこうと入ってみた。 ゲートの守衛所も玄関の受付も、日本人だからかすんなり通してくれた。 鉄製のゲートやフェンスの有刺鉄線、ガードマンなど見かけは物々しいが、案外治安は良く、人を怪しまないようだ… . . . 本文を読む
雨季のYangon空港はやはり雨だった。 ボーディングブリッジで乗客の一人が写真を撮ろうとしていたら、警備員らしいのが近寄っていったので、空港の写真撮影は禁止されているのかもしれない。 この先、公共施設での写真撮影は注意しなければならないのかな? 空港には学習者のTさんが親戚の人と一緒に迎えてくれ、その人の車でホテルまで送ってくれた。 ホテルはネットで予約したGarden Home B&Bというこじんまりしたところで、地図で見ると一番の観光地であるシュエダゴン・パゴダに近く、日本大使館やカンドジー公園のそばで閑静なところらしいと思ったが、行ってみると予想通りだった… . . . 本文を読む
8月に2週間、ミャンマーの一人旅をした。 ボランティアで日本語講師をしているが、学習者の多くが東南アジアの人なので、少しそれらの国を勉強しようと4月から拓殖大学で学生たちに混じって「東南アジア」の講義を聞き、それぞれの国について一層興味がわいた。 人口が世界4位のインドネシア、キリスト教国のフィリピン、世界トップレベルの国民所得のシンガポールやマレーシア、・・・、どこも行ってみたいところばかりだ。 たまたま夏休みにミャンマーの学習者が帰国するというので、滅多に行けない国だろうと思い、急遽行く気になった。 先ずはVisaをとらなければならない・・・ . . . 本文を読む
ハノイで必ず見なければならないところが一番最後になった。 ベトナム国民の永年の悲願だった独立を指導したホーチミンの遺体が安置されている廟を、ベトナム旅行の最終日に訪れた。 タクシーで見学者入口に行くと既に延々長蛇の列。 ベトナム人も外国人も長い長い列を作り、永久保存された遺骸を見て、ホーチミンが暮らした家や革命を賛美する博物館を見学する巡回コースをたどった… . . . 本文を読む
フエからハノイに戻り、再び旧市街中心のホアンキエム湖周辺を街歩きした。 湖の近くにある水上人形劇場の窓口で公演時間やチケット予約などを調べようと思ったら、5分後に始まる公演にまだ余席があるというのですぐにチケットを買って入った。 なんと最前列の中央席だったのでハノイ観光の人気スポットを一番良い席で見ることができラッキーだった… . . . 本文を読む
フエでもう1箇所ぜひ行ってみたいところがあったので、少しわかりにくいところだが地図を頼りに人に聞きながら歩いて行った。 100数十年にわたるフランスの圧政から独立運動に生涯を捧げ、日本とも縁の深かったファン・ボイ・チャウの家だ。 今のベトナムの人がこんな人のことを知っているのかと思ったが、この国では独立運動は大切な歴史なのか、若い人でもよく知っていた… . . . 本文を読む