つれづれ雑記

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ミャンマー旅行① 出発

2014-08-30 | 旅行
ミャンマーのことは全く何も知らない。 ガイドブックを見るとお寺ばかりで名前も全く覚えられないので、事前の計画が立てられない。 行くかどうか分からないが、観光には3ヶ月のVisaが必要で、大使館に申請書と3000円を払って5日後に受け取るとのことなので、7月下旬の暑い日に、品川御殿山のミャンマー大使館に行った。 閑静な高級住宅街の中にあるが、重々しい鉄門の潜り戸から入り、長い列に並んで守衛所で訪問者リストに住所や名前を書くので、もうここいらへんから窮屈な国らしいなと思ってしまう。 申請書をもらって書き込み、これまた長い列に並んで提出したが、現地の住所を学習者の連絡先を書いたので「日本人は現地人の家には泊まれません」と突き返された。 

その時は、「エー!外国人との接触を厳しく制限しているのか」と思ったが、どうやら外国人は必ず認可されたホテルに泊まり、US$で支払うことを義務付けているらしい。 ガイドブックにあるホテル名を適当書いて、それはOKになったが、次に旅行日程を書けという。 行くかどうかも分からないので、ホテルも日程もまだ何も決めいていないので困ったが、適当に2週間の予定を書いたらやっとOKになった。 どうやら観光では滞在28日以内と規定されているので、その確認のためだったのだ。

指定銀行に3000円を払込み、5日後にVisaがとれた。 同時に昨年から直行便を毎日運行しているANAのHPを見たら、往復82,500円と格安の日があったので思い切ってNETで予約し、チケットも購入した。 出発は6日後で、図らずも私の71歳の誕生日の翌日なので、記念すべき旅行となる。 次に必要なのはお金。 クレジットカードや日本円はまず通用しないとのことなので、現地での支出は交通費、宿泊費、食費、その他で10,000円=100US$/日と見積もり、新宿のチケットショップでUS$を購入した。 あとはいつもの旅行と変わらない準備をし、8月6日に出発した。

真夏の暑い日だったが空気が澄んでいて、下界がよく見えた。 東京湾、羽田、東京駅、皇居、新宿、多摩川。 スタジアムが見えるので等々力かと思ったが調布の味スタだった。 してみると川向こうが桜ヶ丘でその先は私の住んでいる地域だ。 福岡出張以来、久しぶりに我が家の近辺を上空から見た。 登山客でいっぱいだろう富士山も良く見えた。 五島列島を過ぎ上海上空から見ると、長江の河口の海の色は茶褐色で何段にも色が分かれている。 中国南部、ベトナム北部、ラオス、タイ北部も上空からよく見えたが、南北に深い山並みが連続している。 ここに住む人たちは少数民族化せざるを得ない地勢が見て取れた。 厚い雲の中を降下したら、雨季のYangon郊外の農地は一面の洪水だった。

ミャンマー大使館




八王子の我が家の付近


夏の富士山


上海の長江河口付近


ベトナム北部~ラオス


Yangon近郊の農地

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