つれづれ雑記

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ミャンマー旅行⑤ 地元の朝食とアウンサン記念館

2014-09-03 | 旅行
朝食を摂ったレストランは何軒ものチェーン店だそうで、人気が高くよく繁盛している。 駐車場にクラシックカーのようなトヨタの珍しい車が停まっていたので聞いたら、このレストランのオーナーの車だった。 おそらく特別注文の世界でもあまり台数のない車なのだろう。 事業で成功した人は桁違いの金持ちのようで、大多数の貧しい人たちとの格差は比べようもない。 

その後オーシャンという洒落たスーパーストアに行った。 ヨーカドーのような感じだが、ミャンマーではかなり高級店なのだろう。 市場では野菜や果物が自然のままで売られているが、ここでは形の整ったものばかりが整然と並んでいて、高級感はあるが生活臭さはない。 巨大で美人顔の寝釈迦を見たあとホテルに送ってもらってTさんとお別れし、ホテルから徒歩5分くらいのアウンサン博物館に行った。 独立戦争の英雄アウンサン将軍の旧宅で、中には家族の写真が何枚か飾ってあったが、アウンサン将軍は35歳くらいで暗殺されたので兄2人と3番目のアウンサン・スーチーさんの子供たちはまだ幼い頃だった。 ちなみにミャンマーの人は姓はなく全部名だそうで、スーチーさんと呼ぶのは正しくなく、アウンサン・スーチーさんが正式な名だ。 今の軍事政権のルーツはアウンサン将軍であり尊敬されているが、その娘が対立する民主化のリーダーなのは何とも複雑な関係だ。

夕方に外国人は有料のカンドジー公園を散策した。 湖の周りに緑地帯が広がり美しい風景だが、林の中に入るとここもゴミが多くて興が冷める。 ゴミ問題だけはなんとか早めに改善してもらわないとせっかくの美しい景色も台無しだ。 ホテルに戻って荷造りをし、夕方のラッシュアワーの中タクシーで1時間くらいかかって長距離バスターミナルへ行ったが、ここはものすごく広くてたくさんのバス会社が集まっている。 タクシーのドライバーは不慣れらしくぐるっと一周してやっと目的のバス会社を見つけてくれた。

夜行バスは東北被災地へのボランティアで慣れているので全く不安はなかったが、最新式の3列シートで設備は良く、水のボトル、ジュース、軽食も配られ、日本よりもずっとサービスが良かった。 飛行機だと12,000円くらいなのがバスだと1,800円くらいなので人気が高く満席だった。 途中で巨大なパーキングエリアがあり、30分くらい休んで夜食をとったり休息をする。 比較的よく眠れて翌朝6時頃マンダレーについた。

バスが終点に止まりかけると周りに人が沢山寄ってきてバスと一緒に走っている。 何事かと思ったが、タクシーのドライバーが客を争奪しようとするのだ。 私にもしつこく話しかけてきたが、「友達が迎えに来る」というような素振りをしてしばらく様子を見ていた。 バックパッカーの外国人女性がバイクの後ろに乗ってにこやかに走り去ったので、これだなと思ってバイクタクシーに乗ることにした。 手帳に書いたホテルの住所を見せて、3,000チャットというのを2,500チャットに値切りヘルメットをつけてバイクの後ろに乗ってスタートした。 最初は少し緊張したが風を切って走るのは快適。 以後マンダレーではすべてバイクタクシーを利用した。

朝食レストランのスイーツ類


レストランオーナーの特別注文車


巨大な寝釈迦 マスカラもつけて美人顔


アウンサン将軍の旧宅


湖の美しいカンドジー公園


長距離夜行バス






深夜の広大なサービスエリア


マンダレーではバイクタクシー



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