つれづれ雑記

つれづれ:することが無くて退屈なこと
雑記:日常のことを何でも書きつづる

飯山線 替佐

2012-06-27 | 旅行
替佐(かえさ)という駅に停まっている間、ゆっくりと流れていた曲は「うさぎ追いし・・・」の「故郷」だ。 窓の外を見ると看板に何かそれらしいことが書かれてあったので、この曲がここに何か関係があるのだろうと帰ってから調べてみたら、当地出身の国文学者、高野辰之が作詞したものだった。 高野は大正時代に活躍し「故郷」「朧月夜」「もみじ」「春よこい」「春の小川」などを作詞している。 そういえば野沢温泉を歩いていた時、地図に高野辰之の像が記されていた。

ちなみにこれらの曲を作曲したのはすべて岡野貞一で、岡野は鳥取の人だが「もみじ」を作曲したのはやはり長野県軽井沢の碓井峠で、ここを訪れたときに見事な紅葉を見てイメージしたと、碓氷峠に近くに記されていたことを思い出した。 長野県にはまだまだ小学唱歌にピッタリな風景がたくさん残っていて、車窓から見るとこの付近は千曲川、水田、農家、緑の山々がとても美しい。  替佐駅の近くに高野の記念館があるらしいので、次に機会には訪ねてみたい。

でも長野から飯山市、上越市を通って金沢に繋がる北陸新幹線の建設が進んでいるので、完成すれば人の流れが変わり、景色も変わっていくだろう。

替佐駅


替佐駅の看板


千曲川


付近の田園風景


飯山駅と建設中の新幹線駅




You Tubeで替佐駅の到着メロディーが聞ける
http://www.youtube.com/watch?v=5_T1zFpYpYY


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