川口といえば「キューポラのある街」だが、今は市内に鋳物工場はほとんど残っていないようだ。 しかし駅を出ると巨大な歩行者デッキがあり、そのフェンスは拳で叩くとカンカンと音がして鋳物で出来ているようだった。 今回は東口コースに沿って歩き、先ずは川口市全体を守る川口神社を目指した。 広く静かな境内に素戔嗚尊や菅原道真など5つの神様をお祭りしている本殿があった。12月15日の酉の市は「おかめ市」といわれ、100以上の露店で大変な賑わいだそうだ。
次に大きな鋳物問屋っだった鍋平別邸に行ってみた。 明治の終わりから昭和にかけて順次建て増しをされた建築で、立派な和室やベネチアガラスを使ったモダンな部屋もあるらしいが、残念ながら入口は閉まっていて、裏に回って市の名勝に指定されているお庭だけ見せてもらった。 少し離れた狭い路地の奥に大砲のレプリカがある。 幕末に川口で作られ、長州が下関海峡で外国船に撃ちかけ、フランスに戦利品として持ち帰られたもののレプリカだそうだ。 本物は射程距離2500mと当時としては高性能なものだったが、外国船にはかなわなかった。
真言宗の錫杖寺は徳川将軍が日光参拝をする時の休息所としたところで、本堂には葵の紋がある。 大河ドラマ「篤姫」で度々出てきた大奥最後の御年寄「瀧山」の墓所があった。 川口の文化財を展示する資料館ではだるまストーブやベーゴマを作る鋳物が展示されていたほか、五穀豊穣を願って藁で作った10mもの大蛇が珍しかった。 川口の街歩きコースはこの他にも3コース有り、見所もたくさんあるようなので、また次の機会を作りたい。
川口駅前の歩行者デッキのフェンスは鋳物製
川口神社
鋳物問屋 鍋平別邸
長州藩が外国船に撃ちかけた大砲
資料館の鋳物製品
10mの大蛇
徳川将軍の休息所だった錫杖寺
大奥の御年寄「瀧山」の墓所
現在の川口を象徴する高層マンション
次に大きな鋳物問屋っだった鍋平別邸に行ってみた。 明治の終わりから昭和にかけて順次建て増しをされた建築で、立派な和室やベネチアガラスを使ったモダンな部屋もあるらしいが、残念ながら入口は閉まっていて、裏に回って市の名勝に指定されているお庭だけ見せてもらった。 少し離れた狭い路地の奥に大砲のレプリカがある。 幕末に川口で作られ、長州が下関海峡で外国船に撃ちかけ、フランスに戦利品として持ち帰られたもののレプリカだそうだ。 本物は射程距離2500mと当時としては高性能なものだったが、外国船にはかなわなかった。
真言宗の錫杖寺は徳川将軍が日光参拝をする時の休息所としたところで、本堂には葵の紋がある。 大河ドラマ「篤姫」で度々出てきた大奥最後の御年寄「瀧山」の墓所があった。 川口の文化財を展示する資料館ではだるまストーブやベーゴマを作る鋳物が展示されていたほか、五穀豊穣を願って藁で作った10mもの大蛇が珍しかった。 川口の街歩きコースはこの他にも3コース有り、見所もたくさんあるようなので、また次の機会を作りたい。
川口駅前の歩行者デッキのフェンスは鋳物製
川口神社
鋳物問屋 鍋平別邸
長州藩が外国船に撃ちかけた大砲
資料館の鋳物製品
10mの大蛇
徳川将軍の休息所だった錫杖寺
大奥の御年寄「瀧山」の墓所
現在の川口を象徴する高層マンション