つれづれ雑記

つれづれ:することが無くて退屈なこと
雑記:日常のことを何でも書きつづる

馬鹿になる

2011-05-14 | 日記
私の担当区域は大半は住宅地だが、郵便受けには階段を登らなくてはならない家がが多く、上り下りの繰り返しは体力がいる。 冬は階段が凍りつき、滑らないように気をつけなければならないが、夏は体力が消耗してフラフラする。 昨日も急に気温が上がり蒸し暑かったので後半は注意力が散漫になった。 360戸を3時間で一気に配布しているが、これからの夏場は途中で休憩を取るか2日に分けるようにしよう。

配布料は1部8円なので1回約2800円。 配布のほかに準備や記録の作業もあるので全体で4時間はかかる。 時給にすると700円程度。 階段の危険や体力消耗を考えると割りの良い仕事ではない。 シルバーの先輩が言われるには、お金のことを考えるとバカバカしい仕事ばかりだが、高齢者でも出来る仕事で健康にも良く、多少は人の役に立っている、というように考えることが必要とのことだ。 全くそのとおり。

東京マラソンの事務局を勤めておられるIさんはお話すると素晴らしい人格者だ。 僅かな報酬なのにさまざまなわずらわしい仕事を献身的にされているのに驚いた。 Iさん曰く「人からは何でそんなにやるの? 馬鹿じゃないの、と言われますよ。 本当に馬鹿にならなきゃ出来ませんよ!」 

父の残した川柳に「馬鹿になる ことも覚えて 道開け」というのがある。 今の私にピッタリの教訓だ。

担当住宅地の難所 5軒も上り下りするとフラフラする


急な山道を登る所もある


宅配便のお兄さんとは何回も行き会う

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