つれづれ雑記

つれづれ:することが無くて退屈なこと
雑記:日常のことを何でも書きつづる

薮内佐斗司

2011-05-13 | 日記
丸くて大きい頭で目がくりくりした童子の彫刻は何ともユニーク。 やがてそれは奈良のユルキャラ「せんと君」になって世の中に物議をかもした。 でも今ではすっかり「せんと君」も世間に受け入れられ、多くの人の記憶の中に定着している。 やはり傑出した美術家なのだろう。

火曜日の夕刊によると彼は大阪府堺市の浜寺で育った。 私より少し若いようだが子供の頃の記憶は浜寺公園の美しい砂浜と松林、それに松林の中に点在する駐留軍の洒落た家。 私も同じ記憶があり、懐かしく思い出した。

府中市の小さな公園に彼の作品が子供の遊び場所として実に自然におかれている。 美術品と云うよりは遊び道具といった方が良く、通りがかると子供達が抱きついたりおんぶしたり、良い遊び仲間として楽しんでいる。 子供にも自然に親しまれる優れた作品なのだろう。 美術品といったって、ただ飾っておくだけのものよりは、よほど人間の生活に密着して価値が高いものと思う。

浜寺公園の松林


府中市の公園にある薮内佐斗司の童子の作品





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