つれづれ雑記

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黄斑前膜の手術②

2013-08-25 | 日記
今まで受けた左右の鼠径ヘルニア手術と腰の脂肪腫摘出手術は全身麻酔だったので、このあとは何も分からにうちに手術が終わったが、今回は右目だけの局部麻酔。 先ず軽い麻酔の入った目薬を差し、しばらくしてから下瞼に麻酔の注射をしたが、これがしんどい。 太い棒杭をグイっとネジ込まれるような感じで痛いような重いような何とも嫌な気分だ。 しばらくして麻酔が効いてきて手術が始まったが、執刀医と補助医と看護師の会話が聞こえるだけで、私の目に今何をしているのかはさっぱりわからない。 

手術は顕微鏡を見ながら行っているので、少しでも動くと画面から外れるようで、「動かないでください!」と何度も言われるが私は動いているつもりはない。 あまり何度も言われるとかえって緊張するばかりだ。 「少し押しますよ!」と言われたときは多分目に針を刺した時なのだろう。多少押された感じはしたが、勿論痛くない。 だんだん時間の過ぎるのが長く感じられてきた。 まだかな? もうそろそろ終わりに近いのかな? と思っても聞くわけにも行かない。 口の中は部屋の乾燥と緊張でカラカラだ。 やがて「今から絶対に動かないでください。動いたら手術はもう2時間かかりますよ!」と脅かされて一層体か固くなるが、自分には「リラックス、リラックス」と言い聞かせてなんとか乗り切った。 最後に目の中を縫い合わせて終わり。 1時間半ほどの手術だった。

術後は眼帯をして右目は閉じたままで麻酔が切れても別に痛みはないが、大きなゴミが入ったようなゴロゴロした感じだ。 病室に戻って1時間ほどして普通食の夕食を摂ったので、局部麻酔はやはり楽だ。 全身麻酔だと麻酔が切れ始めてから数時間は感覚があるような無いような、思うように体を動かせない何とももどかしい時間を過ごし、ベッドから寝起きするのも痛みをこらえなければならないが、局部だとそんなことは全くない。 でもこの日も同室者の夜中のトイレで何度も起こされ、寝苦しい夜だった。

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