つれづれ雑記

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黄斑前膜の手術③

2013-08-26 | 日記
以前入院、手術をしたのは多摩南部地域病院と杏林大学病院だが、それらと比べると東海大学病院は医師も看護師も医療行為に対する説明が不十分なように思う。 病状や手術の詳しい内容や手順はごくあっさりと説明され、「手術するのが当然でしょう」という程度の説明だったので、易易と応じたが、本当に手術が必要な状態だったかどうかは少々疑問が残った。 しかしインターネットの情報で、この症状は手術でしか回復しないことが詳しく理解できたので、どうせなら快適に過ごす時間をより長くするため、早目に手術しようと思った。 水晶体にどんなレンズを入れたのか、取り出した硝子体の代わりにどんなものを入れたのか、聞かなければ何も説明されない。 術後の検査結果も「正常です」というだけで、数値や写真を見せてくれるわけでもない。 薬も何のための薬かを何も説明されない。

目の構造や働きなんて普段ほとんど意識していないので、病気になったからといって急にあれこれ質問できるものでもない。 ある程度説明されて初めて質問も湧いてくるものだ。 治療も看護も必要なことはきちんとしているのだろうが、患者の気持ちや不安を先取りした対応ではない。 これらの点はほかの病院はずっと優れていた。 きっと病院の歴史や経験から来る成熟度の差によるものかもしれない。 それにここの医師は忙しくて余裕がないのかもしれない。 お盆の季節は、この時期しか休めないということで入院患者が多く、手術日は朝から晩まで手術を続けていたようだし、土曜日も入院患者には診察し、外来患者には1週おきに通常の診察をするようだ。 きっと忙しすぎるのだろう。

入院患者の中には網膜剥離で3回目の手術をしたという若い人や、緑内障で何回も手術した年配の人もいて、失明に至るような症状にでもなれば大変なことだ。 優れた光学診断設備が充実し、高度な手術技術が普及した現代だからこそ、私のような程度のものは簡単に回復する道が開けてきたのだろう。 術後は充血がひどく、目やにもたくさん出たが日を追って少なくなり、視力もだんだんに出てきた。 窓から見下ろす中央高速道路はちょうど八王子料金所の側なので、お盆の前は下りが、お盆後は上りが大渋滞していた。 働く人たちのご苦労は相変わらずだ。 多くの皆さんに感謝して早く回復するように努めよう。

中央高速道路 下りの渋滞


八王子工業団地はオリンパスや東京精密などの企業が集中している


奥多摩の向こうに沈む夕日 「夕焼け小焼け」の風景だ


八王子市街地 秋冬には富士山が大きく見える

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