本日は竜王戦第二局2日目。
対局者は渡辺竜王VS丸山九段。
対局そのものは14時半に終了。
渡辺竜王が勝利を収めました。
それは良いのですが。
問題が一つ。
ニコ生解説である。
ニコ生解説は基本的に終局と同時に終了である。
終わった局の解説を生放送する必要はないからだ。
そして2日目の解説は13時開始。
14時半終局だと、
解説開始と同時に終局したようなものだ。
その上、本日の出演は、
ファンの多い羽生三冠と藤田綾女流初段。
先日の王座戦ぐらい長引けば(10/3ブログ参照)
半日お二人のトークを楽しめる、とファンは期待していたのだが。
コメントも「丸山先生粘って!」の声が多かった。
藤田綾女流と羽生三冠↓。
藤田女流かわゆす。羽生先生渋いっす。
1局目も短手数の対局だった。
その時は加藤一二三九段がニコ生に登場されていた。
加藤先生は饒舌で有名である。
初手からの解説中に、話が脱線してしまい、
現局面まで解説がたどりつかないうちに、
対局が終了してしまった、という伝説の解説となった。
1局目のBSプレミアの解説も工夫が必要だった。
16時~18時の放送で、森内名人と野月七段の解説。
もう終局している盤面を2時間かけて解説するの…?
と思っていたら、最後の30分に
つるの剛士さんを招いて「大逆転将棋」をやった。
さすがに臨機応変だ。
羽生先生はどうなさるのだろう、と思っていたら、
なんと17時まで解説して下さった。
本局の解説はもちろん、
王座戦第4局で放った伝説の6六銀解説のおまけ付きである。
「8三飛車打って、ここ(6六)に最後桂打って、詰む筋が出来てしまうので。
まあ、詰めろなんですよね。
で、平凡に受けていたんでは、一手一手ですから(負けてしまう)。
攻防の一手を指さなければいけない場面、ということで、6六銀。」
ここ、と言いながら6六の地点を指す羽生先生↓。
(これはすぐに見つけたんですか、という質問に)
「(すぐには)見つかんないです。最後の最後に見つけた手です。
タダですしね。
いけるかどうかは半信半疑で、他に手がなかったんで打ったんですけど。」
この解説をさらに解説すると。
「8三飛車→6六桂馬と相手が指すと、
自分の玉が詰んでしまう。
これは相手が一手攻める(8三飛)→自分が一手防ぐ、
相手が一手攻める(6六桂)→自分が一手防ぐ、
と指し継いでいくと、攻めに押し切られて負けてしまうという事です。
なので、攻めにも防ぎにもなる一手を指さなければならない。
そういう場合は、相手の指したい場所へ先に指すのが最善手。
ということで、6六銀を打った。
打った銀を歩で取られてしまい、タダで相手へ渡す事になるが、
他に手がなかったから、そう打った。」
というような内容です。
謙虚だなあ。すばらしいなあ。
さらに、10/28ブログで書いた「羽生さん?強いよね!」への
感想も付いてきた。
「なんかやったんだろうな、というのは知ってました。
みんなあのコメントをし始めたらどうなるのか、
という危惧はありましたけどww。おもしろいです。」
さすが。大人です。
17時まで残って下さった羽生先生に、
心からありがとうと申し上げたいです。
先生のファンサービスも、
ハッシー・サトシンに負けていませんね!