つづりかた

音楽・文学・日々・時々将棋

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病気メモ・蕁麻疹

2012年08月30日 | 病気メモ
おなじみの病気メモ。

月曜の夜、蕁麻疹を発症。
かゆみ、痛み、共にあまり感じない。
腕・ひざの裏に細かい発疹。

火曜(8/28)医者に行く。
ちょっとした事、例えば日光などが原因で出るもので、
内臓からきた発疹(帯状疱疹のことだろう)では
ありません、との事。
内服薬(ホモクロミン・セチリジン塩酸塩)が出る。
この日から夕方1錠づつ服用。

水曜。
気のせいか、発疹範囲が広がっている気がする。
足の甲など顕著。
脛や胸部にも出だした。
夕方とりあえず薬を飲む。
かゆみが出る。

木曜(今日)。
気のせいか、さらに範囲が広がった気がする。
手の甲・ふくらはぎなど。
発疹が顔と首表に出ていないのがせめてもの救い。
とりあえず薬を飲む。
かゆみが少し強くなっている(気がする)。

この所、立て続けに病気になっていて悲しい。
抵抗力が弱まっているのだろうか。

「風疹」「はしか」「日頃の行い」など、
同僚による風評被害も著しい。
先生方には「ストレス性湿疹じゃね?」とニヤニヤ笑われる。
どういう意味の笑いなのかは、想像にお任せするが、
こちらとしては、それらがストレスになるっちゅーねん。
愛すべき、しかし困った職場である。


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フェリックス・ヴァロットン 「ボール」

2012年08月27日 | 美術
ドニの事を調べていて、この絵に出会った。
2010年国立新美術館でのオルセー美術館展に出展していたらしい。


フェリックス=ヴァロットン 『ボール』





夢中でボールを追っていく少女。
少女は全速力で画面を駆け抜ける。
ボールをおいながら、自らも追いつかれる恐怖から逃れるように。
何から?
時間から。少女を成長させる全てから。


遠くでおしゃべりしている夫人は母親だろうか。
少女は少し夫人を気にしているが、
ボールを追う事に魅了され、自分を止める事が出来ない。

駆けて、息が切れるほど駆けて。

少女がもう母親の元へ帰れない事を観覧者は知っている。
少女も本能でそれに気づいている。
観る者と少女とで
ひそやかな秘密を共有する。共犯という名の甘美。



気がついた時には、少女も、観覧者も、
目論み通りに、
何処とも知れない場所にさ迷い込んでいる。







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王位戦第5局②・将棋

2012年08月26日 | 将棋
王位戦は5局が最終局となりました。
4勝1敗で羽生二冠が防衛。
終局は18時頃でした。

終局間近、羽生さんの詰めろがかかった時、
会場から武市六段へ
「(羽生さんの)指は震えていますか?」
との質問が飛びだし、一同大爆笑。
羽生さんは勝ちを確信すると、指が震える癖があるのです。
「少し震えましたね!」とお答えになった武市六段。
熱血解説をありがとうございました。面白かったです!


終局後、対局者が大盤解説会場へ。

藤井九段。
藤井システムの復権に期待しています!



羽生二冠。
本局では1六角の新手が飛び出しました。




18時半にはお開きとなりました。
棋士の皆様、お疲れ様でした!
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王位戦第5局①・将棋

2012年08月23日 | 将棋
7/27日のブログで書いた王位戦。
大盤解説会へ行って参りました。



会場は大入満員。学生さんが多かったです。
運良く最前列で観戦できました。



大盤解説中の武市六段と長谷川女流二段。



凜々しいお顔立ちの長谷川さん。
まだ高校2年生。
女流棋士は美人が多いです。

里見三冠と杉本七段がゲストで参戦。


「出雲のイナズマ」と激しい愛称で呼ばれる里見さんですが、
実際はとても謙虚で温厚な方でした。



②へ続く。




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日々の事・DRAGONAflyのカゴバック

2012年08月20日 | 日々の事
この夏、ついにかごバッグを購入。





DRAGONAflyというスペインのメーカー。
黒いフリンジが揺れて素敵。

黒いリボンは肩掛けする時にに使います。



DRAGONAflyの名前らしく、蜻蛉のチャーム付き。
中身が見えないよう、カバーが付いています。


甘すぎない。だけど、少しだけ夢を見ていたい。
そんな気分のバッグ。

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モーリス・ドニ、洗練と静けさ

2012年08月18日 | 美術
ヘアサロンへ。
時間がかかる髪なので、お店の雑誌を隅々まで読める。
その中に、モーリス・ドニに関する記事があった。

モーリス・ドニ「ミューズたち」1893


時間が止まっているような絵。

スーラ「アニエールの水浴」(1884)と、


ミュシャ「四つの宝石・トパーズ」(1900)の


真ん中を取ったような感じ。
スーラの静けさを受け継ぎつつ、色調を単純化させた感じだろうか。

ミュシャの色使いはドニのそれに似ているように感じるけど…。
wikiによると、ミュシャの属するアール・ヌーヴォーの作家は
ドニなど象徴派の流れを汲んだようだから、参考にしたのかもしれない。


ストイックなまでに押さえた色使い。
一つ一つはくすんだ色調なのに、
全体でみると蝋をを引いたように
艶めいて見える。不思議だ。



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小川洋子と死者

2012年08月16日 | 文学
作家・小川洋子先生のインタビュー記事を読む。
(毎日新聞8/6夕刊)
http://mainichi.jp/feature/news/20120806dde018040055000c3.html



「言葉を持たないものが
隠し持っていることの中に物語がある。
言いたいことがあるけれど、言葉を持たないから、
声に出せない。
あるいは、うまく言う術を知らない。
それで自分の中にじっと抱えている。
それを架空の世界に移動させると、
しゃべり始めるのです。
死者は語る術を持たない最たるものです。
(略)小説を書くとは、死者と会話することなのでしょう」


この「死者」は「弱者」に等しいだろう。
言葉を持たない者、伝える術をもたない者の中にある、
意思表示したいという欲求のマグマ。
伝えたい事を心の中に抱えている時間に比例して
はち切れそうなほど腫れ上がる、
理解されたいという欲望のエネルギー。
それを文字にする。
死者に口を持たせる事が作家の仕事なら、
作家は現代のシャーマンだ。


ところでこの小川先生が芥川賞を受賞した
「妊娠カレンダー」という作品がある。
この本を、貸してあげるから読んで、と
私に勧めた女教師がいる。

農薬のたっぷりかかったグレープフルーツでジャムを作り、
胎児に悪影響がある、と知りつつ、むしろそれを目論んで
妊娠中の姉にせっせと食べさせる妹のお話である。

なぜ女教師が私にそれを勧めたのか、
今をもってよく解らない。
英語の先生で、剣道の免状を持っており、
凜として美しい女だった。
彼女は今どうしているだろう。


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日々の事・阿波踊り・町中がロックフェス

2012年08月14日 | 日々の事
阿波踊りには浴衣で。
S夫人がおいでて、個人的にはもう十分満足なのに。



その上、昔の愉快な仲間と集まってしまった。
さらに町中でぞめきが煽り立てるので。
踊る阿呆に参戦してしまった。

踊ってる最中、誰とも知らない方に、
カメラ向けられたけど、
まあいいや。
顔、汗でテッカテカだったろうけど、
まあ、それもいいや。
そんな緩い気持ちになれる阿波踊り。
誰に対しても優しくなれる阿波踊り。


コール&レスポンスでモッシュする、
ライブ的お盆。
響くドラム。うねる歓声。
町中がロックフェス。
踊り跳ねる4日間。
ここで死ねたら本望だと、みんな言う。




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佐藤祭りとシナモンシュガー③

2012年08月12日 | 将棋
横浜ワールドポーターズ内のレナーズへ。

きっかけは弾丸トラベラーという番組のハワイ編。
モデルの梨花ちゃんが「ハワイへ来たら外せない」と、
わざわざ立ち寄った小さなパン屋さん、それがレナーズ。

梨花ちゃんは、箱いっぱいの揚げパン(マラサダというらしい)を購入。
海辺まで移動し、幸せそうに微笑んで揚げパンを頬張る。
滅多に会えない恋人にやっと会えたとでもいうように、
梨花ちゃんの笑顔がとろけていた。
それ以来、マラサダを味わってみたいと企んでいたのである。

そのレナーズが横浜ワールドポーターズに日本1号店を出店。
ハワイまで行かなくても良い!とあっては、行列に並んでも平気である。

頂いたのはシナモンシュガーとマンゴークリーム。
でも2つともシナモンシュガーで良かったかもしれない、
揚げパンそのものが美味しいので。
カリッとして中はフワッフワ、かつモチっとしている。
モチッとしているのだが、軽い。
10個ぐらいなら平気で頂けそうである。
さすがに女子的にどうかと思い、手控える。
横浜へ行く機会があれば、是非一度お立ち寄りを。オススメです。

時間になり、横浜とはお別れ。
出発の22時まで新宿で買い物し、帰りも高速バスで帰路へ。

往復共に高速バスでの移動で、疲れるかと思ったけど、
旅の楽しさを満喫し、フル充電した感じ。
元気になって帰ってきました。
これだから旅が好きなんです。
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佐藤祭りとシナモンシュガー②・将棋

2012年08月12日 | 将棋
横浜へ向かう。

横浜だし、東横線に乗ればいいんじゃね?
と思い込んでいた私のアホさ加減にげんなりする。
渋谷で降りて、東急東横線の切符売り場で、
会場である「上大岡駅」の文字を探すも、無い。
無い。何度見ても無い。アセる私。
買ったばかりのスマホでググると、・・・京急やんか。
上大岡駅、京急線やんか!!
無いわー、ありえへんわー等、自分を呪詛りつつ,
京急線と連絡している品川へ。

京急の切符売り場は、人が対応してくれる。
乗ってきたJRチケットを駅員に渡し、行き先駅を告げて切符を購入するシステム。
こういうシステムは初めてで、何となく物珍しく、旅に出ている感じがする。

京急将棋祭りは上大岡駅に直結した「京急百貨店」が会場。
http://kanagawasyougi.sakura.ne.jp/keikyu/schedule_3/index.html

到着すると、既に佐藤康光先生が大盤解説中。
渋谷で迷っていた分、間に合わなかったのである。

会場は満員御礼。立ち見も沢山。
本日は祭りの4日目。
棋界に7人もいる佐藤姓の棋士を一挙に集めてみよう、という洒落た企画。



「佐藤さん」と呼んでも誰を指しているのか解らないので、
司会者も聞き手も観覧者も下の名前で棋士を呼んでいた。
親戚同士の集まりに参加したようで、なんだか懐かしい気がする。

解説中の佐藤康光先生も、「同じ名前同士なので、今日は応援します」と
対局中の佐藤秀司七段と佐藤慎一四段に声援を送る。
こうして書いていても、字数が増えて大変である。

他には、女流棋士の矢内四段、上田女王様がご出演。
NHK杯でおなじみの矢内四段、姿勢正しく清楚。気品がある。
上田女王様は自信にあふれ、凜々しかった。
背も高くて、映像で見るより実物の方が何倍もステキだった。

映像よりステキ、といえば、佐藤天彦七段!
実は、天彦君ってあんまり・・・と思っていたのだが、
実物を見て考えを変えました。
不思議な清涼感があるのである。

その天彦君と康光先生(もう面倒なので佐藤と段は省略。)の対局。
秀司さんによる解説中に、先日の最強戦クリックミスの話が飛び出した。
「2回ですからねー、盛り上げるためにワザとやったんじゃないかとww。」
対局者をイジってもツッコまれる心配はない、という定跡により、
ここぞとばかりにミスをネタにする秀司さん。
対局中の為、否定しようにも超必死で首を振るしかない康光先生が可愛かった。

康光先生のサインもゲット。
「天衣無縫」と書いて頂きました。流麗な字。



将棋祭りは19時に終了。
タクシーでレナーズへ。
横浜港へ近づきます。


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佐藤祭りとシナモンシュガー①

2012年08月12日 | 将棋
休暇を取って横浜へ。

目的は3つ。

・ハイクオリティ深夜バスに乗ってみる
・京急将棋祭りに参加してみる
・レナーズでドーナツを頂いてみる

しょうもない目的ですが、
旅の動機ってそんなもんじゃないですか。

さて、10日夜、22時出発。

HQ深夜バスは定員12人で2列シート。
各個人にTV、コンセント1口、
洋服掛け、毛布、スリッパが付いている。
廊下に面したアコーディオンカーテンを閉めると、
シートは完全に個室化する。
ちょうど飛行機のビジネスクラスみたいな感じ。
非常に快適。

前後のシートに人が乗っているはずだが、物音は聞こえない。
シートはわたしがもう一人座れるくらい広い。
気兼ねなく倒せるリクライニングを最大に倒し、
フットレストを出せば、ほぼ水平に体を休めることが出来る。
到着まで熟睡する。

注意点もあって、ひとつはバス内は土足禁止の件。
タラップで靴を脱がなきゃいけないので、
脱ぎやすいもので行ったほうが無難。
ふたつめは、乗車地の変更は要連絡。かってに変えるのはダメらしい。
逆に拍子抜けだったのが専用駐車場。
お盆期間だというのに、余裕で駐車できました。

翌朝、7時15分新宿着。
そのまま新宿の女性専用サウナへ行って身支度する。
詳細は省くが、神経の細かい方にはオススメできない場所である。
仮眠室もあるようで、見学に行ってみる。
うら若い娘さん達が、髪を乱して雑魚寝している。
芸者置屋みたいで、ちょっとした迫力があった。

9時30までここで過ごし、伊勢丹で買いものして、横浜へ。

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ミスっても佐藤康光・将棋

2012年08月06日 | 将棋
昨日の最強戦@大和証券杯は、
すさまじかった。
棋譜はこちら↓。
http://www.daiwashogi.net/

佐藤康光王将VS豊島将之七段の対局。

佐藤王将は、緻密流と呼ばれる読みの深さが売り。
羽生世代随一のアカデミック気質と攻めっ気で、独特の棋譜を作り出す。
最近は、新手を次々と創作し、
斬新な手を指した棋士に贈られる「升田幸三賞」の常連となっている。
竜王戦は1組19期、順位戦はA級16期。

一方の豊島七段は若干22才の新鋭。
まだあどけない、華奢な少年、といった風貌だが、
それに反して棋風は粘り強い。
若手のなかでも才能は突出しており、
2010年の王将戦では先輩達を吹っ飛ばし、
タイトル挑戦を成し遂げた。
竜王戦は3組、順位戦はB級2組。

さて、この最強戦はネット対局である。
PC上で駒をクリックして動かし、戦う事になる。

昨日は準決勝。決勝進出を睨み、
両者とも序盤から緩みなく戦っていた。
中盤になり、81手目を佐藤先生が指した。
3九飛車。

なんだろう、と思った。
この飛車がどこに利いているのか解らなかった。
しかし緻密流の佐藤先生の事である。
深い構想があるのだ、と思った。

その後も次々と手が進んだ。
そして、最も大事な終盤、その151手目。
またしても佐藤先生が、不思議な一手を放ったのである。
7八香車。

しかし、7五の地点には、敵の飛車が待ち構えており、
7筋に駒を打つと、取られる可能性が高いのである。
しかも、この香車には何のヒモもついていない。
(ヒモをつけるとは、例えば、この香車を取られても、
攻めてきた飛車を、別の駒で取れる状態を指す。)
つまり、タダで香車を差し上げますよ、いう状態なのだった。
さらに悪いことに、香車の位置は自陣の2段目。
香車を取った飛車に成られ、佐藤先生は大損するのである。
なのにどうして?解らなかった。

私は、少々解らなくてもあまり気にせず、対局を見るようにしていた。
この時も解らないなりに、
勝負の緊迫感をオンタイムで味わえ、楽しい気分でいっぱいだった。
結果は佐藤先生の読み切り御免が炸裂、慎重に相手玉を寄せて、勝ちを収めた。


さて、前述の2手である。
本日、何気なくこの対局の感想戦ログを読んでいて、謎が解けた。
感想戦とは、対局後に開始から終局までを再現し、
対局中の着手の善悪や、その局面における最善手などを検討するものだ。
その中で、佐藤王将が「手が震えてしまって…申し訳ありません」と謝っていた。

なんと、先ほどの2手は佐藤王将のクリックミスだったのようなのだ。
手が震えて、4九と指したかった飛車が3筋へずれ、
7九へ指すはずの香車が7八へずれてしまったらしい。(*注1)
佐藤王将は、なんともすまなそうに「(自分に)呆れていました…。」とボヤいた。
わたしはつい笑ってしまった。

大事な一番で2手もクリックミスし、
かつ、それをものともせず、頑強に勝負をねじ伏せる。
そしてミスった事を、ありのままに語り、素直に謝る。本音をボヤく。
強くて、真っ直ぐで、少し天然で。
不器用と言われても、剛直で、かたくなな生き方しか出来ない、
これが佐藤康光の真髄なのだろう。
この生き様に惹かれない道理はない。
私が笑ってしまったのは、
このミスに佐藤康光らしさが存分に発揮されたように思ったからだった。


一方の豊島七段は、感想戦の間、毅然としておられ、立派だった。
2度もクリックミスをした相手に、強引に勝ちを奪われ、
さぞ苦しかったろうと心中お察しするのだが。
強い精神力の持ち主なのだろう、
着手への明快な受け答えに、悔しさは微塵も滲ませなかった。
きっと彼は、強く強くなる。
彼もまた、彼にしかない真髄を持っているだろうから。


そんな訳で、対局内容も充実していたが、
盤外で起こった事の方がすさまじかった、という面白い一局となった。
次回はどんなドラマが起こるのか、
これだから将棋は楽しい。



(*注1)4九に自陣の飛車がいた為、7筋でも九列は飛車交換出来る局面だった。
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Norah・Jones  [Dont no why] 

2012年08月05日 | 音楽
Norah・Jones [Dont no why]




夏が来ると思い出す曲。
やたら海に行きたくなる曲です。

閑散とした離島で、
ただ海を眺めるだけのヴァカンスとか。
行かないけど。

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日々の事・ipad3 cover-Logicool

2012年08月04日 | 日々の事
待望のUltrathin Keyboard Cover TK710、
届きました!






中はこんな感じ。
かなり美しいキーボード。



ipadにセッティングしてみた。
マグネットでピタっと固定され、しっかりスタンドします。
小さいのでどうかな、と思いましたが、
キーボードタッチも問題なさそうです。


カバー側はこんな感じ。
こちらもマグネットでしっかり密着。
クールでかっこいいです。
開けると、ipadが勝手に起動します。


カバーをつけても、かなり軽く、薄く、圧迫感がありません。
なおかつ見た目もスマートです。
移動の多い方なら、軽さが一番の魅力となりそうです。
簡単なプレゼンを行うだけなら、ミニノートを買うより機動性があり、
安価かもしれません。


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日々の事・so sweets?

2012年08月02日 | 日々の事
スウィーツ、という言葉。
メディアに乗っかる事を楽しみ、
「オシャレでイケてる」事を重視する女子を揶揄したネットスラング。
今や広辞苑にも載ろうかという勢いで伝播し、
すっかり市民権を得ている。

英和辞書によると、「sweets」とは単に甘い物を表すらしい。
ネットスラングとしてのスウィーツの意味では
世間知らずで、考えが甘い事を表現する「naive」が近いようだ。
ナイーヴ。
日本語としては「繊細で脆い」というイメージで使用するが、
英語本来は「幼稚で未熟」という意味らしい。

所で、本日、綴り人はリアルスウィーツというか、
リアルnaiveに出会ってしまった。
その体験が衝撃的だったので、記す。
それは、カフェでお茶していた時の事。
ふと、隣席の女子2名の会話が耳に入ってしまった。
どうも、車の運転に関する話らしい。
これがスウィーツと表現すべき会話と思われるのだが。
詳細は以下の通りである。


「実は車を運転するのキライなんだよねー。
 日本の高速道路って、飽きるし、オシャレ感ないじゃん?」

…のっけから色々ツッコミたいのだが、先へ進む。

「日本だからじゃない?ヨーロッパでドライブならどう?」
「イタリアとか行って、フィアットで?」
「イタリアの道路って石畳なんだよね、カッコいいよねー。」

注目の発言はこの後。

「あーあ、わたしもフィアットでステキなカーブを曲がりたい。」

…ステキなカーブを曲がりたい…。
若干遠い目になりつつも、綴り人は、この発言の目新しさと残酷さに、
思わずメモを取ってしまったのだった。

まず、綴り人は今まで「ステキ」と「カーブ」という単語が
同居する発言に巡り会った事はない。

さらに「カーブを曲がりたい」発言である。
大体、カーブというものは、行きたい方向があるから曲がるものであって、
カーブを曲がりたいが為に曲がるものでは無い筈だ。
この発言は「運転手を目的地へ誘う」という
カーブの自然な有り様を、根こそぎ奪い去った。

その上で、カーブは、運転手の「曲がりたい」欲求を
満たす為だけの存在である、とカーブの存在価値を
自己の都合の良いように書き替えた。

なおかつ、その欲求が満たされるには、
カーブそのものが「ステキ」でなくてはならないとし、
全てのカーブが「ステキ・非ステキ」で判断されるという競争状態を作り出した。
これにより非ステキと判断されたカーブは、
曲がる事を手控えられ、存在価値を否定されるという
恐怖の「カーブ格差」を作り出したのである。

つまり、これは大変に自己中心的な、過激な発言なのである。

しかし、ご当人はその発言の過激さに気づいていない。
おそらく、当人の頭の中では、山吹色のフィアットに乗って、
石畳のカーブをくるりと曲がるステキな自分が想像されていたのではないだろうか。
類型的なイメージと自己中心思考の世界、
なるほど、スウィーツとはこの様な状態を指すのか、と解った気がした。

しかし、倦む事ばかりでもないのではないか。
なぜなら、わたしには「ステキなカーブを曲がりたい」という
一連の言葉並びが、今まで触れたことのないほど目新しいものに見えるのである。
少なくとも、わたしには、このように言葉を並べる事は出来ない。
新しい並びは、新しい生き方を連れてくる。
時に不調和と諍いを伴うとしても。
言葉並びが、自身の持つ歪みに耐えきれずスパークする時、
世相は次の時代へと移っていくだろう。


それにしても、ステキなカーブとは、
一体どのようなカーブを指すのであろうか。
長年運転しているが、
そのようなカーブに出会った事は、まだ無い。



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