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つづりかた

音楽・文学・日々・時々将棋

バンビに萌えてしまう件

2013年01月16日 | 美術
寒い。
さむすぐる。

帽子が欲しい。
今すぐ。

帽子を探していた筈なのに
バンビに遭遇。
萌えざるをえない。

「ちいさな森工房」の
”バンビのイヤマフボンネット”。
リボン付きでさらに中原淳一っぽく。

http://morikoubou.com/?pid=51383028
http://morikoubou.com/?pid=52208612



お揃いの、つけ襟も。
ティペットが乙女すぎる方はスヌードを。
http://morikoubou.com/?pid=37362211





そういえばボンネット着けている方っていませんね。
あえての難点はヘッドホンが着けられない所でしょうか。
ボンネ型ヘッドホンとか、あれば新鮮かも。

ボンネもティペットも、
いつ着用したら良いのか解らないアイテム。
だからこそ惹かれてしまいます。






モダン柄と振袖

2013年01月15日 | 美術
成人式で振袖が街にいっぱい。
着物好きの綴り人としては、
見る楽しみがあって嬉しい日です。

着物や浴衣のコーデを楽しく拝見している、
京都三条「和風館ICHI」のサイトにも
今年の振袖がいっぱい。
http://www.wafukan-ichi.jp/
http://www.wafukan-ichi.jp/ichi-furisode/furisode-special/

その中に、最強の振袖を発見。
赤×白のストライプ振袖。



これ以上に目立つ振袖はちょっと無いのでは。
着るのに度胸のいる柄。
ハタチの勢いで着る振袖。
花魁着付けなんか吹っ飛ばしてしまうくらい。

同じ柄で黒×白もあります。



こちらは益々気合いを要する振袖。
特に成人式のようなお席には。
しかし似合う方がお召しになれば、
最高に粋でしょうね。






ハイムラヤのクリスマス手拭いが美しすぐる件

2012年12月23日 | 美術
ハイムラヤのクリスマス手拭いが美しすぐる件。
http://item.rakuten.co.jp/haimuraya/10003981/




《kenema-気音間-》という手拭い屋さんが
作成しているようです。
オトナのプチギフトですね。


こんな可愛いふろしきも。
http://item.rakuten.co.jp/haimuraya/10003223/



包むとイチゴケーキが出現する、という
ミラクルなふろしき。

浅山美里さんというデザイナーの作品です。
イチゴケーキを包むイチゴケーキという技もあり。
お子様プレゼントにも使えそうです。

男性にはこんなシブい手拭いも。
http://item.rakuten.co.jp/haimuraya/10003981/

スマートなデザインですね。



ちなみにこの盤、ちゃんと8×8になっていて
チェス盤として使えます。
駒を包んでプレゼントしても
お洒落かもしれません。










瞽女と漢字で書けない

2012年12月03日 | 美術
寒いので、暖まるような絵をup。
斉藤真一の越後瞽女シリーズ。




赤々と燃える炭を思わせる太陽。
雪の中を歩いているのは瞽女(ごぜ)。

瞽女とは、盲目の女旅芸人の事。
何人かで組み、三味線を弾いて門付けし、口を糊す。
門付けというのは、訪問販売みたいなもので、
玄関先で曲を演奏して、いくらかのお金を頂く事。
払う方は、弱者への施しの意味もあったのだろう。

この赤。
情念そのものの色をしている。


所で、宇多田ヒカルのおばあちゃん、
つまり藤圭子の母は瞽女だったそうだ。
宇多田ヒカルの喉は悲しみと切なさで出来ていると
思う時があるけど、
それを血のせいにするのは安直かな。

















ルノワール「ジュリー・マネ、あるいは猫を抱く子供」

2012年10月17日 | 美術
ルノワール
「ジュリー・マネ、あるいは猫を抱く子供」




猫が、猫の表情が。
多幸感に溢れきっておりますなあ。


少女の大人びた微笑がなんとも奥ゆかしく、
おだやかな気配に満ちた絵。

この家で過ぎていく、静かで充足した日々。
紅茶の香りや、庭木の緑の香り、
家人が語り交わす、優しい声さえ感じさせます。

「幸せ」ってこういう空気感の事なんでしょうね。












 

ito atsukoさんの世界

2012年10月16日 | 美術
ito atsukoさんの世界に降参しています。


http://www.itoatsuko.com/




なんだろうな、この静謐は。


花のような指輪。



指に挿すと、
まるで遠い日の約束のような儚さ。




星のようなピアス。




落ちてきた星を、そのまま耳に留め置いたような。





ito atsukoさんの作品は、
H.P.FRANCEのネットショップで。
ブローチ・ネックレス等、
他の作品も紹介されています↓。

http://www.hpfmall.com/



お久しぶり、カワコワです。

2012年09月10日 | 美術
お久しぶりのカワコワもの。


椎木かなえ「旅立ち」

 

仮面をつけた幼女が
玩具の船に乗って、部屋の中で
旅立ちごっこに興じるシーン。
可愛らしいシーンだけど、どこか危うい。


手にしたリンゴは辺りを照らすキャンドルの代わりだろうか。
夜、家人が寝静まったのを見計らい、
そっと家を抜け出して、ひとり昏い海へ漕ぎ出した…
そんなつもりかもしれない。


ぴんと伸びた背中。しっかりと顔を上げて。
前方をしっかりを見よう、何が起きてもそれを見届けよう、という意思を感じる。
少女の気持ちが真っ直ぐであるのが解るだけに、
この旅立ちが遊びであるのが愛らしく、いとおしくなる。


この船の材質は木だろうか?紙だろうか?
廃材を張り合わせたように見える船は
あまりにも玩具めいており。
泣いているように見える仮面の表情と相まって、
現実には少女が何処へも旅立てない事を
暗示しているかのようだ。


ただ少女の気持ちだけが、
夜の部屋の中でひっそりと赤くひかっている。



Making Of the Louis Vuitton Fall/Winter 2012-2013 Fashion Campaign

2012年09月08日 | 美術
ヴィトンの秋冬広告が美しかったのでup。




長距離列車で旅に出ているイメージ。

ヴィジュアル担当はスティーブン・マイゼル。
http://models.com/people/Steven-Meisel

雑然とした列車内の気配が伝わってくるようだ。

下は広告撮影のメイキング。


Making Of the Louis Vuitton Fall/Winter 2012-2013 Fashion Campaign



動画に出てくるお兄さんは、
ヴィトンのデザイナー、マーク・ジェイコブズ。

クラシカルなデザインの服。厚底の靴。
鳥の羽をあしらった大きな帽子と
コートの大きな丸い襟が、
モデル達の華奢な体を、さらに華奢にみせている。


ヴィトン公式HPに、このコレクションの
ランウェイ動画がupされていた。

http://www.louisvuitton.jp/front/#/jpn_JP/%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%83%AD%E3%82%AF%E3%82%99/%E3%83%AC%E3%83%86%E3%82%99%E3%82%A3%E3%83%BC%E3%82%B9/%E3%83%95%E3%82%9A%E3%83%AC%E3%82%BF%E3%83%9B%E3%82%9A%E3%83%AB%E3%83%86%EF%BC%88%E6%B4%8B%E6%9C%8D%EF%BC%89/stories/fashion-show-fw-2012-13


ルーヴル美術館の中庭に駅を作って、
モデル達を乗せた機関車を走らせるという素敵なショー。

乗客であるヴィトンをまとったモデル達が、
機関車から一人づつ降りてくる。

バッグを何個も持たせたポーターを連れて、
次の旅先へ急ぐのか、目的のある足取りで構内を歩く。
そんな物語のあるランウェイ。