昨日の事です。
妻の友人の方が我が家を訪問し、妻の指導のもと、
ある作業をする事になった。ある作業とは、和裁。
妻に教えてもらいながら、お母さんの形見の着物
を解いて、作り直したいと言う事らしい。
その方は、われわれ夫婦の会話の中では、時々話
題に上るが、私自身は面識のない人なので、私がい
ない方がのびのびできるだろうと、気を効かせて外出
する事にした。
前日は石狩方面をドライブしたので、昨日はいつもの
長沼方面を目指した。幸い、青空も顔を覗かせる割合
いい天気。
自宅⇒南幌⇒長沼⇒馬追山⇒由仁⇒長沼⇒自宅
と言うコースで63km程になった。
まずはキリ番を!
宛のないドライブながら、最近続いている春探しの目線で運転。
田や畑の中を進んで行くが、あちらこちらで雪上を動いている
トラクターが眼にとまり、融雪剤散布も目についた。
そして帰り道に、ついに見つけた。
陽が当たり雪解けが早く進んでいた道ばたに、蕗の薹が顔を
覗かせている姿を!
それを見て、思わず嬉しさが。
さらに進み、橋のたもとに車を止め、橋の上から川を眺めると
柳も花を咲かせ、穏やかに水が流れている光景にも出あった。
念願の春に巡り合う事ができて感激。
オーバーと思われるかもしれないが、長い冬をジーット耐え忍
んでいる北海道人にとって、春を発見すると思わず感激するも
んです。(笑)
蕗の薹は少し持ち帰って、天ぷらにしていただいた。
旬のものを旬な時期に頂くことができる幸せを感じながら、
味噌たれを作り、それを乗っけていただいたが、とっても美
味しかった。
地面に顔をのぞかせている蕗の薹を手でむしってそれだけ
をレジ袋にいれて持ってきたつもりでいたが、ひとつひとつ
莟を開き、流水で洗っていると蜘蛛が出てきてびっくり。
この時期に数センチの蜘蛛と言う事は、越冬していたので
あろう。台所のまどから放してあげた。
いつもの馬追山中腹のハイジ牧場そばの
展望場所(バスのUターン場所)から石狩平野を望む
雪原にも雪解けが進み、地面が出ているところが見える
蕗の薹が顔をのぞかせていた
川面と柳の花
蕗の薹の下ごしらえ
上は買ってきた菜の花、下がとってきた蕗の薹、右側のみそだれをつけていただいた