6月15日(水)はれくもり
ヒー様、今日からメルボルン。
たくさんのアイスとお菓子が冷蔵庫に入っていた。
ホワイトボードにはメッセージ
久々の一人きり。
のんびり過ごそうと思っていたけど、
いざ一人きりになるとさみしさの方が上回った。
話す相手、生活を共にする相手が居なくなるのは孤独そのものでしかない。
普段、早く過ぎ去る時間は一人になった途端、あまりにも1分が長く、
何をしようか、何をしようか、
読む本をたくさん準備していて、ありあまる時間を目の前に
手に取るように持ち合わせているのに、考えてしまうのだ。
冬の雪の日を窓から眺めている方が、きっと退屈しないですむはずだ。
まもなく真夏が突然やってくる梅雨の終わりも近づいているというのに不思議である。
ひとりごはん。
お腹よりも心が減り気味。
まだ、今日からなのに・・・
これだから、寂しがり屋のかまって欲しいけどそっとしておいて欲しいケモノは困る。
ケモノ事ながら、やれやれだ。
レタスをチンして
ゴマをすったものとゴマと、ゴマ油とラー油とポン酢をブレンドしたタレをかけて
大量のアイスとお菓子
まんまと太っちゃおうぜ作戦には乗らないぞ!
ぐっと我慢。
いい子にしてるんだよ。
寂しくなったら
お月さまに吠えるんだよ。
山のケモノが仲間ひきつれて
駆け付けるからさっ。
あ、ご主人さまのメッセージに
「ケモノ化注意」ってあったっけ。
ごめん、ごめん。
山のケモノより
皆既月食が終わったお月様に、、、
くぅおぉ~んって、
世界の終わり・・・の
くぼんだ頭骨の音みたいに。
きっと山のケモノが仲間と駆けつけてくれると信じて
まさかやみくろが来たりしないだろうか
不安もよぎりつつ、ケモノ化が進行するのでした。
都会のケモノより