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松本市近郊のマイナー釣り場情報

長野県の松本市に住む一人の釣りびとが、渓流釣りをメインに各地を釣り歩いている姿をご紹介します。

飯田・下伊那のフィールド偵察情報(その3)

2006年11月12日 23時47分55秒 | 釣り場
最初に滝沢橋下で釣り始めることにした。
橋の下に車が何台か止められるスペースがあり、4・5台は止まっていた。
水面を見れば、ボートで釣りをしているグループが3組いる。わざわざボートまで持ち込んでやるなんて、プロのバス釣り名人みたいでうらやましいが、こちらは貧乏人らしくオカッパリで十分です。

流入してくる沢水はきれいなのだが、湖水の濁りがきつい。泥が解けてやや灰色がかった色で、そこはもちろん魚が泳いでいる姿さえ見えない。岸辺だけでなく、見渡せる範囲が全てそんな感じ。こんな状態じゃたぶん無理だろうなと思いつつ、しばらく投げてみた。が、やっぱり反応なし。

流入してくるところでしばし様子を見ていると、大きな鯉が1匹泳いでいた。他にも小魚が無数にいた。田溝池ではバスの姿を見つけにくくなってきているが、ここはまだまだ釣りができると感じた。

30分もしないうちに見切りをつけ早々とここから撤退。他の人たちも連れていない感じでした。

次に四徳大橋へ向かった。ここには道路沿いに駐車スペースがあり、そこに車を止めてダム湖までスロープを歩いて下りていった。下りた先にはちょっとした広場があり、2人ほど釣りをしている。ここは山の東側斜面の下にあり、もう既に西日が山に隠れてしまっているので全面日陰状態で結構寒い。


<四徳大橋:午後3時で既に日陰。寒かった。>

昔ここに来た時は何の整備もされていなかったと思ったが、ちゃんとしたスロープもあり、広場もあり、おまけに危なくないように水際にフェンスまで設置されている。その分、釣れるスペースは狭くなったんじゃないかなと思った。10年近く前の記憶で、当時は釣りなどしなかったので間違っているかもしれないが。

ここはどこから投げ入れてもすぐに水深が深くなるところなので、ワームを泳がす感じでやってみた。色々ワームを変えてやってみるが反応はない。しばらくすると、隣で釣っていたファミリーのお父さんがワカサギを釣った模様。自分が釣れていない時に釣れたと近くで騒がれると、それが狙っているバスでなくてもなんか悔しい。

1時間近くやっても何のアタリもないので、ちょっと場所を変えてスロープが水中に沈んでいっているあたりで探りを入れてみることにした。普段から水底を探り慣れている自分の好きなパターンでやってみたかった。

30分くらいの間に何投か投げ入れてみたが反応が無く、そろそろやめようかなと思っていた時にコツンと小さなアタリがあった。すかさずフッキングさせてみたが、はずれた模様。

長時間日陰の中にいたせいで体が震えてきたため、ノーヒットのまま終了した。まあ今日は偵察だけでも楽しめたからイイやと、次の小渋湖での釣りプランを考えながら、松本への帰途についた。

飯田・下伊那のフィールド偵察情報(その2)

2006年11月06日 23時37分21秒 | 釣り場
(前日からの続きです)

池の平湖を偵察し終わった頃には12時を過ぎていたが、地図を見てからずっと気になっていた松川町の「部奈(べな)」という地区を目指すことにした。ここには4つの池があるようで、もし釣りができるのならいい環境だろうなあと勝手に想像しながら天竜川に架かる橋を渡り、急な坂道をしばらく登っていった。

坂道の様子から谷に囲まれたところに池があるのかなと思っていたが、登り切るとそこには予想もしなかった広い平地があった。人家は多いが人気が少ないようで、田んぼが広がる田舎の風景があった。

そのまま進んでいくと見えてきました、ため池が。しかし、よく見れば「釣り禁止」の看板がしっかり立っています。あー、やっぱりダメか。4つの池のうち3つはため池で、残りの1つは確認できなかったが電力会社の貯水池のようだ。

釣り禁止の表示が出ているということは、裏を返せばここには魚がいるので釣っては行けないよと言う意味だ。危険だからなのか釣り人のマナーが悪いからなのか理由は分からないが、昔はここが地区の人たちの遊び場だったんだろうなと思うと遊び場が無くなって何となく寂しい気もする。

結局、ドライブしただけで終わってしまい、いよいよ今日最後の目的地である小渋ダムへ向かった。

昔飯田に住んでいた頃に通ったことのある道路だが、昔とあまり変わらずくねくねした道が続いている。都会の人から見れば凄いところだなと思うかもしれないが、慣れてる人にとってこの道は走りやすい方だと思う。紅葉がそろそろ始まりつつあるようで天気も快晴だったので気分良く走れた。


<資料館横にある看板>

あっという間に小渋ダムの資料館の所まで来た。何度も通り過ぎたことはあるのだが立ち寄るのは始めて。まずはダム湖の情報収集に走る。と、何気なく壁に立てかけてある看板を見ると、「湖には漁業権がありません」の字が見えた。

「えっ?うそでしょ?」と思ったが、さらに「どなたでも自由に魚と遊んでください」とまで書かれている。超ラッキー!。今日まで全然知らなかった。こんな所があったとは。ここへ来るまでは禁漁期間だから釣りは無理だろうなと思いつつ、でも中には漁業権が設定されていないダム湖もあるということは知っていたので、密かな期待でしかなかった。

こんなに大きなダムで1年中釣りができるなんてうらやましい。(ただし、アマゴ・イワナ・ニジマス類は10月1日から2月15日まで釣ってはダメとも書いてあります。)もっと早くここへ来ればよかった。

飯田・下伊那に来た時にはこの小渋ダムと阿南町の深見池をホームグラウンドとしてバス釣りをしようと心に決めた。


<さっきの看板のアップです。それでも字が見にくいです。スミマセン。>

資料館の先に見えるダムの頂上の道路に人が何人かいるので近づいてみたところ、みんな釣りをしている。鯉か鮒釣りのようだが、こんな高いところから遙か先の水面に糸を垂らしているので、釣れた時に結構重たいものを引き上げるので大変だよな、と、余計な心配をしつつ、その場を後にした。

さーて、どこで釣り始めるか。看板にはポイントがいろいろと書かれているが、このダム湖はすり鉢状になっていて、陸から釣るのは非常に危険なダム湖である。湖の周りをしばし偵察するが、慣れている人は道路上に車を停めて、急な崖を下りて湖面に近づいているようだ。始めて釣りに来た人間にはとてもマネはできない。

結局看板に書かれてある、駐車スペースもあり、釣りやすい場所で始めることにした。

(つづく)

<小渋ダム位置図>
http://maps.google.co.jp/maps?f=q&hl=ja&q=%E9%95%B7%E9%87%8E%E7%9C%8C%E3%80%80%E5%B0%8F%E6%B8%8B%E3%83%80%E3%83%A0&ie=UTF8&z=12&ll=35.610976,137.947769&spn=0.201802,0.320663&om=1

飯田・下伊那のフィールド偵察情報(その1)

2006年11月05日 22時15分43秒 | 釣り場
この3連休は家族で飯田方面へ出かけた。
3日は飯田へ行っただけで、4日は恵那峡ランドへ家族で遊びに行き、5日は1人で丸1日、タイトル通りの偵察をしてきた。

せっかく飯田に行くのだから新しい野池の開拓をしようと飯田・下伊那の地図を片手に下調べをした。松本周辺の野池やダムも、このように地図を開いて自分の足で探し歩いてみたものだ。

この地方は水が豊富なのか、地図上からため池らしきものは少ししか見られず、松本周辺よりは少ない。高森町や松川町にいくつかあるようなので、まずそこを見て回り、最後にバス釣りで有名な小渋ダムに行こうと決めた。

5日、まず高森町内の野池巡りだ。朝から県道沿いを中心に数カ所の野池を回ったが、どこも田んぼに囲まれた農業用のため池で、有刺鉄線を張った柵がしてあり、入り口には釣り禁止の看板が立ててある。この様子だと高森町のため池は基本的には釣り禁止となっているようだ。

高森町の広域農道から少しはずれた場所にちょっとした池があるのに気づき、そこへ向かった。この池は町でも釣りOKにしているようで、ゴミを出さないようにとの注意書き。車が4台ほど止まっており、フナ釣りが3人、バス釣りが2人いた。池の規模は小さく浅瀬が主でアシも生えており、バスの隠れ家にいい感じ。ただ、この人数でさえ手狭なようなので釣りはせずに引き上げた。

隣の松川町に入り、インターより山手にある比較的大きな池に向かった。「池の平湖」というその池はやはり農業用ため池のようだ。松川町役場の看板が立ててあり、ここでボートや釣りをして事故が起きても責任は負わないとのこと。要は事故責任。

どこでどんな遊びをしようと自分の行動は自分で責任を負うのが当たり前なのに、今の世の中、事故が起きれば全て人のせいにしないと気が済まない風潮があるようで、気に入らない。それが分からない人が多いから困ったものだ。釣りくらい好きにやらせてくれ。怪我したって自分のせいだっていうことくらい分かってるよ。


<池の平湖:手前が砂地、左が松林、右が道路、正面が土手になっています>


<この池の周りは湿地帯になっているのか・・・?>

と、話が脱線してしまったが、この池をしばし偵察してみたところ、砂地の岸辺には手作りの看板で釣り禁止の文字が書かれていたが、だいぶ古いもののよう。池の周りは自由に出入りできるようなので釣りをしてもイイとは思うのだが、なぜか釣り人が誰もいない。

こういう時はよそ者には勇気がいる。近所の人に釣り禁止だよって言われて怒られるのもイヤだし・・・と考えて、釣りはやめた。でもバスがいたのは確認しました。鯉もいたし、池の大きさから見て、かなりの数の魚がいるのではないでしょうか。次回来た時に釣り人がいればやってみようと思った。

結局午前中は野池巡りだけで終わってしまい、竿を出すことはなかった。
ひょっとして今日も1匹も釣れないまま終わってしまうのかなあとイヤな予感がした。

(始めていった場所ばかりなので、間違った情報だったらごめんなさい。)

阿南町・深見池にて

2006年10月18日 00時36分56秒 | 釣り場
日曜日にたまたま飯田に行っていたので、下伊那地方で有名なバス釣りのフィールドである阿南町の深見池へ向かった。

<深見の池の位置>
http://map.yahoo.co.jp/pl?lat=35%2F19%2F18.271&lon=137%2F49%2F19.052&layer=1&ac=20404&mode=map&size=s&pointer=on&sc=3



この池は写真にもあるとおり世界的にも珍しい性質を持つ池のようなのだが、バス釣りの名所としてもずいぶん昔から有名なところであった。



地域の人や近くの学校の生徒たちがこの池を中心に活動しており、池の周りはいつもきれいにされている。

<活動の様子をつづったホームページはこちら>
http://www7.ocn.ne.jp/~toyomi/page012.html

ただ、ここも他の釣り場の例に漏れずゴミを平気で捨てていく人がいるようで、駐車場近くの立て看板には、マナーを守れない人がいれば釣り禁止にするというようなことが書かれてあった。

この日は天気もよく、9時半に現地に着いた時には既に池の周りに5・6人の釣り人がいた。お盆の頃に来た時よりも水は澄んでいたが、まだまだ透明度は低く、ちょっと先を見れば水面下の様子は全く分からない。

とりあえず池の周りを歩いてバスがいないか見て回ったが、岸近くで泳いでいる姿が全く確認できない。まだ時間帯が早いのでバスも動き回らないのかなと考えつつも、北側のアシ周りから投げてみることにした。そこにはバスと思われる稚魚が多数泳いでいるのが見えたので、近くにいい型のバスがいるかもしれないと思い、何回かワームを投げ入れてみた。だが、全く反応がない。ちょっと遠投してみたりもしたが、どうも水草が底を覆っているようで、取り込むたびに草がひっついてくる。場所を色々変えてやってみたが、どこでやっても同じようで、何の反応もなかった。

飯田方面に来た時にしかこの池に来ないのでなかなか状況はつかみにくいが、田溝池よりも池の底の水草の引っ掛かりが強いように感じた。バスのいそうなポイントは、岸周りのアシ下や南側のコンクリート護岸周りくらいしかなさそうで、この池の場合、水深の深いところには魚は生息できないようなので無駄かなと思った。

また、コンクリートの護岸周りには広く藻が覆っており、その下にバスが隠れているような感じだったが、今の自分の技術ではそこへ投げ入れてもバスを釣るのは無理だと思った。

一つ言えることとして、どんな場所でも、バスの姿が見えないところではどんなに
がんばってみてもバスは釣れないということだ。このところ釣れないのは、やっぱりバスの姿が確認できていない日ばかりである。目で見てバスのいるところを探し、そこでいかにうまく食わせるかが大事なんだなと思った。

この深見池では結局釣れずに1時間半ほどでやめて、さらに南へ向かった。同じ阿南町新野の国道沿いにある池にも様子を見に行ったが、ブルーギルと野鯉を1匹確認できただけだった。今は釣れない時期なのかなあとあきらめて早々と帰宅の途に着いた。



フィールド情報・田溝池(その3)

2006年10月08日 23時15分50秒 | 釣り場
9月末から現在まで、バスが釣れない状態が続いています。昨日・今日の田溝池は雨の影響でやや濁りはありますが、どのポイントへ行っても肝心のバスの姿が見えません。低気圧の影響が大だと思うのですが、それにしてもあの釣れた時の感覚、もう忘れてしまいそうです。


フィールド情報・田溝池(その3)

・西側アシ下


<アシ周りには根掛かりして切れたラインがそのまま残されていることが多いです。>

ここはこの1年通った中で一番よく釣れた場所である。日中はなかなか釣れないところなのだが、仕事帰りの夕マヅメ時や辺りが暗くなって近くの照明が着いてからしばらくの間によく釣れた。

ここには3カ所ほど階段が着いており、水面近くまで下りられるようになっていて、その先に木製?のデッキが設置されている。昔はこのデッキまで下りられるようになっていたのだと思うのだが、今は水没して藻がぎっしり張り付いている状態である。

春先にはこのアシ周りにバスやブルーギルが多数集まってきており、デッキの下には30㎝以上はあると思われるバスが複数確認できた。そこへワームを落とすと、子バスばかりではあるがおもしろいように食ってきたのを思い出す。

車を横付けしてすぐに釣る体制に入れるので、人が入っている事が多いが、夜は穴場のような気がする。夏の夜に行った時には、アシの切れ目あたりにワームを投げ入れてゆっくり底を探るとガツンとアタリがあり、引き上げてみれば40㎝サイズのバスだったりと、だいたい30㎝以上のものが釣れた。

アシ周りだけでなく、ちょっと遠投してみてもゆっくりと底を探ればだいたい釣れた。ある時には30分で3匹釣り上げたこともあった。(もっと上手な人がいるかと思うが…)

お盆過ぎ以降、この周辺を藻が覆い始めたため、釣りにならないことが多くなったが、藻の中にバスが潜んでいるようなので、そこを上手に探れる人は釣れるのではないだろうか。

田溝池に来たことのない人のために看板を撮っておきました。参考にしてください。




渓流最終日は・・・

2006年09月30日 22時18分56秒 | 釣り場
きょうは渓流釣り最後の日。気合いを入れて釣りに出かけた人も多いことでしょう。俺もその一人。最後は犀川で締めようと思っていたので、今までの経験から早朝は釣れそうになく、夕マヅメを狙っていくことにした。

だから午前中は渓流はあきらめて、バス釣りです。最初に向かったのは自宅から45分くらいはかかるKダム。9時半頃着いた時には既に先客が1人いた。ダム湖の上流へ陣取って水面に近づくと、40㎝くらいのバスが2匹岸近くをノロノロ泳いでいた。気づかれないようにワームを投げ入れたが全く反応なし。

気を取り直して、いろんな方向にいろんなワームを投げ入れること1時間半。全く釣れません。ここはサイズが大きいのが多いのですが、いつも簡単には釣らせてくれません。難しいダムです。(写真は撮ってない)

出だしでつまずいた。次はいつも子バスが遊んでくれるNダムへ行こうと思い、車を走らせた。Kダムから15分くらいの所にあるのでだいたいこの2つのダムはセットで来るようにしている。11時に着いた時、駐車スペースに車が1台止まっていたが、釣り人ではない様子。一人だけの釣り場ができた。こういう状況で釣りをするのが好きだ。


<Nダム:水がきれいでしょ>

このダムは水域の最上流に位置するダムで、水がきれいなので気に入っているダムの1つだけれど、間違いなく誰かがバスを放流したダム湖である。ここにはバスとコイしかいない。餌になる生き物が昆虫だけ(ただ、夏場も昆虫が水面に落ちている様子を見たことがない)だから、バスにとっても住みにくい場所だと思う。

水面を見るとバスの姿が全く見えない。上流から下流まで歩いて見て回ると、上流の土砂がたまっているあたりに数匹の子バスが見えた。すかさずワームを投げたが反応なし。子バスがよく反応するワームを投げたのだが見向きもしない。また釣れそうにない雰囲気が漂い初め、他の見えバスもあまり大きなサイズではないものばかりなのでここは早く切り上げた。

昼飯をコンビニで買い、Oダムへ向かった。人づてにこのダムにもバスがいると聞いていたので、確かめにきたのだった。上流へ行くと結構水が濁っていたが、水面近くを見ていると、いるわいるわ、子バスがウジャウジャいた。その横を40~50㎝はあろうかというバスが、これまた多数泳いでいた。


<Oダム上流側:ハス?が浮いています その下にバスが・・・>

こんなにたくさんいたのか、と感心してしまった。次回からこのダムもターゲットにしようと決めて、釣りを始めた。こんなにたくさんいるんだからすぐにヒットするよな、などと期待していたのだが、2時間後、何のアタリもなく結局ノーヒットで終わってしまった。

ここまで3カ所を半日費やして出た結果が、釣果ゼロ。ここまでくれば今日1日は重傷の気配までしてきます。この半年間、年券の遊魚証買っても半分以上はバス釣りに費やしました。はっきりいってバスのほうが遊んでくれるのでおもしろいと思っていたのだが、今日は別。だんだんイライラしてきました。

午後3時を過ぎてきたので、犀川へ行くことにした。木戸橋まで来ると、俺と同じように最後の悪あがきをしている人たちがたくさんいます。左岸側でよくやるのだが、来年のために右岸側でやってみようと思い、河原へ続く道を下りた。着いたところには運良く誰もいない。急いで支度を始めると車が1台入ってきた。やっぱりみんな入りやすい所に来るんだね。


<犀川 木戸橋下流>

犀川ではスプーンオンリーで投げている。ミノーの方がいいのだろうけど、高価なのでちょっと安めのスプーンしか買えません。春から何回もロストして痛い思いをしているので、最近は根掛かりさせないように慎重に投げるようになった。ここはいいトロになっており、いかにも魚が集まりそうな場所なのだが、人も集まるのでもういい型の魚はいないのだろうか。1時間半ほどやったが全くアタリなし。

もう疲れてきた。

最後の最後、大王わさび農園周辺の万水川やその支流が水がきれいで魚もたくさんいるよと言われていたのを思い出し、そこへ直行。万水川は魚のサイズが小さいようなのでやめて、わさび農園の手前の小さな川でテンカラを使ってやってみた。15㎝くらいのニジマスらしき魚が毛針を見つけてサーッと走ってくるのだが、餌ではないと気づきまた戻っていく、その繰り返しで、結局1匹も釣れなかった。


<御法田橋下流 川の名前は忘れました 超クリアな清流です>

何だったんだ今日1日は。この半年を象徴するかのような1日だった。
年間券で3300円は安いとは思うが、1回もニジマスやイワナ・ヤマメの姿を見たことがないってどういう事?俺がヘタなのは分かるけど、ヘタなりにも初心者でも1匹くらいはまぐれで釣れてもいいんじゃないの?漁協はちゃんと放流してるの?疑いたくもなるよね。小さな渓流では夏休みに入ってからは雑魚以外の魚はほとんど見られないって言うのも事実のようだし、遊魚料分だけの仕事をすればいいと思っているのかな?もっと釣り人が楽しめる配慮をして欲しいよね。

釣り人も釣れた魚を全部持ち帰るのでなく、食べる分だけ持ち帰って、あとはリリースすべきです。川に魚を戻す努力を釣り人も漁協もするべきです。

以上、悔いの残る2006年の渓流釣りでした。

最後の追い込み

2006年09月23日 23時42分47秒 | 釣り場
今日は来週結婚式を挙げる職場の元同僚の披露宴でやる余興の打合せのため、朝から中野市へ出かけた。

松本から高速を使わずに行こうと決めていたので、国道19号を北へ向かって車を走らせた。途中チラチラ横目で見ながら進んでいくと、よく行く梓川と奈良井川の合流点付近や木戸橋下流で釣りをしている人の姿を見かけた。来週で渓流釣りが終了となるので、今年最後の釣りを堪能しているのでしょう。本当は自分も釣りに行きたいのだが今日は仕方がない。

1時間半かけてやっと長野市内へ。せっかくだから千曲川沿いに走ってみようと思い、堤防沿いを通ってみたが釣り人の姿はあまり見られなかった。長野の人はもうあきらめたのかなと思ったところ、小布施のハイウェイオアシスを過ぎた先の排水ポンプ場でしょうか、バス釣りと思われる人がいました。あとから調べたところ、篠井川の出口だったんだね。ホームページで見てはいたけれど、千曲川沿いでバスが釣れるんだということにちょっと複雑な思いをした。

松本の犀川ではバスが釣れるという話は聞いたことがないけれど、どうなんでしょうか。自分でいろんな所を歩いてみたので想像はつくのだけれど、上流のダム湖には至る所にバスがいるので、犀川にいてもおかしくはない。いろいろな問題が指摘されていますが、渓流魚は川に、バスは野池にというように棲み分けをすべきだと私は思うのです。

11時頃、中野市に住む元同僚の家に着き、2時頃までお邪魔して、帰りがけに中野市内にある浜津ヶ池に立ち寄った。バス釣りができる所として名前をよく聞いていたので、初めてのところで試してみたかったのだ。池に着いたところ、行きつけの田溝池よりは小さいがいい雰囲気の池だった。バス釣りやコイ釣りをしている人が何人かいたが、ボート乗り場の辺りまで来てみると管理棟らしき建物に『釣り200円』の文字が。何だ、有料か。やる気がスーッと失せた。せこい俺。


<浜津ヶ池 バス釣りしてる人が何人かいました。水は緑色で魚が見えない...。>


<浜津ヶ池案内図 参考にしてください。>

帰りも国道19号を使って南下し、夕方4時半頃に犀川の木戸橋下流でちょこっと釣り。30分ちょっとだけでしたが、対岸にはルアー釣りとフライ釣りの人と3人が同じ深みを狙ってました。結果、みんな釣れてません。

あーあ、このままイワナ・ヤマメ・ニジマスの顔を拝めずに今シーズンが終わってしまうのかなあ。明日はどこに行こうかな?


<犀川・木戸橋下流 いい眺めです>

フィールド情報・田溝池(その2)

2006年09月17日 09時51分23秒 | 釣り場
きのうも田溝池に行ったのですが、パドルテールにコツンと1回アタリがあっただけで全く釣れませんでした。テール系に反応がいいようです。
書くことがないので、通い慣れている人にはおなじみの田溝池ですが、あまり来たことのない人のために、ホームグラウンドみたいに利用させてもらっている私個人の経験に基づいた情報をお知らせします。

<フィールド情報・田溝池>
・東側駐車場~南側駐車場


<写真が小さくてごめんなさい>

個人的には好きな場所です。釣りをするスペースが少なく、竿を振り出しにくく、松の木が水面まで伸びていて釣りの邪魔をしているので、釣りにくい場所です。狭い道を歩きながら水面を見るとバスが松の木の下をチョロチョロと泳いで上から落ちてくる虫を待っているかのように見えます。

北側駐車場から入って、水辺沿いの狭い道を進む方法と南側駐車場へ通じる山道を上って途中から下る2通りがあります。

水辺沿いの狭い道から行くと護岸の上から投げられる場所が2カ所あります。この2カ所とも雰囲気的には真下にバスが居着いていそうですが、なかなか釣れません。松の木の折れた枝が邪魔をして根掛かりになる確率も高いかも。沖へ投げて狙う方がいいでしょう。

さらに南へ進むと松の木ゾーン。水面との高さがあり投げにくいのですが、上手な人ならその隙間を狙ってみるのもいいかも。バスの通り道になっています。

松の木ゾーンの南端には岩場があります。夏に来た時にはいろんなサイズのバスがうじゃうじゃ泳いでいました。ここも松の木の枝が底にあるので根掛かりに注意。

残りの南側駐車場までの松の木の間はほとんど投げ入れるスペースがありません。

アシ際に来ると4・5カ所釣りのできるスペースがあります。春先はバスやギル、大きな亀が泳いでいるのがたくさん見えました。今は藻が多く、ワームを投げてもノーシンカーや軽いシンカー以外は藻が引っ掛かってきて釣りにならないような気がします。南側駐車場から狙って投げる人もいますので、投げる方向に注意しましょう。私はここではまだギルのでかいの(釣ってみると気持ち悪い感じの魚だった)しか釣ったことがありませんが、バスは結構な数がいますので狙いやすいでしょう。

今期始めの減水期にはこの岩場周辺の地形が見えたので、今年の冬も減水の時期があれば事前に観察しておくと来年の釣りの参考になるかも。

フィールド情報・田溝池(その1)

2006年09月10日 17時01分42秒 | 釣り場
今日は早起きして田溝池へ。

前日に山奥のTダムへ行って40㎝オーバーを狙いたかったが見事に無視されたので、子バスでもいいから釣らせてよといった気分。

東側の岩場下で30分ほど投げてたら、デスアダーのノーシンカーにヒット。
まだ光がさしてこないので水中にいるバスの姿はよく見えなかったけど、あげてみたら23㎝の子バス。



引きが弱かったけど、遊んでくれたのでよしとしよう。

次に場所を変えて駐車場東側のアシ下へ。やっぱりここも藻が多く、ブルーギルが多数いるのは分かるがバスはちらほら。投げても藻が引っ掛かるだけなのですぐ止めて、北側駐車場近くへ移動。

ここは深みがあり、藻や水草は上から見てもあまり見えず、バスの姿もよく見えないので深いところまでファットイカを沈めて数回あおる。
3投目にヒット。最初のよりも引きがいいので30㎝はあるかと思ったけどあげてみれば26㎝でイキのいいやつ。



ここは30㎝以下でも引きがいいバスが多いので楽しい。

2時間で2匹と、いつものペースの釣果だが満足して帰ることができた。


<フィールド情報・田溝池>
・位置図
http://maps.google.co.jp/?ie=UTF8&om=1&z=15&ll=36.275919,137.969173&spn=0.025014,0.040083
・北側お宮下

携帯で撮った写真なので見にくくてすみません。

お宮下はバスがよく集まるところで、当然のごとく多くの人が朝早くから夜遅くまで1日中ワームを打ち込んでいるので、そこにいるバスもありきたりのワームでは見向きもしない。
5・6月頃は日中の明るい時間帯でもよく釣れたが、7・8月の日中はほとんど釣れたことがない。
ただ、夕マヅメ以降暗くなってからピチャッというワームの落ちる音に反応するようで、連続ヒットしたこともあったので、ねらいは暗くなってからかもしれない。

また、お宮横の松の木の下は春先に大型のコイが多数集まって産卵をしていたようで、それを狙ってバスが集まってくる傾向があるのか、ここでもよく釣れる。

どちらも浅いところには子バスが多く、底をうまく探ると40㎝クラスのバスがかかる時がある。松の木が沈んでいるところもあるので根掛かりに注意が必要。

(あくまでも個人的な意見です。)

木曽はよいとこ1度はおいで

2006年09月08日 23時50分32秒 | 釣り場
今週1週間、仕事で木曽福島(現在は木曽町福島)へ行っていました。

10年前、木曽福島に住みついて仕事をしていたため、久しぶりに木曽方面へ行くことを楽しみにしていた。

当時はまだ釣りに興味がなく、ただ単純に自然環境のいいところという程度にしか思っていなかった。
でも、釣りがおもしろくてたまらないほどになった今では、仕事に来ているのを忘れるほど、川を眺めるのが楽しかった。
仕事中なので釣りをするわけには行かなかったけど、昔とは違った目で木曽川や黒川、開田の末川を見ることができた。

木曽福島の町中から見た木曽川は水路のように流れるだけの川だが、アユ釣りをしている人をちらほらと見かけた。
水量も多く川底の石にはいいコケが生えており、かなり離れた場所からでもアユがウロコをキラキラさせてコケを食べている姿を見ることができた。
それ以外にもアマゴや大きなコイも確認できた。
もうすぐ禁漁期間になるが、ここはまだまだいい型の魚が釣れそうだと思った。


<木曽福島の中心街を流れる木曽川>

同じ木曽福島の黒川を車で通行しながら見たが、今現在は何となく水量が少ないようで、釣りをしている人も確認できなかった。
一部区間では特別会員しか釣りをすることができないという表示がされていたところもあった。
黒川は国道沿いを流れているため、車を降りてすぐに川へ入りやすく、初心者には人気があるようだ。

開田の末川も黒川と同じように水量が少なく、淵になっているところにしか魚が集まっていないようだった。
でも水がきれいで、行き交う魚の姿がよく見えて楽しかった。
突然どこからでてきたのか30㎝くらいのイワナが確認できた。

今度は休みをとって釣りに来ようと思う。