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松本市近郊のマイナー釣り場情報

長野県の松本市に住む一人の釣りびとが、渓流釣りをメインに各地を釣り歩いている姿をご紹介します。

2007年の釣果

2007年12月31日 22時10分14秒 | まとめ
今年は4月の転勤以降極端に仕事が忙しくなり、ゆったりした気持ちで釣りができなくてストレスがたまりました。今振り返れば、シーズン前半が一番楽しい時期だったなと思います。

来年もしばらくはこの忙しさが続き、解禁当日の有給休暇は望めそうにありませんが、犀川水系での釣りはまだまだ止められません。今度は波田漁協や下伊那漁協など他の漁協管内も歩き回りたいなと考えてはいますが、どうなる事やら。

昨年同様、年末最後に今年の一年の釣行報告をします。( )書きは昨年2006年の結果です。

・釣行日数
  82日(123日)
・釣行箇所数累計
  128箇所(185箇所)
・釣果
  ブラックバス    10匹(96匹)
  イワナ        8匹( 0匹)
  ヤマメ       22匹( 0匹)
  アマゴ        2匹( 0匹)
  レインボートラウト  9匹( 0匹)
  ブラウントラウト   3匹( 0匹)
  コイ         0匹( 0匹)
  ブルーギル      0匹( 1匹)
  ウグイ他       4匹( 0匹)
  合計        58匹(97匹) 
・釣れたサイズ
  最大43㎝ 最小10㎝(最大40㎝ 最小15㎝)
・印象に残った釣行
  解禁初日の梓川での大物とのファイト
  保福寺川の大物42㎝イワナ
  女鳥羽川の大物43㎝ブラウン
  Tダムでのブラックバス40㎝前後3連発  
  禁漁一週間前のヤマトイワナ

今年の釣行はほとんどが渓流釣りで、昨年の釣果が嘘のよう。おかげでバス釣りに熱が入らず、ホームの田溝池では2匹しか釣れなかった有様です。

年明け早々、犀川漁協の年券を買いに行かなきゃね。


<初めて釣ったヤマトイワナ(拡大写真)>

(追記)
当時、ヤマトイワナと思っていたこの魚、色の濃いニッコウイワナですね。勉強不足でした。いずれは本物のヤマトイワナ釣ってみたいです。

2007年・女鳥羽川での釣りについて

2007年12月24日 17時45分31秒 | まとめ
今回は今年一番良く通った地元の女鳥羽川です。


<女鳥羽川で渓流らしい雰囲気が漂う一番のお気に入り場所です。>


★総括

松本市西部の市街地を流れる川で、水はあまり綺麗とは言えませんが、松本では奈良井川や薄川と共に親しまれている川ではないでしょうか。

下流は両岸に住宅街が密集しており、釣りをするような場所ではありませんが、鯉が悠々と気持ちよさそうに泳いでいる姿が見られるので心がなごみます。

中流域は信州大学や松本県民文化会館がある地域で、学生が川沿いで宴会をやったり、犬の散歩やウォーキングをしたりする人で賑わっており、夏場は子供と一緒にチョイ釣りをしている家族連れをよく見掛けます。

上流は国道が並行して走り、三才山トンネルへと続く流れになっていますが、一之瀬の集落より上流はヤマトイワナの保護のため永年禁漁区となっています。

下流から上流までしっかりとコンクリート護岸が整備され、渓流とは言い難い川ですが、以外に釣りになるポイントが多く楽しい川でした。

この川で釣りをする人が少ないことは悲しいような気もしますが、私個人としては独り占めできたようないい気分にさせてくれる川です。

また、今年1年通い詰めたおかげで女鳥羽川の現状がよく見えてきました。


★時期

2月の解禁当初は前年に生き残った魚(ほとんど放流もの)による反応が良く、所々にある淵の深場にはまずまずのサイズの魚が出てきます。1投目でスプーンを追いかけてくる姿が容易に確認できたし、アタリがあったら同じ場所を2回程流せば確実にヒットしました。

4月に入って陽気が良くなってくると魚の活性が良くなり、落ち込み下の淵狙いで気配を消して釣り歩いていると、突然大物が飛び出しました。釣れたのは43㎝の大物ブラウン1匹でしたが、その場所以外にも大物が潜んでいそうな場所をもう1箇所確認しています。(来年はそこを狙います。)

また、4月は突如としてヤマメが多く釣れ出しました。この時期にヤマメを放流したのでしょうか、チビヤマメばかりよく釣れました。スプーンへの反応が凄くいいので、チビヤマメとは言えども楽しませてもらいました。



5月以降はどこもかしこも藪沢なので釣り歩くだけで本当に苦労します。

また、ゴールデンウィーク以降は各地区の田圃に水を回すため、女鳥羽川の水の大半を洞地区の取水口から水路へ取り込んでしまい、そこから下流は水の流れが止まってしまっていました。おかげで全く釣りになりませんでした。

7月前半まではそれなりにボチボチ釣れたのですが、水量が少なくなったせいか後半はさっぱり釣れませんでした。本命の渓流魚の顔が拝めなくなってきたため、しばらくは別の川を釣り歩きました。

9月の最終日には魚のつかみ取り大会で逃げ延びたと思われるニジマスが数匹かかり、いい形で釣りシーズンを終了することができました。


★釣り場

釣りになるのは原橋より上流側です。原橋より下流も意外な大物がいるかもしれませんが、草を掻き分けていかないと進めないくらいひどい所なのでやめておいたほうがいいでしょう。

長寿橋から洞橋の区間は私の練習フィールドです。でも川は私個人のものではありませんので、皆さん気になさらずに来てください。時間のない時のチョイ釣りによく訪れますが、相手をしてくれる魚の数は限られるので、ここに釣りに来られる方は、鉢合わせしたら仲良くしましょう。


<長寿橋上>

洞橋周辺はホタルの生息地でもあり、子供たちが水辺で遊べるくらい広いスペースになっています。夏には地元の子供たちが水生動物を探し回って遊んでいます。


<洞橋上>

稲倉地区には解禁当初のわずかな期間ですが、釣り人が入っていたようです。私も何回か行きましたが、あまりいい成果は上がっていません。

一之瀬集落周辺では車で川に近づくことは困難です。川沿いに車を止めるところが全くないため、下流から延々と歩いていかなければならないでしょう。ここは私もまだ立ち入ったことがありません。簡単には入渓しにくいため、本当ならこの辺りが女鳥羽川の一級ポイントではないかと思います。


<国道254号・洞交差点上>

全体的に言えるのは、女鳥羽川での釣りのポイントは各所にある落差下の淵です。落差下のえぐられた部分を見つけたら必ずチェックしてください。そこには何かがいるはずです。


★釣果



上の写真は女鳥羽川で釣れた今期最大のブラウントラウト43㎝。落ち込みの奥深くに何年も隠れていたのでしょう。私自身こんな大物がこの川にいるとは思ってもみませんでした。

取り込むまでにハラハラ・ドキドキしっぱなしで、引きも抜群。最後まで持ちこたえた竿に感謝。SHIMANOにも感謝しています。今年一番印象に残っているファイトでした。



春先によく釣れたヤマメ。サイズはほとんど全て20㎝以下のリリースサイズ。ヤマメを釣るなら女鳥羽川とまで思わせてくれる程よく釣れました。

食い気が旺盛で、スプーンを投げたところにヤマメがいればすぐに反応があり、臆病なイワナと違い、3回くらいはアタックしてきました。でもどこかへ消えてしまったかのように途端に釣れなくなってしまいました。

一番釣行回数の多かった女鳥羽川での成果は次の通りです。

 釣行回数:
  18回
 釣果:
  ヤマメ       12㎝~20㎝ 14匹
  レインボートラウト 22㎝~27㎝  4匹
  ブラウントラウト  43㎝      1匹
  ハヤ        10㎝~15㎝  3匹
 主なヒットルアー:
  ヤマメ模様のスプーン 5g


<最終日・雨の中での1匹>


★環境

ここも犀川の例に漏れずゴミの多い川で、普通の人なら釣りをしようとは思わない川ですが、水量が多くなると以外にも水は綺麗で、魚の活性も良くなります。

漁協による放流が行われているのかどうかは定かではありませんが、夏休みになると周辺の各地区で子供会の魚のつかみ取り等の行事のために女鳥羽川へニジマスを放流しているようで、私もそのおこぼれにあやかろうと行事の終了後を狙って川へ行ったこともありました。

田畑へ水を取り込むため、女鳥羽川は水量が少ない時が多いです。自然を大事にしようと口では言っていても、結局は自分たちの利益のために川を利用し、川の環境を悪化させている。ここで釣りをしていると、矛盾を感じさせられてしまいます。


<藪沢が大好きな私にはこのような場所を見つけると無性に立ち入りたくなってしまいます>

女鳥羽川を1年釣り歩いたおかげで藪沢好きになってしまいました。同じような藪沢の保福寺川や東条川での釣りが来年以降の楽しみとなりそうです。

近況報告

2007年12月08日 16時43分44秒 | 釣り場
更新がおろそかになっていますが、釣りの熱が冷めたわけではありません。まずは近況報告。

先週の週末は飯田にいたため、飯田市郊外の松川ダムの偵察と、阿南町の深見池へ行きました。松川ダムは昨年同様この時期になって水位を下げているようですが魚の気配は全く感じられませんでした。バス釣りらしき人が1人寂しくやっておられましたが、釣れなかったのではないでしょうか。

私は楽しみにしていた落ちルアー拾いをしに行ったのですが、工事の影響でダム湖の中の土を掘り返されたようで全く成果なし。上流で大規模な工事をしていたので、2・3年はこのダムでの釣り自体も楽しめないかもしれません。

変わって深見池。4人くらい釣り人がいましたが、池の中はさすがに静まりかえっていました。魚の姿は大きな鯉を1匹見ただけでバスの姿は全く見えませんでした。2時間程釣りしましたが、なんの反応もなく終了。

<深見池>

本日8日午前。用あって明科のあやめ公園横の犀川をちょこっと視察。夏場に比べて水量は少なくなっていますが、誰もいない河原で魚たちが気持ちよさそうに泳いでいる姿を想像するだけで手がウズウズしてきます。

<犀川>

そして午後。来年の釣りのために、気になっていた山奥の渓流探検をボチボチ始めようかと思い、とある川へやってきました。

以前この近くで熊の親子を遠巻きに見掛けたことがあり、熊が出そうで超危険な場所だとわかっているのですが、私のような釣りバカしか入らない川だと思っていたのでつい来てしまいました。

水量の少なくなった川ですが、夏場はもう少し水の流れがあるように思います。堰堤の上流のちょっとした水たまりをしばらく観察していると、いましたいました、チビヤマメさんたちが。警戒することなく5匹くらい泳いでいましたが、私の姿に気付くや否やササッと隠れ家へ逃げていきました。

こんな開けた場所に小魚がいるなら、ここは人がほとんど入っていない渓流ではないかということが予想されます。禁漁区にもなっていないはず。もしや上流はお魚さんのパラダイス?!

<とある川>

そして最後は田溝池。風もなく寒すぎもしないやや暖かな陽気でしたが、相変わらずのバス釣り人気。魚の姿が全く見られないのにみんな来てしまうんですよね。

釣れないことは分かっているのですが、ストレス解消のため1時間程ルアーを投げてスッキリして終了。

<田溝池>

管理釣り場でも行ったほうがもっとスッキリするかな?