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松本市近郊のマイナー釣り場情報

長野県の松本市に住む一人の釣りびとが、渓流釣りをメインに各地を釣り歩いている姿をご紹介します。

飯田・下伊那のフィールド偵察情報(その2)

2006年11月06日 23時37分21秒 | 釣り場
(前日からの続きです)

池の平湖を偵察し終わった頃には12時を過ぎていたが、地図を見てからずっと気になっていた松川町の「部奈(べな)」という地区を目指すことにした。ここには4つの池があるようで、もし釣りができるのならいい環境だろうなあと勝手に想像しながら天竜川に架かる橋を渡り、急な坂道をしばらく登っていった。

坂道の様子から谷に囲まれたところに池があるのかなと思っていたが、登り切るとそこには予想もしなかった広い平地があった。人家は多いが人気が少ないようで、田んぼが広がる田舎の風景があった。

そのまま進んでいくと見えてきました、ため池が。しかし、よく見れば「釣り禁止」の看板がしっかり立っています。あー、やっぱりダメか。4つの池のうち3つはため池で、残りの1つは確認できなかったが電力会社の貯水池のようだ。

釣り禁止の表示が出ているということは、裏を返せばここには魚がいるので釣っては行けないよと言う意味だ。危険だからなのか釣り人のマナーが悪いからなのか理由は分からないが、昔はここが地区の人たちの遊び場だったんだろうなと思うと遊び場が無くなって何となく寂しい気もする。

結局、ドライブしただけで終わってしまい、いよいよ今日最後の目的地である小渋ダムへ向かった。

昔飯田に住んでいた頃に通ったことのある道路だが、昔とあまり変わらずくねくねした道が続いている。都会の人から見れば凄いところだなと思うかもしれないが、慣れてる人にとってこの道は走りやすい方だと思う。紅葉がそろそろ始まりつつあるようで天気も快晴だったので気分良く走れた。


<資料館横にある看板>

あっという間に小渋ダムの資料館の所まで来た。何度も通り過ぎたことはあるのだが立ち寄るのは始めて。まずはダム湖の情報収集に走る。と、何気なく壁に立てかけてある看板を見ると、「湖には漁業権がありません」の字が見えた。

「えっ?うそでしょ?」と思ったが、さらに「どなたでも自由に魚と遊んでください」とまで書かれている。超ラッキー!。今日まで全然知らなかった。こんな所があったとは。ここへ来るまでは禁漁期間だから釣りは無理だろうなと思いつつ、でも中には漁業権が設定されていないダム湖もあるということは知っていたので、密かな期待でしかなかった。

こんなに大きなダムで1年中釣りができるなんてうらやましい。(ただし、アマゴ・イワナ・ニジマス類は10月1日から2月15日まで釣ってはダメとも書いてあります。)もっと早くここへ来ればよかった。

飯田・下伊那に来た時にはこの小渋ダムと阿南町の深見池をホームグラウンドとしてバス釣りをしようと心に決めた。


<さっきの看板のアップです。それでも字が見にくいです。スミマセン。>

資料館の先に見えるダムの頂上の道路に人が何人かいるので近づいてみたところ、みんな釣りをしている。鯉か鮒釣りのようだが、こんな高いところから遙か先の水面に糸を垂らしているので、釣れた時に結構重たいものを引き上げるので大変だよな、と、余計な心配をしつつ、その場を後にした。

さーて、どこで釣り始めるか。看板にはポイントがいろいろと書かれているが、このダム湖はすり鉢状になっていて、陸から釣るのは非常に危険なダム湖である。湖の周りをしばし偵察するが、慣れている人は道路上に車を停めて、急な崖を下りて湖面に近づいているようだ。始めて釣りに来た人間にはとてもマネはできない。

結局看板に書かれてある、駐車スペースもあり、釣りやすい場所で始めることにした。

(つづく)

<小渋ダム位置図>
http://maps.google.co.jp/maps?f=q&hl=ja&q=%E9%95%B7%E9%87%8E%E7%9C%8C%E3%80%80%E5%B0%8F%E6%B8%8B%E3%83%80%E3%83%A0&ie=UTF8&z=12&ll=35.610976,137.947769&spn=0.201802,0.320663&om=1


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