松本市近郊のマイナー釣り場情報

長野県の松本市に住む一人の釣りびとが、渓流釣りをメインに各地を釣り歩いている姿をご紹介します。

2010年の釣果

2010年12月30日 20時38分03秒 | まとめ
今年は例年になくあっという間に1年が過ぎてしまいました。仕事をしていても気が付いてみればもう12月なんだと思う始末。忙しいことが良いことなのか悪いことなのか。自分的には毎日忙しく過ごすよりものんびり過ごしたいなと常日頃思うのですが、なかなか実現できませんね。

釣りに関してもこれといった大きな目標やテーマを持たないまま過ごした1年間でした。有給休暇を取って釣りに行っても1匹も釣れない、朝から張り切って釣りに行っても小魚しか釣れない、そんな状態が続けば釣り熱が冷めてくるのは自然の流れかと。前半はやる気満々、中盤は気力半減、終盤は釣れないけどストレス解消のため、という釣りスタイルだったような気がします。

ま、釣りに関するブログを書き始めたおかげで過去記事を読み返すと、いい結果も悪い結果も含めて良い思い出になっているのは事実であり、自分の行動記録をこういう形で残すことで少しだけ自分への励みになっているんだろうな、なんて思います。

例年通り、今年の釣行記録をまとめてみます。

--------------------------------

2月。解禁は例年通り地元の女鳥羽川から始まりました。

2月は長野県最南端の天龍村を流れる天竜川本流での釣りが強烈な思い出となって今でも記憶に残っています。



そして今季最初の1匹はやはり地元の川で出たミニヤマメから始まりました。



3月。年度末の仕事がピークを迎える中、そろそろ魚が動き出す時期に差し掛かり、シーズン本番を迎える前の大物探し。昨年からよく通っていた川での釣行が今年の釣りの鍵を握っていました。



4月。お得意の調査釣行が本格的に始動。昨年釣った尺イワナとの再開ができるかどうか確認をしにいった同じポイントで同じ尺イワナと再開。丁寧にリリースすればちゃんと魚は生き残る事が実証できた瞬間でした。



5月。春の一番陽気のいい時期にさしかかり、過去に入ったことのない未調査の区間での探釣りを開始。ヤマメを中心に大きいのや小さいのをバランス良く釣ることができました。釣行回数は4・5・6月が特に多かったです。

印象的だったのはここ数年本流通いをしていてもなかなか釣ることができない綺麗な色をしたニジマス。今年釣ったニジマスの中では一番印象に残った奴でした。



6月。調査釣行で釣った珍しい魚。どの魚の混血か正直なところ未だによく分かりませんが、色々なHPを調べてみるとイワナとヤマメの混血児のような気がします。



7月。仕事帰りの30分~1時間だけの部活動で、新たな怪しい場所探し。タイミング良く入れば大物に会える確率が高くなるんだなと感じた部活動でしたが、仕事が忙しかったのと、なかなか良いのが釣れなくて釣りに行く気力が薄れていた時期でもありました。

癒されたくて久しぶりに入った山奥の渓流で腹の黄色いイワナが釣れて、少しばかり癒された気がしました。



8月。大物が釣れなくなってきた時期。漁協の放流の影響か、7月と8月はヤマメがよく釣れました。それでも気持ちはブラウン狙い。外来魚ではありますが、ルアー釣りをしていて自分の狙い通りに出てくれる魚なので、面白い魚だと感じるようになってきました。



9月。禁漁前の最後の締めなのであちこちの川を探し歩きましたが、結局いい奴には巡り会えず。最後の1匹は今年1年楽しませてもらったブラウンで締めました。



10月。本来なら禁漁期間のはずですが、渓流釣り専門の私には嬉しい冬期ニジマス釣りが犀川殖産区域で解禁。当然の如く通わせていただくことになりました。

毎週通うのは厳しいので月2回ペースの釣行。解禁直後の釣行で何とかチビニジマスを釣り上げることができました。犀川殖産のニジマスは状態のいいニジマスなんだなと思った瞬間でした。



11月と12月。次第に気温も下がり寒さが厳しくなる中、犀川に通いましたが釣果なし。どうすれば釣れるのか、確実に釣っている人もいる中で試行錯誤する本流釣りを味わせてもらいました。



-----------------------------

さて、今年も数やサイズは「えっ?そんな程度なの?」と思えるような内容。ま、『永遠の素人』ですから笑ってやってください。「死ぬまでに大物に1匹だけでも会えればいいや♪」、運もツキもない自分のささやかな願いです。
そんな2010年の釣果は以下の通りです。ちなみに(  )書きは昨年度の数字です。

釣行日数     81日  ( 87日)
釣行箇所数  113箇所(150箇所)

釣果
イワナ          9匹( 35匹) 最大35㎝(35㎝)
ヤマメ         34匹( 39匹)    28㎝(26㎝)
レインボートラウト   6匹( 17匹)     30㎝(35㎝)
ブラウントラウト    21匹( 20匹)    39㎝(27㎝)
アマゴ          0匹(  6匹)      0㎝(26㎝)
ウグイ他         6匹(  6匹)
合計          76匹(123匹)

気分の乗らない、短時間の釣行が多かったせいか、釣行日数はあまり変わらないのに釣果は激減、イワナも激減、ヤマメはなぜか例年通りの釣果。ニジマスを釣りたいのに釣れない、釣れる場所に行っても釣れない、宿命を感じます。

サイズは相変わらず40UPすら届きません。『永遠の素人』たる理由です。

-------------------------------

『努力をすれば報われる』、そう言われて昔から努力をしてきました。『通い続ければいつかは釣れるので信じよう』、そう言われて努力をしてきました。それでも結果が出ない場合もあるのだと最近悟るようになってきました。そうなると信じれるものは堅実な行動。

来年は本来行くべき場所に戻ろうかと思います。そして息抜きをしたい時に夢を追い求めようかと思います。



落ち着いて過ごせる場所へ・・・。



<追伸>
ブログを書かれている釣り仲間の皆さんのなかで、残念なことに突然ブログを終了されてしまう方がおられます。

それぞれの諸事情によりブログを終了されるのはやむを得ないことだとは思いますが、皆さんが楽しまれた釣行記録を拝読して、感じて、勉強させてもらううえで、ブログの記事は消去せずに残しておくことも大変重要な意義があると思います。

私が愛読していた『板。さん』、そして『コバックさん』、可能であれば装い新たにブログを再開されることを希望します。

お待ちしていますよ!

12月19日 本当にラスト?

2010年12月19日 18時08分31秒 | 渓流釣り
先日、職場のフライマンから情報提供あり。

フライマン:「J州屋の誰かがS川S産で茶・虹・豆・恋を揚げたらしいですゼ・・・。」

k:「何?あの連中はやはりただ者ではないな・・・。なにくそ、負けてられないな・・・。」

HPを見ると、彼らはいつものペアでS産に行った模様。自分もちょうど日曜日にリベンジしに行くつもりだったんだ。ルアーを買いに行ったついでに探りを入れてみるか・・・。

-------------------------

18日土曜日午後。J州屋にて。



既に売り出し中の福袋を早速入手し、他のルアーも物色。レジに行く直前に○バック氏が登場。

k:「HP見ましたよ。S産で釣ったそうですね?」

○バック氏:「ミノーは厳しいですよ。スプーンで底を当てながら探らないと難しいです。今年のS産は夏も厳しかったですからね・・・」

プロの○バック氏でも難しいのなら、素人のkにはなお難しいね・・・。

-------------------------

18日夕方。安曇野スイス村裏にて。



冬空が寒さを感じさせるS川S産方面を望んだ。なぜか岸沿いには数台の車があった。自分と同じように気の早い釣り師が川の様子を見に来たのだろうか・・・。

明日は冬期4回目のS産だ。絶対に釣ってやるからな!!!

--------------------------

19日日曜日午前10時半。現地到着。



周囲を見渡す。上流には2人の釣り師。この下流には人影なし。よしアソコに入るか・・・。



以前入ったポイントと似たようなポイントが多いのが特徴のS産。この荒瀬、夏なら確実にブラウンが釣れそうなポイントだが、冬は???なポイント・・・。

早速スプーンを底に当てながらチェック。

・・・

12時を過ぎた。



水も心もクリアだが、魚の心には響かないようだ・・・。さらにスプーンでチェック。

・・・

午後1時半を過ぎた。



水はクリアだが、心が濁り始めた。魚の心には全然響いていないようだ・・・。今度は軽量スプーンでチェック。

・・・

午後2時半が過ぎた。



相変わらず水はクリアだが、心は濁りで見えなくなってきた・・・。そうか、元来た道へ戻って振り返ってみよう。そうすれば・・・。

・・・

午後3時半が過ぎた。



スプーンもダメ、ミノーもダメ、スピナーもダメ、もう手は尽くしたぞ。

日が沈む・・・。心も沈んだ・・・。二度と来るもんか・・・。

そうして4回目の挑戦は予想通りの展開で終了したのでした。

・・・

5回目の挑戦は・・・、多分無いな・・・、放流魚すら釣れないんだから・・・。



本当かい?