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松本市近郊のマイナー釣り場情報

長野県の松本市に住む一人の釣りびとが、渓流釣りをメインに各地を釣り歩いている姿をご紹介します。

晩夏のクロダイ!

2017年09月16日 10時15分14秒 | 磯釣り
先週9日の土曜日にスイカ釣りに行って来ました。スイカ釣りは今季2回目で前回は釣果ゼロ。

で、今回はと言うと、現地で職場のボスと合流、潮が沖に出ている雰囲気のいい場所ですぐにヒット!



ボスは30分の間に2枚キャッチ、もう1枚はバレてしまって終了。

自分はと言うと、なんと1投目でヒット!



見栄えのしない写真だけど、40センチの貴重な今季初のスイカクロダイ1枚。その後2枚目が出ずに終了。詳しい釣行内容は、別の方のブログに載っているので見てください。

スイカがまだ10個以上残っているので、10月までに毎週通わなきゃ撒ききれない。仕事に遊びに忙しい毎日が続きます(泣)

今日の釣果は…

2017年05月20日 20時49分56秒 | 磯釣り


朝から夕方までやってメジナ1匹だけでした。他にフグが入れ食い状態であとはな~んにも無し!

ホタルイカ狙いで前日の夜から糸魚川入りしたのに、別の場所で沸いていたらしい。トホホ…。

やっぱりノッコミとは言ってもムズカシ~!

次回も頑張ります!

今季初クロダイ!

2017年05月14日 15時03分54秒 | 磯釣り
昨日5月13日は雨の中、日本海に今季初クロダイを狙って行ってきました。

ノッコミの時期は釣りやすいと聞いて通い始めてはや何年?、その恩恵を受けたのは磯釣りを始めた最初の年だけかな?、という感じですが、毎回思い出すのは、あの時は確か雨が降ったり止んだりで海の濁りも笹濁りっぽかったなぁ、という事。

渓流釣りをする皆さんなら周知の事実でしょうが、雨の日の少し濁りが混じった状態の川が魚の活性が高く釣りやすいということ。

海も同じでは?、と最近は思っており、波が高くなければ、小雨程度ならチャンスありと思っていました。昨日はちょうどそんな状態の日だったので、一人で行ってきました。

糸魚川に向かう車中、どこに入ろうか考えた。姫川は泥濁りでおそらく河口周辺は泥濁りだろう、他の川も濁りが入っていれば渓流と同じで魚は寄り付かないのでは?、ならば、泥濁りでない場所を見つけるか…等々。

多分、あの場所なら川の濁りは薄いだろうから狙ってみるか?、ずっと考えていた場所に入ってみた。これが正解だった。

そこは潮の動きはゆっくりだったけど、川から流れ出る笹濁り水が巻き込んでくるようなポイントで、渓流でいえばイワナが付きそうなポイントだった。

汽水域でもクロダイは釣れるようなので、心配はしていなかった。

釣り開始は午後2時。最近は午後から始めてコマセを集中的に撒いて魚を寄せる作戦でやっている。余ったつけ餌で夜釣りもできるから。

さてさて、釣り始めて30分もしないうちにイナダが連続ヒット。幸先がいい。フグも釣れるがイナダがしつこい。ヒットしてもハリスを噛み切って逃げていく。

それに耐えていたら突然違う引きがきた。本命のヤツだ。久々に味わう強烈な潜り込み。竿の曲がり具合が心地よい。

最近はテトラの上ではなく、砂浜でやる渚釣りばかりやっている。だから、ランディングネットは必要ないので、釣り上げたら波が寄ってくるのに合わせて、岸へ上げる。



腹パンパンのクロダイ、ジャスト40cm。どうですか?、綺麗でしょ。

クロダイ釣りに引き込んだ職場の先輩に嫌がらせメールを送り、しばし自己満足の気分に浸った。狙い通りの気象条件に良さげなポイントを見つけて釣ることができたから気分が良かった。

この後も16時半くらいまで魚の反応がいい状態が続いたが、反応が薄くなってきたかな?と気付いた時には海水の濁りが完全に無くなっていた。

やはり、なんとなく渓流と状態は似ている。ノッコミのシーズンだから釣りやすいのでは?、という事もあるかもしれないが、大荒れでない雨の日が今後もあれば狙って行ってみようと思う。

この日キャッチできたのは、クロダイ1匹、イナダ2匹のみだったが楽しめた。ちなみにルアーでイナダを狙っていた人が沢山いたけど、あまり反応はよくなかったみたいです。

上越方面のクロダイはかなり好調のようで悔しいが、来週以降も5月末までは可能なかぎり通ってみたい。

(追記)スマホから記事を投稿すると、PCで表示される記事は特大サイズの写真になっているようです。お恥ずかしい限りですが、直すのが面倒くさいのでしばらくそのままにしておきます(笑)

9月21日 シルバーウィークのスイカ釣り

2015年09月23日 00時13分30秒 | 磯釣り
世の中はシルバーウィークの連休で遠くに旅行に出かけたりしている人が多いのでしょうが、自分は家の用事があったり、家族の都合があったり、休日出勤があったりして、連休とはいってもあまり休んだ気がしない状況である。

渓流釣りもこの連休中は禁漁前の最後の追い込みで、どこも人だらけなのは毎年のことで承知済みなので、予定が空いていた昨日21日に今年最後のスイカ釣りに行ってきた。と言っても今年2回目なんだけど・・・。

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松本を10時半に出発して糸魚川に着いたのが13時半頃だったか。さすがに行き交う車の数が多かった。

釣り場は車を横付けできる前回と同じ場所に決めていた。現地到着後に波を見てたところ、前回よりも波が穏やかになっている。今日は場所を変えたほうがいいのかな?という予感がしたが、とりあえずやってみよう。



周囲は家族連れが砂浜で遊んだりバーベキューやったりしていて前回よりも賑やかな状態。クロダイ狙いの釣り人が一人黙々と釣りをしているのは非常に違和感があった。

・・・、開始から2時間が過ぎたが、何故かず~っとエサが丸残り。でも、餌取りフグさえかじらない。何故だ?、今日は本当にお留守なのか?

場所を少しずつ横移動しながら前回見つけた海草が漂っているポイントも探ったが、何となく潮の動きがよくない。

遠くから下校時刻を告げる音楽が聞こえてきた。えー?、もうそんな時間?、このまま何もなく終わるの?



撒き餌のスイカがまだ3分の1くらい残っていたので、思いきって場所移動することに。

移動中に見たいくつかのポイントにはクロダイ釣り師の皆さんの姿が見えない。今日はハズレの日だったのか。「ボ○○」の文字が浮かぶ。

次の釣り場は、正面にあるテトラの横が岩場になっていて、潮が勢いよく動いているいい感じなポイント。うまく流さないと根掛かりしそう。



日が沈むまで残り1時間くらいか。延長戦で電気浮きを使っても18時半くらいまでしかできない。

予想どおり潮が勢いよく動いている。投げ込んだ立ち浮きが西から東へあっという間に流されていく。ここでようやく付け餌にかじった跡を確認した。魚がいるゾ!

日が沈んだので電気浮きに変えて、2投目にようやくヒット!



いや~、嬉しい。キレイなクロダイ。35センチしかない小振りなやつだったけど、スイカで粘って釣れたことが嬉しかった。

スイカで2回連続キャッチできたことにも大満足。潮の動きも大事だけど、魚が付きそうな厳しいポイントを狙うことも渓流釣りと似ているかも、思った。

結局この日は1キャッチのみで終了。クロダイはリリースしてきた。40センチ以上ないと食べごたえないからね。



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次は10月1日から始まる犀川殖産の秋ニジマス釣りに集中しましょうかね?

9月12日 スイカ釣りで初キャッチ!

2015年09月13日 22時20分13秒 | 磯釣り
3ヶ月ぶりのブログ更新。生きてはいましたが、渓流釣りには3回しか行ってません。

釣りに行っても毎回1匹か0匹しか釣れないんじゃ面白くないから、飽きちゃったって感じかな。

もうじき禁漁になるけど、多分、渓流はあと1回行くだけかな?

そんななかで、海は釣れても釣れなくてもやりがいのあるクロダイ釣りに久々に行ってきた。

お盆休み前にスイカを4個もらっていたのになかなか海に行けなくて、今期初のスイカ釣りが昨日になってしまった。

今回も夕マヅメ狙いで松本を10時に出発、糸魚川到着が13時頃になってしまった。この日の狙いは青梅海岸での渚釣りだったが、姫川の泥濁りがもろに西側に流れてきていたため、場所変更。上越方面に向かった。

最近のお気に入りは渚釣り。テトラの上から狙うほうが魚がよく見えていいのだとは思うが、体力がないとかなり疲れるので、立ち入りやすい砂浜でのクロダイ狙いが楽だ。

あらかじめ自宅で切ってきたスイカは2玉分。日没まで持てばいいが、2~3時間でなくなりそうな分量である。クロダイを釣りに来る時は始めからあまり期待せずに来ているので、この日も釣れなきゃ早々と終了して糸魚川駅周辺で美味しいものでも食べて帰ろうかという気分だった。

その心構えが今回はよかったのかもしれない。

釣り開始は14時から。砂浜であるが、岸から先はストンと落ち込んでいるように見える。潮の流れは、・・・あまり動いていない様子。先週の台風で波はやや高めだったが、正面にあるテトラのお陰で立ち込んだ場所は波がやや弱まっている。それが狙いだった。

昨年も夜釣りで念願の秋クロダイをゲットした場所であり、意外にもクロダイが居着くポイントなのでは?と思っていたからここへ来たのだ。

仕掛けはウキ下のハリスが1ヒロくらい。針は最初は3号を付けていたため、小さく刻んで持ってきていたスイカの付け餌を3つくらいつけて流してみた。

開始15分後くらいか、何気によそ見をしていた時にいきなりズドン!ときた。スイカ釣りは即効性があると聞いていたが、こんなに早く来るとは。しかし引きが強烈、リールからラインがジージー送り出されるのでドラグを少し強めにし、臨戦体制に入ったところで、僅かな時間の駆け引き。

?、?、?、あっという間に駆け引きが終了。さてはラインが切れたか?と思って見てみると、針がポッキリ折られている。



ひょえ~、なんて奴だ、クロダイってのは? そんなに歯が強いのか?

仕掛けは間違っていなさそうだったが、その後約2時間はアタリなし。

水面のウキが反射してよく見えなくなってきたので、師匠から頂いた遠矢ウキに変えて流していたところに2回めのヒット。根がかりか?と思ってゆっくりラインを巻き取ったらさっきよりもさらに強烈なズドン!!

が、今回は臨戦体制に入るまもなく引きが軽くなった。

?、?、?、あれ~、また高切れか?



師匠からいただいた大事な遠矢ウキが岸から遠ざかってく。あの強烈な引きからは50cm位はあるクロダイだったと思いたいが、ウキをつけたまま遠くへ行ってしまわれた(泣)

気を取り直して、次の仕掛けは針を更に小さく1号にして、ハリスは0.5ヒロ。ウキ下から言えば1ヒロだけの超浅瀬仕様。付け餌のスイカが1つで針が隠れるようにセットして流した。

撒き餌のスイカがほぼなくなりかけた17時半頃に次のヒット。今度はしっかりフッキングしているが、引きはやや弱し。砂浜なので、岸に寄せればOKというのが利点かも。

メジャー計測はしていないが、40cm超えはある。ナイスな魚体だ。



水面に浮いているくらいの小さい奴が付け餌のスイカ。こんな餌でも釣れるんだね、クロダイって。



砂浜だったので砂まみれになったクロダイは写真写りが良くないが、この持ち方は食べるために釣ったって感じの持ち方だね? 反省。

ずっと同じ場所で半日粘っていたが、この場所は当たりだなと思って続けてやっていたのが正解だったように思う。

この日の釣果は1キャッチ2バラシで14時から18時半の4時間半の釣行だった。

この日ヒットしたポイントは砂浜といっても足元に海藻が生い茂っていた場所のようだった。ヒットした場所はなんとなく同じ場所。ラインが藻に絡まり、何度か取り外すのに苦労した。クロダイは藻の中に隠れていたのかもね。

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スイカはあと2玉残っているので、今度のシルバーウィークのどれかの日にもう1回だけスイカ釣りに行く予定である。

いや~、いいね、クロダイ釣りは。釣れても釣れなくても楽しいですわ。

4月27日 笑うしかない

2015年04月27日 21時57分17秒 | 磯釣り
予想通りの結末に笑うしかない。

もう釣りや~めた。

こんなにストレス溜まる趣味ないね、ホントに。



土日は結構釣れてたみたいなので、同じような天候や波だったら次の日も普通に釣れると思うよね?

俺の場合、釣れないんだわ、これが。

貧乏神だね、俺は。

あ~あ、イヤになったな~…。

仕方がないので、別の遊びでストレス発散するわ。



北陸新幹線の糸魚川駅をハックしたほうが楽しかったよ。

11月22日 念願の秋クロダイ! そして地震!

2014年11月23日 16時19分52秒 | 磯釣り
そのまんまのタイトルですが、お付き合いを・・・。

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仕事がメチャクチャ忙しく、単身赴任先から松本の自宅に帰宅したのが日付が変わった22日土曜日の午前1時過ぎ。風呂も入らずにとりあえず寝て7時に目を覚まし、慌てて磯釣りの準備をして日本海へ向かった。



天気が良く、白馬の山にはもう雪が被っていた。「あ~、いい天気だな~。このところ忙しくて辛抱する毎日だったから、何か良いことあればな~。波も良くてクロダイが釣れたら気分いいのにな~。」、と思ってこの時はここを通過した。

まさかこの後ここが大変なことになるとはこの時思っても見なかった。

県境のトンネル区間を抜け、糸魚川に向かう道中で始めて大糸線のワンマン列車を見ることができた。



面白いデザインだ。へ~、こんな列車が走っているんだ・・・。大糸線も趣があってイイネ~。なんてこの時思っていたが、この大糸線もこの後大変なことになるとは・・・。

途中、能生の近くの河原でサケのつかみ取り大会をやっていたが、自分はクロダイが本命なので、つかみ取り大会には目もくれず目標地点に向かった。

さてさて、思わせぶりな話が続いたが、本命のクロダイの話。

職場の仲間2人と現地で合流し、今日は3人での釣り。1人は初めてクロダイ釣りをする人だ。2には既に9時頃から始めていたが、自分は松本を8時に出てきてしまったため、現地到着は11時近くになってしまった。



ベタベタな波かと思っていたが、濁りもあり潮も動いている。周辺のテトラ周りには同じようにクロダイ狙いと思われる釣り人が複数竿を出していた。

自分は12時前から釣り開始。開始直後に大きくなったフグがヒット。出足から歓迎ムード。フグばっかりと聞いてはいたが、たまに小アジも混じる。小アジは取り込もうとすると口切れしてそのまま海へドボン。

雰囲気的にはクロダイが釣れそうな良い潮の流れだった。西へ動いたり東へ動いたり、自分もフグやアジの釣れ具合を見てハリスを長くしたりウキを替えたりガン玉を付けたり餌を替えたりして色々考えてやってみた。

午後1時半頃、他の2名にも本命が来ない。フグやアジも釣れたり釣れなかったりだったが、1つ分かったことは小さく誘いを掛けるとフグやアジがヒットしやすいということ。これがクロダイに通用するかどうかはこの時点では分からなかった。

そのまま周囲には何も大きな変化が起きずに、4時頃までには潮の動きが鈍くなっていた。仲間の2名はここで終了。自分は夜釣りもするつもりで来ていたので、2人の余った餌をもらって別の場所へ移動した。



辺りが暗くなり始めた午後5時過ぎ。狙っていた場所である。来る時に「あの潮の流れイイナ~」と思っていた砂浜での渚釣りである。

いつもなら周囲にはルアーマンが沢山いるが今日は近くに2人いただけ。ほぼ独り占め状態で嬉しかった。

以前やってみた電気ウキを使った夜釣りが面白かったので、この日も電気ウキを準備。ただし、照明を持ってくるのを忘れたため、周囲のお店の明かりを頼りに仕掛けを変えずに釣りをするしかなかった。

餌はじっくりやれば4時間くらいは持ちそうな量があったが、遅くても9時頃には終了したかったので、延々と撒き続けた。

その結果、30分後くらいから散々食われ続けていた餌のオキアミが丸残りしだすようになってきた。更に30分後、今度は1分以上放置してもオキアミが残ってきたり、2回連続でオキアミが残るようになってきた。

「これはいける! もうじき来るぞ!」

餌を切れ目なく投げ続けた。なかなか当たらないので、小さく誘ってみたところ、「ズドンッ!」ときた。

「来た、この引きだ! ウワッ、なんだこの引きの強さは!」

ヒットした場所は岸辺沿いの川でいう駆け上がり部分。波が寄せたり引いたりしている部分の少し先で、ウキがそこから沖に向かって少し動いたり、また戻されたりといった状況になっていたが、何の前触れもなくいきなり来た。

確かに春に釣ったクロダイとは引きの強さが明らかに違った。両手で竿を抑えて取り込まないと、波で沖へと流されそうになって重たくなる。それを何度か繰り返すうちにようやく岸へと上げることができた。



念願の秋クロダイ(関西はチヌと言うようだ)37cm。引きの強さから40cm以上はあるかと思ったが届かなかった。でも身は厚みで美味そう(笑)。

やっと釣れたゼ・・・、チョー嬉しい!、メッチャ嬉しい!、と自分一人しかいない海岸で喜びをかみしめた。

この後も粘ってみたが、時間が経つにつれ餌の丸残り状態が続かなくなり、そのうちにまた毎回餌がとられる状態になったため、そろそろ潮時かな?と思って終了とした。餌は全部撒き切った。

ヒットした時の仕掛けは、2号の小さい針に小さめのオキアミを針が隠れるように丸い形になるように付けた。ハリスの長さは1.5ヒロくらいでガン玉なし。ウキは細長い電気ウキの2号。

師匠の教え通り、釣れない時は針を小さく、餌も小さく付けることを心掛けて色々試したつもりだ。

餌朝のオキアミは今回はJ州屋で買ったオキアミL。配合餌はマルキューのオカラだんご1袋とチヌパワーV10白チヌ1袋にもらった余り餌。これでようやくコバックさんにも報告ができます(笑)。



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午後9時半頃糸魚川をあとにし、気分良く松本方面へと車を進めた。小谷村まで延々と続くトンネル区間を抜け、県境を超え、道の駅小谷に近付いた時、事件は起きた。

トンネルを抜けた直後に車がいきなり横に振られ、ハンドルを取られた感じがしたため、タイヤがパンクしたのかと思って、道の駅に車を止めたが様子がおかしい。その直後、地面が大きく揺れた。

「地震だ!、さっきのも地震だな、でかいな?」

この先松本までの区間は山沿いの危険な区間。この大きさの地震では所々で落石や斜面が崩壊している可能性もあるのでは?と感じたが、自宅に連絡を取りながらも、慎重に進んでみることにした。

小谷村の役場を通り過ぎ、JRの白馬大池駅の先まで来たところで衝撃の光景が目に入った。



多分、これ、スクープ写真である。夜10時半頃の状況である。

姫川を渡る橋の先にあるJR大糸線に、山から崩れてきた土砂が線路を埋め尽くし、線路の上の電線が切れてスパークしていた。大糸線は完全に通れない。

自分がJRに通報しようとしたが、連絡先が分からないのでとりあえず110番通報して警察に電話してみたが、電話に出た女性もその周囲の騒ぎ声から相当パニックになっているようで、話にならなかった。

現場に後から続々と車が来て、地元らしき人が取り急ぎ役場に行って連絡してくる、駅に行って連絡してくる、と言っていたので任せた。

先へ進もうと思い、国道148号を白馬方面に向かったところ、すぐに対向車から、「この先土砂崩れで通れないぞ!」と知らせてくれた。見れば道路のあちこちに大きな落石が散乱し、危険な状態。

空気は土の匂いがしており、至る所で土砂崩落が起きていそう。山沿いの道路にいるのは危険と判断し、平らな場所に避難した。

その後は、安全のために小谷村の役場付近で一晩を明かそうかと思っていたが、国道とは別の県道を通って白馬方面に抜けられるということが分かり、そちらを回って何とか白馬方面に入ることができた。

白馬では長野方面の道路に段差ができて完全に通行止めになっていたり、パトカーや消防車がひっきりなしに動いていたが、何とか大町まで抜けて松本に帰ることができた。帰宅時間は23日の午前2時。ヘトヘトだった。

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楽しい思いと大変な思いが同時に起きた11月22日であったが、無事に帰って来れたことが何よりだった。

今回は強烈な思い出に残る磯釣り釣行だったが、今年はもうこれで終わりかな。12月は釣れないだろうからね。

次は仕事が忙しくなくなったら、また殖産に行くつもり。

明日は自主出勤だな・・・、気が重い・・・。

5月10日 じらされて、やっと・・・

2014年05月11日 21時44分26秒 | 磯釣り
5月10日土曜日、今季2回目の磯である。糸魚川に9時頃到着し、海を見ながら北上した。



前日夜の―時的な雷雨の影郷か海岸沿いはどこも濁りが広がっており、風も強い。波は見た目1~2mあり、釣りをするにはなかなかきびしい状態である。

いつものようにボスと連絡をとり、ボスが既に準備を始めているポイントへと向かった。

今日のポイントは他のポイントと同様、茶色い濁りが入っており、風も強かったが、唯一波の高さが他のポイントよりも低かったので、まだ釣りになりそうだった。午後になれば波が低くなる予報だったので、ここで午前中やって、ダメなら移動かな?と思って準備を始めた。

今日の釣行メンバーは、いつものクロダイ釣りの名人のボスと、このボスに誘われてこの日初めてクロダイ釣りに引きずり込まれた、こちらも前の職場のもう一人のボス、それから今の職場の先輩の全4名である。

2人のボスは岸壁の上に釣り座をかまえ、自分は岸壁下の岸近くに釣り座をかまえた。

自分が到着してすぐに名人のボスはクロダイをキャツチしていた。いきなりの良型。こんな厳しい波の状況でも釣りになりそうなポイントを見つけ、すぐに結果を出すところがスゴい。

いつも「経験年数の違いと腕(の差)だよ!」と言われてイジられるのが悔しいが、事実だから仕方がない。

さて、自分が流したポイントは最初からエサがまる残り。1時間以上投げ続けたが、えさとりフグすらヒットしない。エサが残る=クロダイが近くにいる、と教えられていたが、何かおかしい。魚がいないのか?

岸壁の上ではイナダがポツポツヒットしているようだが、こちらは何もなし。



午後1時を過ぎ、飯を食った後でここを諦め、岸壁の上のボスたちと合流。コマセを撒き散らす作戦に出た。

名人のボスは仕掛のセッティングが当たっていたのか、イナダを連続ヒットさせていたが、午後2時頃、2枚目のクロダイをゲット。自分に対する自慢げなロ撃がさらに激しくなってきた(笑)

ボス言わく、「ここは浅場なのでウキ下をかなり短かくしてハリも小さくし、エサも少さく付けるといいよ。ハリのすぐ上に小さいガン玉1個つけて流してみたら。」

その通りに仕掛けを作り直して流し始めると、徐々に効果が現れ始めた。

海面に浮いているウキがジワジワと水中に持っていかれ、竿先で聞いてみるとウキが海面に戻るといった状態がずっと続くようになった。

「待て、待て、慌てるな。ウキを完全に持っていってから合わせろ。」

その状態が2時間くらい続き、ずっとじらされ続けたが、ようやく午後4時になって初ヒット。



この日初キャツチは、狙っていないイナダだった。



この頃にはボラも寄ってくるようになっていたが、ここでも名人のボス言わく、「ボラの下にはクロダイだよ!」と言ったので、すかさずハリスを0.5ヒロ長く作り直して流した。

午後5時を過ぎた頃だったか、ようやくその結果が出た。



念願のクロダイだ。苦労してやっと釣れた魚だ。ウキが沈んだところは確認できなかったが、竿先で聞いて強いヒキが来たので嬉しかった。



40cmジャストの腹パンパンのクロダイだった。付けエサはボイルオキアミ、針は小さめの2号チヌ針。

結局この日の釣果は、イナダ1匹クロダイ1匹の2匹のみ。フグは1匹もヒットしなかった。

名人のボスは終了間際にクロダイをもう1枚ゲットしていた。初参戦のボスはイナダは釣れたが、念願のクロダイには出会えず。予想外に体力を使うこの釣りに「疲れた」と言っていた。今の職場の先輩はイナダ沢山、フグ沢山だったようだ。

今回は少しだけ考えて釣りをすることができた。クロダイをキャツチするには潮の状況だけでなく、エサとりをかわす仕掛け作りもして、考えてやらないといけないんだと薄々感じることができた。

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そんなわけで、今週は川へ釣りに行かず。川での釣果は解禁から今日まで、未だ10匹未満では? 華々しい釣果が欲しいところではあるが、自分にはその流れがまだ来ない。



ゴールデンウィークには甥っ子とこの川で粘ったが、2人とも1匹も釣果なし。魚っ気が一つもなかった。釣らせてやりたかったが、夏休みへ持ち越しとなってしまった。

次は川と海、どちらに期待しましょうかね…。

4月27日 1年ぶりのクロダイ!

2014年04月29日 22時48分22秒 | 磯釣り
タイトル通り、久々にクロダイをゲットしたので、長文になってしまった。
興味のない方は読まずに写真だけ見てね。

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27日の日曜日は朝7時半に松本を出発し、9時半に糸魚川到着。

糸魚川の釣具屋でボイルオキアミLサイズ3kgを購入。1セット目は前日に上州屋で買ったLサイズ3kgのオキアミを先行使用し、それが早々無くなればボイルオキアミは2セット目で使用するつもりだった。

海を見た。薄い笹濁りで波はほとんどなし。ベタベタだ。潮の動きの少ない中、今日も厳しい釣りになりそうだ。

先行組と合流したのは10時半前。先行組もようやく準備が完了し釣り始めたばかりの様子。上越方面から南下してきた先行組も潮の動きのあるよさげなポイントがなかなか見つからなかったようで、結果的に確実性の高いポイントになった様子だった。



1人でポイントを探して1人で釣るのも楽しいが、とにかく1匹を釣りたい場合は餌を広範囲に撒いてクロダイを寄せることも必要なので、大人数いるこの場所は有利だ。

ここから釣り始めるまでに、自分の場合は30分以上の時間を要する。

まずは竿の仕掛け作り。波が穏やかで浅場なのでウキ下1ヒロ半くらいにセットし、ガン玉無しで最初は始めた。これがこの状況下で正しい選択なのか、まだよく分かっていない。

次に撒き餌づくり。

オキアミを使う場合、海沿いの釣具屋では解凍予約というものがあり、こちらの到着時刻を電話で連絡しておくと、完全に凍っているオキアミをその時間に合わせてすぐ使えるように解凍しておいてくれるということ昨年知った。

自分の場合、松本から糸魚川に来るまでに2時間かかり、さらに釣り始めるまでのポイント探しに約1時間かかるため、その間に解凍が進むという判断から、最近は松本を出発する前に冷凍庫からオキアミを出して、自然解凍させながら運んでくるようになった。

これからの時期はテトラの上も日照りで暖かくなり、30分くらい置いておくとちょうどいいくらいに溶けてくれて、コマセを作りやすくなる事が分かってきた。

今日は薄い笹濁り状態だったが、今は状況に合わせた良い配合餌がある。今回は白く濁らせて魚の警戒心を解く餌を使うことにした。

1セット目の配合餌は昨年の残り物のオカラだんご半袋とチヌパワーV10白チヌ。水分を含むとボリュームがアップするオカラだんごが安くていいとの情報があったので使ってみた。

2セット目の配合餌はオカラだんご1袋と爆寄せチヌ。いかにもチヌが寄ってきそうな名前の餌。消費者の購入意欲をそそるやり方は賛成するが、本当に釣れなきゃもう買わないぞ。

配合餌はプリンのような甘い匂いがする『ウルトラバイト・アルファ』という成分が混じったものが好きだ。臭い匂いのするものはヘタをすると車の中まで臭くなるので使わないようにしている。

先行していた職場のボスとその仲間たちの居る場所には5人が立っていた。ここもベタベタな波で見るからにに厳しそう。皆口々に「今日は夕方に賭けるか。」とか、「今は全然面白くないね。早く沢山撒いて。沢山撒かないとチヌが寄ってこないよ。」と、入れ食い状態ではなく、チヌが寄ってくるように場を作る展開になっている。

仕掛けの準備が終わり、コマセも良い状態に作れて1投目は11時となってしまった。既に腹が減っていた(笑)。

3kgのオキアミのうち、一握り分を付け餌に使うためエサ箱に取っておき、残りを配合餌と混ぜると40リットルのバッカンに半分くらいの量になる。これは夕方4時頃まで持つ量だ。この日は爆釣すれば、もう1セット作って夜釣りもやるつもりでいた。

11時開始から1時間が経過して、ようやく1匹目がヒット。その引き具合は、大嫌いな餌取り連中だ。ヤツらは1年中邪魔をしてくる。

開始から2時間が経過してようやく2匹目がヒット。付け餌の状態確認のために巻き取っている途中でヒットした。さっきから同じようなことをやっていてフグやイナダが追いかけてきているのが見えていたが、今回はイナダだった。



ルアーでもこの時期かなり釣れるというイナダだが、餌でもルアーのようにゆっくり巻き取っていると、食い付いてくる。これはこれでなかなか面白いが、本命はあくまでもクロダイだ。

周りもイナダは頻繁に釣れているが、みんなリリースしている。自分は海で久々の釣果だったし、お土産としても欲しかったので、他の人が釣った40cm以上のイナダをもらってキープしておいた。

午後3時過ぎ。それまで西に動いたり東に動いたりしていた緩い流れが、漂流物が岸へ近付いてきたと同時に速い流れになった。

ボスたちはすかさず仕掛けを変えていた。聞けば、ガン玉を2~3個付けて2ヒロとって流している様子。ウキも替えたようだ。自分もそれに同調し、ハリスを2ヒロにして、小さめのガン玉を2つ付けて流した。

その後すぐにボスに本命が来た。引き具合から30cm前後の小さいものだったようだ。

あの潮目に変わってから地合いが来たか?、と思っていたら、その30分も経たないうちにまたもやボスにヒット。今度もクロダイのようだ。うらやましい。

自分はボスが攻めているポイントから少し離れた場所で流していたが、ボスの隣の人もヒットしていたため、自分もボスの近くに移動し、餌を撒き続けた。

しばらくして自分にはイナダがヒット。40cm前後のサイズなのに磯竿が5m以上あるせいか、引きの強さが伝わらない。本流のニジマスなら40cmでもかなりパワフルに感じるのだが、イナダは弱々しい感じだ。

午後4時過ぎ。自分にも待望の本命が来た。ヒットしてウキが沈む状態が見たかったが、今回も付け餌の状態を確認しようと巻き取り始めたらヒットしているのに気が付いた。

クロダイの引きは、雑巾がヒラヒラと海中を泳いでいる感じで、5mある竿でも明確に動きが伝わってくるのでイナダとは違う心地よさがある。

念願の今季1匹目、1年ぶりの対面は25cmのリリースサイズだった。



それでも嬉しい、待ちに待ったクロダイだ。

磯ダモがヘボいのでフニャフニャ曲がって取り込みに苦労した。もっと使いやすい磯ダモを早く買わなければ・・・。

夕方5時頃、ボスの釣り仲間が新たに3人登場。2人は大人でFさんとIさん。もう1人はFさんの子供でH君だ。よく聞いてはいないが、保育園か小学校低学年くらいの男の子だ。この男の子がまたスゴイ。

ルアーでイナダ釣りをやるというので、自分はクロダイを狙いながら横でルアーを流している様子を見ていた。

Iさんがルアーを沖へキャスティング。数投キャスティングするとすぐにヒット。Iさんもクロダイ釣りに関しては凄腕である。そこからIさんがH君にロッドを渡して、H君のリーリング。



体を大きく反らして一生懸命リーリングするその姿はもう本物。この子が大人になったら間違いなく磯釣り師になりそうなくらい決まっていた。お父さんのFさんも海に来れば必ずクロダイを釣り上げている超上手い人だ。

そんな様子を見ていたら、自分にも再び本命の強い引きが来た。今度はいいサイズだ。

ドラグをやや強めに設定していたが、いい感じでラインが出されていたため、ドラグを弱めることなく徐々に岸へ寄せてきていた。下の砂浜にいたIさんが「岸へ寄せてくれれば手伝いますよ」と言ってくれたので、砂浜の方へクロダイを寄せていたらその途中で、「プチン!」とラインが切れた。

へッ?、と思った瞬間、水面に浮かぶウキが見えた。ウキの上でラインが切れたのだ。ウキは岸から5mくらい離れたところで止まっており、おそらくクロダイが付いたままになっている。胴長を履いていれば届く範囲かもしれないが、沖へ流されてはまずいので、今回は無理だ。諦めるしかない。

「いや~、惜しかったですね。」とIさんが言ってくれたが、自分も目の前まで来ていたクロダイがキャッチできなかった悔しさと同時に、1個1500円もするウキをロストしたという事実のほうが痛かった。

原因は去年1年間使っていた道糸をそのまま使い続けていたため、ラインが弱っていたのだと思われる。1年使ったラインは交換しなきゃとボスにも言われてしまった。

確かにそうだ。川の場合は2年くらい使い続けてもラインが弱っていたと感じたことは少なかったが、海の場合はラインの耐久性がすぐに落ちるようだ。

これで今日の勝負は終わったな・・・、と思っていた矢先、Iさんが「ヒットしたよ!」と言った。

どうやら先程ライン切れして水面に浮いていたウキが動いていたため、Iさんもまだクロダイが付いたままだと思ったようで、イナダ釣り用ルアーをキャストしたら上手くウキに引っ掛かったとのこと。

Iさんのおかげで一度はバラしたクロダイに無事対面することができた。



40cmジャストの本命クロダイだ。肉厚でカッコイイ。本当に一年振りに見る、自分が掛けたクロダイだ。Iさんのおかげでもあるが、ようやくクロダイの顔が拝めた。

この日のクロダイ釣りは午後6時前に日没と同時に終了。結果、ボスは5枚、他の人も1枚~7枚という釣果だった。結局、2セット目のコマセは作らずに終了。こんなベタベタな潮の状態でもまずまずの釣果で良かった。

約半日の釣りだったが、テトラの上を歩き回ったおかげで体力はヘトヘト状態になってしまった。

夜のホタルイカも狙っていたのだが、体力の限界を感じ、巷でウワサのラーメンを食って満腹になった後、ノンストップで松本に帰宅した。



この日のお土産は自分で釣った40cmのクロダイと、他の人が釣った30cm強のクロダイの2匹とイナダ5匹、サヨリ1匹だった。自分の釣果は、クロダイ2匹とイナダ3匹、フグも3匹。

クロダイ釣りは体力も必要である。昨年もそうだったが、初戦は全身筋肉痛になる。今年は腰にも響いており、今も座った状態から立ち上がるのに苦労ている。

28日は有給を取って体力回復に努め、今日は夕方にリハビリを兼ねて川で1時間の投球練習をしたが、成果なし。川のほうが別の意味で疲れるね。

次回のクロダイ釣行は5月10日かも。ノッコミの時期にしかクロダイは釣れそうにないから、しばらくは川よりも海で頑張るかも。

久々のクロダイ釣り、楽しかったヨ。