5月は季節的には新緑がまぶしい時期となり、渓流魚も活発に動き出す時期と思っていたが、今年は違うようだ。
やはり水量が少なく、雨が降らない影響か、魚も動かない。
前回海に行った後、犀川や他の支流をいろいろと釣り歩いてみたが、魚の姿が全然見えない川と、見えても食わない川ばかりである。
前回のクロダイ釣りから今日までの2週間、釣行は4日間、釣果は2匹のみ。あまりの釣れなさに嫌気がさし、今日は完全休養日にした。
虚しい。最近、川での釣りが楽しくないのがまた悲しい。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
放流が盛んになった犀川殖産。この時期の様子を確認に行ったのが5月17日。

天気がよく、過ごしやすい暖かさだったため、1匹くらいはいいのが出るかと期待したが、結果は1匹も出なかった。
冬とは違い釣り人もまばら、擦れすぎて釣りにくくなったために人がいないのか、ほかの渓流に人が流れたのかは定かではないが、水量も増えて冬よりも楽しめる条件になっていたのは間違いない。
残念な状況もあった。
周囲にだれも釣り人がいない状況の中で釣り上っていたところ、下流から1人のフライマンが自分の近くまで歩いてきた。釣果を聞かれるのかなと思ったら、そのフライマン、声をかけることなく自分の上流側に立ちこみ、フライを投げ始めた。
「ハァ???」
あまりにも大胆。釣り上っている自分の直上流である。釣り上がっているのを岸から見ていたはずなのに平然とフライを流していた。
あんた、偽フライマンだね?
犀川には釣りのルールを知らない偽フライマンが少なからずいる。以前も似たようなことをやられたことがある。偽フライマンよ、ルールやマナーをよく勉強してから川に来い。
お礼として、フライラインを流している近くにルアーをキャストし、水をバシャバシャさせながらフライマンの横を通り過ぎて釣り上がらせてもらった。
俺は面と向かって文句を言わないが、何かでお返しをする人間である。
いいことがない時は釣果もよくない。犀川では2つの場所を回ったが、魚影すら確認できずに終了。この川のパワフルな引きのレインボーはいつ堪能できるのだろうか?

この日の良かった出来事を言うならば、この汚れたミノーを1匹見つけたことくらいか。
その日の午後は通い慣れた綺麗な水の川で、1日1匹を目指して釣り歩き。

結果は豆ブラ1匹のみ。この水量ではまだまだ動き出さないだろう。何回振られたことか、この川には。それでも来てしまうから、ここには魅力があるのだろう。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
翌日の18日は日曜日ではあったが午前中は仕事。午後は仕事先近くの川を初探索した。
一つはイワナのいそうな水の澄んだ小渓流、

もう一つは良型ヤマメのいそうな水の澄んだ本格渓流だった。

ただし、どちらも魚はほとんどいなかった。25cmサイズのイワナ1匹のチェイスを確認したのみで終了。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
23日は松本で用事があったために有給休暇。空き時間を利用して2年ぶりに入る区間と、先週豆ブラを釣った区間の下流に入った。
2年ぶりに入る区間は流れが少し変わり、ボサも増えていて面白そうな川に変わりつつあったが、やはり魚はいなかった。魅力がなくなってきたのでここへは最近来なくなってきたが、魅力が出てくるまでにはさらに時間がかかりそうだ。
続いて先週と同じ川である。最初のポイントが正解だった。

この流れを望んでいた。水量が増えている。速い流れができている。理想的な瀬ができている!
瀬の中の釣りは面白い。そこで魚がヒットすればなお面白い。今回は入渓直後の1投目、ダウンクロスで1発ヒットした。
瀬の中で暴れているため、ラインが引き出される。ドラグを調整しながら魚とのやり取りを楽しみ、ファイトシーンをカメラに収めながら、ブラか?ニジか?と想像する。楽しい!
46cmのブラだった。過去にもさんざん疑似餌にお世話になったのか、お顔にところどころ傷がある。体型的には太い流れで揉まれてきた感があり力強い。写真を撮ろうとしても暴れ続けるほど元気がよかった。

この日、楽しかったのはこの時だけ。このあと3時間釣り上ったが、1匹も出ず。30分でやめときゃよかった・・・。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
昨日の24日朝一は23日の川のはるか上流。ここでは2時間釣り下ったが、1匹も出ず。前日に3時間釣果無しだったのにまた来てしまう。なんで懲りないのかな・・・。
午後は大きく場所移動し、水量の少ない人気河川。初めて入る区間だったが、ここ2週間歩いた川の中で唯一、魚影の濃さを感じた。
スプーンにタッチする豆ブラらしき反応を確認しながら、最後のチャンスと思い、大きな堰堤のある淵の下で釣り始め、そこから釣り下る計画だった。
白泡が渦巻いている中へスプーンを落とすと、すかさず1ヒット。ゴボウ抜きしたが、水辺の近くだったためフックオフして逃亡された。2匹目もその数分後にぎらっと反転タッチして終了。
さ~て、釣り下ろうかと思っていたところ、またまた残念な輩が・・・。
2人のウェーダーを着た餌師(テンカラ師?)が背後から登場。竿らしきものが見えなかったため下流の川の様子を見に近づいてきたのかと思ったら、自分の直下流で竿を伸ばし始めた。
「はぁ???」
餌師は動かないから他の釣り人の邪魔をしないので気にならないのかもしれないが、こっちはルアーマン。この堰堤から釣り下って行くの見てたでしょ?
どういう行動をするか予測できなかったのかい?
さすがにカチンときたのでつい声が出てしまった。
「なんで俺の下流に入るんだよ!!!」
相手さんに聞こえたのか、こちらをチラ見。聞こえないふりをしたのか、そのまま居座った。
自分が10歩も釣り下ればもうその餌師の釣り領域である。
あ~あ、ヤ~メタ! ここは10分で終了。
後で正気に返り反省したが、ここは人気河川であった。自分の嫌いな人の多い釣り場である。やっぱり駄目だ、嫌いだな、こういう川は。来年はもう年券買わないつもり。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
今年の5月は今までで一番楽しくない渓流シーズンとなってしまった。最近つくづく思うが、川に魅力がなくなってきたと感じる。
誰か楽しい釣り場に戻してくれ・・・。
やはり水量が少なく、雨が降らない影響か、魚も動かない。
前回海に行った後、犀川や他の支流をいろいろと釣り歩いてみたが、魚の姿が全然見えない川と、見えても食わない川ばかりである。
前回のクロダイ釣りから今日までの2週間、釣行は4日間、釣果は2匹のみ。あまりの釣れなさに嫌気がさし、今日は完全休養日にした。
虚しい。最近、川での釣りが楽しくないのがまた悲しい。
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放流が盛んになった犀川殖産。この時期の様子を確認に行ったのが5月17日。

天気がよく、過ごしやすい暖かさだったため、1匹くらいはいいのが出るかと期待したが、結果は1匹も出なかった。
冬とは違い釣り人もまばら、擦れすぎて釣りにくくなったために人がいないのか、ほかの渓流に人が流れたのかは定かではないが、水量も増えて冬よりも楽しめる条件になっていたのは間違いない。
残念な状況もあった。
周囲にだれも釣り人がいない状況の中で釣り上っていたところ、下流から1人のフライマンが自分の近くまで歩いてきた。釣果を聞かれるのかなと思ったら、そのフライマン、声をかけることなく自分の上流側に立ちこみ、フライを投げ始めた。
「ハァ???」
あまりにも大胆。釣り上っている自分の直上流である。釣り上がっているのを岸から見ていたはずなのに平然とフライを流していた。
あんた、偽フライマンだね?
犀川には釣りのルールを知らない偽フライマンが少なからずいる。以前も似たようなことをやられたことがある。偽フライマンよ、ルールやマナーをよく勉強してから川に来い。
お礼として、フライラインを流している近くにルアーをキャストし、水をバシャバシャさせながらフライマンの横を通り過ぎて釣り上がらせてもらった。
俺は面と向かって文句を言わないが、何かでお返しをする人間である。
いいことがない時は釣果もよくない。犀川では2つの場所を回ったが、魚影すら確認できずに終了。この川のパワフルな引きのレインボーはいつ堪能できるのだろうか?

この日の良かった出来事を言うならば、この汚れたミノーを1匹見つけたことくらいか。
その日の午後は通い慣れた綺麗な水の川で、1日1匹を目指して釣り歩き。

結果は豆ブラ1匹のみ。この水量ではまだまだ動き出さないだろう。何回振られたことか、この川には。それでも来てしまうから、ここには魅力があるのだろう。
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翌日の18日は日曜日ではあったが午前中は仕事。午後は仕事先近くの川を初探索した。
一つはイワナのいそうな水の澄んだ小渓流、

もう一つは良型ヤマメのいそうな水の澄んだ本格渓流だった。

ただし、どちらも魚はほとんどいなかった。25cmサイズのイワナ1匹のチェイスを確認したのみで終了。
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23日は松本で用事があったために有給休暇。空き時間を利用して2年ぶりに入る区間と、先週豆ブラを釣った区間の下流に入った。
2年ぶりに入る区間は流れが少し変わり、ボサも増えていて面白そうな川に変わりつつあったが、やはり魚はいなかった。魅力がなくなってきたのでここへは最近来なくなってきたが、魅力が出てくるまでにはさらに時間がかかりそうだ。
続いて先週と同じ川である。最初のポイントが正解だった。

この流れを望んでいた。水量が増えている。速い流れができている。理想的な瀬ができている!
瀬の中の釣りは面白い。そこで魚がヒットすればなお面白い。今回は入渓直後の1投目、ダウンクロスで1発ヒットした。
瀬の中で暴れているため、ラインが引き出される。ドラグを調整しながら魚とのやり取りを楽しみ、ファイトシーンをカメラに収めながら、ブラか?ニジか?と想像する。楽しい!
46cmのブラだった。過去にもさんざん疑似餌にお世話になったのか、お顔にところどころ傷がある。体型的には太い流れで揉まれてきた感があり力強い。写真を撮ろうとしても暴れ続けるほど元気がよかった。

この日、楽しかったのはこの時だけ。このあと3時間釣り上ったが、1匹も出ず。30分でやめときゃよかった・・・。
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昨日の24日朝一は23日の川のはるか上流。ここでは2時間釣り下ったが、1匹も出ず。前日に3時間釣果無しだったのにまた来てしまう。なんで懲りないのかな・・・。
午後は大きく場所移動し、水量の少ない人気河川。初めて入る区間だったが、ここ2週間歩いた川の中で唯一、魚影の濃さを感じた。
スプーンにタッチする豆ブラらしき反応を確認しながら、最後のチャンスと思い、大きな堰堤のある淵の下で釣り始め、そこから釣り下る計画だった。
白泡が渦巻いている中へスプーンを落とすと、すかさず1ヒット。ゴボウ抜きしたが、水辺の近くだったためフックオフして逃亡された。2匹目もその数分後にぎらっと反転タッチして終了。
さ~て、釣り下ろうかと思っていたところ、またまた残念な輩が・・・。
2人のウェーダーを着た餌師(テンカラ師?)が背後から登場。竿らしきものが見えなかったため下流の川の様子を見に近づいてきたのかと思ったら、自分の直下流で竿を伸ばし始めた。
「はぁ???」
餌師は動かないから他の釣り人の邪魔をしないので気にならないのかもしれないが、こっちはルアーマン。この堰堤から釣り下って行くの見てたでしょ?
どういう行動をするか予測できなかったのかい?
さすがにカチンときたのでつい声が出てしまった。
「なんで俺の下流に入るんだよ!!!」
相手さんに聞こえたのか、こちらをチラ見。聞こえないふりをしたのか、そのまま居座った。
自分が10歩も釣り下ればもうその餌師の釣り領域である。
あ~あ、ヤ~メタ! ここは10分で終了。
後で正気に返り反省したが、ここは人気河川であった。自分の嫌いな人の多い釣り場である。やっぱり駄目だ、嫌いだな、こういう川は。来年はもう年券買わないつもり。
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今年の5月は今までで一番楽しくない渓流シーズンとなってしまった。最近つくづく思うが、川に魅力がなくなってきたと感じる。
誰か楽しい釣り場に戻してくれ・・・。