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松本市近郊のマイナー釣り場情報

長野県の松本市に住む一人の釣りびとが、渓流釣りをメインに各地を釣り歩いている姿をご紹介します。

5月の渓流 虚しさに泣く

2014年05月25日 19時59分39秒 | 渓流釣り
5月は季節的には新緑がまぶしい時期となり、渓流魚も活発に動き出す時期と思っていたが、今年は違うようだ。

やはり水量が少なく、雨が降らない影響か、魚も動かない。

前回海に行った後、犀川や他の支流をいろいろと釣り歩いてみたが、魚の姿が全然見えない川と、見えても食わない川ばかりである。

前回のクロダイ釣りから今日までの2週間、釣行は4日間、釣果は2匹のみ。あまりの釣れなさに嫌気がさし、今日は完全休養日にした。

虚しい。最近、川での釣りが楽しくないのがまた悲しい。

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放流が盛んになった犀川殖産。この時期の様子を確認に行ったのが5月17日。



天気がよく、過ごしやすい暖かさだったため、1匹くらいはいいのが出るかと期待したが、結果は1匹も出なかった。

冬とは違い釣り人もまばら、擦れすぎて釣りにくくなったために人がいないのか、ほかの渓流に人が流れたのかは定かではないが、水量も増えて冬よりも楽しめる条件になっていたのは間違いない。

残念な状況もあった。

周囲にだれも釣り人がいない状況の中で釣り上っていたところ、下流から1人のフライマンが自分の近くまで歩いてきた。釣果を聞かれるのかなと思ったら、そのフライマン、声をかけることなく自分の上流側に立ちこみ、フライを投げ始めた。

「ハァ???」

あまりにも大胆。釣り上っている自分の直上流である。釣り上がっているのを岸から見ていたはずなのに平然とフライを流していた。

あんた、偽フライマンだね?

犀川には釣りのルールを知らない偽フライマンが少なからずいる。以前も似たようなことをやられたことがある。偽フライマンよ、ルールやマナーをよく勉強してから川に来い。

お礼として、フライラインを流している近くにルアーをキャストし、水をバシャバシャさせながらフライマンの横を通り過ぎて釣り上がらせてもらった。

俺は面と向かって文句を言わないが、何かでお返しをする人間である。

いいことがない時は釣果もよくない。犀川では2つの場所を回ったが、魚影すら確認できずに終了。この川のパワフルな引きのレインボーはいつ堪能できるのだろうか?



この日の良かった出来事を言うならば、この汚れたミノーを1匹見つけたことくらいか。

その日の午後は通い慣れた綺麗な水の川で、1日1匹を目指して釣り歩き。



結果は豆ブラ1匹のみ。この水量ではまだまだ動き出さないだろう。何回振られたことか、この川には。それでも来てしまうから、ここには魅力があるのだろう。

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翌日の18日は日曜日ではあったが午前中は仕事。午後は仕事先近くの川を初探索した。

一つはイワナのいそうな水の澄んだ小渓流、



もう一つは良型ヤマメのいそうな水の澄んだ本格渓流だった。



ただし、どちらも魚はほとんどいなかった。25cmサイズのイワナ1匹のチェイスを確認したのみで終了。

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23日は松本で用事があったために有給休暇。空き時間を利用して2年ぶりに入る区間と、先週豆ブラを釣った区間の下流に入った。

2年ぶりに入る区間は流れが少し変わり、ボサも増えていて面白そうな川に変わりつつあったが、やはり魚はいなかった。魅力がなくなってきたのでここへは最近来なくなってきたが、魅力が出てくるまでにはさらに時間がかかりそうだ。

続いて先週と同じ川である。最初のポイントが正解だった。



この流れを望んでいた。水量が増えている。速い流れができている。理想的な瀬ができている!

瀬の中の釣りは面白い。そこで魚がヒットすればなお面白い。今回は入渓直後の1投目、ダウンクロスで1発ヒットした。

瀬の中で暴れているため、ラインが引き出される。ドラグを調整しながら魚とのやり取りを楽しみ、ファイトシーンをカメラに収めながら、ブラか?ニジか?と想像する。楽しい!

46cmのブラだった。過去にもさんざん疑似餌にお世話になったのか、お顔にところどころ傷がある。体型的には太い流れで揉まれてきた感があり力強い。写真を撮ろうとしても暴れ続けるほど元気がよかった。



この日、楽しかったのはこの時だけ。このあと3時間釣り上ったが、1匹も出ず。30分でやめときゃよかった・・・。

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昨日の24日朝一は23日の川のはるか上流。ここでは2時間釣り下ったが、1匹も出ず。前日に3時間釣果無しだったのにまた来てしまう。なんで懲りないのかな・・・。

午後は大きく場所移動し、水量の少ない人気河川。初めて入る区間だったが、ここ2週間歩いた川の中で唯一、魚影の濃さを感じた。

スプーンにタッチする豆ブラらしき反応を確認しながら、最後のチャンスと思い、大きな堰堤のある淵の下で釣り始め、そこから釣り下る計画だった。

白泡が渦巻いている中へスプーンを落とすと、すかさず1ヒット。ゴボウ抜きしたが、水辺の近くだったためフックオフして逃亡された。2匹目もその数分後にぎらっと反転タッチして終了。

さ~て、釣り下ろうかと思っていたところ、またまた残念な輩が・・・。

2人のウェーダーを着た餌師(テンカラ師?)が背後から登場。竿らしきものが見えなかったため下流の川の様子を見に近づいてきたのかと思ったら、自分の直下流で竿を伸ばし始めた。

「はぁ???」

餌師は動かないから他の釣り人の邪魔をしないので気にならないのかもしれないが、こっちはルアーマン。この堰堤から釣り下って行くの見てたでしょ?

どういう行動をするか予測できなかったのかい?

さすがにカチンときたのでつい声が出てしまった。

「なんで俺の下流に入るんだよ!!!」

相手さんに聞こえたのか、こちらをチラ見。聞こえないふりをしたのか、そのまま居座った。

自分が10歩も釣り下ればもうその餌師の釣り領域である。

あ~あ、ヤ~メタ! ここは10分で終了。

後で正気に返り反省したが、ここは人気河川であった。自分の嫌いな人の多い釣り場である。やっぱり駄目だ、嫌いだな、こういう川は。来年はもう年券買わないつもり。

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今年の5月は今までで一番楽しくない渓流シーズンとなってしまった。最近つくづく思うが、川に魅力がなくなってきたと感じる。

誰か楽しい釣り場に戻してくれ・・・。

5月10日 じらされて、やっと・・・

2014年05月11日 21時44分26秒 | 磯釣り
5月10日土曜日、今季2回目の磯である。糸魚川に9時頃到着し、海を見ながら北上した。



前日夜の―時的な雷雨の影郷か海岸沿いはどこも濁りが広がっており、風も強い。波は見た目1~2mあり、釣りをするにはなかなかきびしい状態である。

いつものようにボスと連絡をとり、ボスが既に準備を始めているポイントへと向かった。

今日のポイントは他のポイントと同様、茶色い濁りが入っており、風も強かったが、唯一波の高さが他のポイントよりも低かったので、まだ釣りになりそうだった。午後になれば波が低くなる予報だったので、ここで午前中やって、ダメなら移動かな?と思って準備を始めた。

今日の釣行メンバーは、いつものクロダイ釣りの名人のボスと、このボスに誘われてこの日初めてクロダイ釣りに引きずり込まれた、こちらも前の職場のもう一人のボス、それから今の職場の先輩の全4名である。

2人のボスは岸壁の上に釣り座をかまえ、自分は岸壁下の岸近くに釣り座をかまえた。

自分が到着してすぐに名人のボスはクロダイをキャツチしていた。いきなりの良型。こんな厳しい波の状況でも釣りになりそうなポイントを見つけ、すぐに結果を出すところがスゴい。

いつも「経験年数の違いと腕(の差)だよ!」と言われてイジられるのが悔しいが、事実だから仕方がない。

さて、自分が流したポイントは最初からエサがまる残り。1時間以上投げ続けたが、えさとりフグすらヒットしない。エサが残る=クロダイが近くにいる、と教えられていたが、何かおかしい。魚がいないのか?

岸壁の上ではイナダがポツポツヒットしているようだが、こちらは何もなし。



午後1時を過ぎ、飯を食った後でここを諦め、岸壁の上のボスたちと合流。コマセを撒き散らす作戦に出た。

名人のボスは仕掛のセッティングが当たっていたのか、イナダを連続ヒットさせていたが、午後2時頃、2枚目のクロダイをゲット。自分に対する自慢げなロ撃がさらに激しくなってきた(笑)

ボス言わく、「ここは浅場なのでウキ下をかなり短かくしてハリも小さくし、エサも少さく付けるといいよ。ハリのすぐ上に小さいガン玉1個つけて流してみたら。」

その通りに仕掛けを作り直して流し始めると、徐々に効果が現れ始めた。

海面に浮いているウキがジワジワと水中に持っていかれ、竿先で聞いてみるとウキが海面に戻るといった状態がずっと続くようになった。

「待て、待て、慌てるな。ウキを完全に持っていってから合わせろ。」

その状態が2時間くらい続き、ずっとじらされ続けたが、ようやく午後4時になって初ヒット。



この日初キャツチは、狙っていないイナダだった。



この頃にはボラも寄ってくるようになっていたが、ここでも名人のボス言わく、「ボラの下にはクロダイだよ!」と言ったので、すかさずハリスを0.5ヒロ長く作り直して流した。

午後5時を過ぎた頃だったか、ようやくその結果が出た。



念願のクロダイだ。苦労してやっと釣れた魚だ。ウキが沈んだところは確認できなかったが、竿先で聞いて強いヒキが来たので嬉しかった。



40cmジャストの腹パンパンのクロダイだった。付けエサはボイルオキアミ、針は小さめの2号チヌ針。

結局この日の釣果は、イナダ1匹クロダイ1匹の2匹のみ。フグは1匹もヒットしなかった。

名人のボスは終了間際にクロダイをもう1枚ゲットしていた。初参戦のボスはイナダは釣れたが、念願のクロダイには出会えず。予想外に体力を使うこの釣りに「疲れた」と言っていた。今の職場の先輩はイナダ沢山、フグ沢山だったようだ。

今回は少しだけ考えて釣りをすることができた。クロダイをキャツチするには潮の状況だけでなく、エサとりをかわす仕掛け作りもして、考えてやらないといけないんだと薄々感じることができた。

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そんなわけで、今週は川へ釣りに行かず。川での釣果は解禁から今日まで、未だ10匹未満では? 華々しい釣果が欲しいところではあるが、自分にはその流れがまだ来ない。



ゴールデンウィークには甥っ子とこの川で粘ったが、2人とも1匹も釣果なし。魚っ気が一つもなかった。釣らせてやりたかったが、夏休みへ持ち越しとなってしまった。

次は川と海、どちらに期待しましょうかね…。