松本市近郊のマイナー釣り場情報

長野県の松本市に住む一人の釣りびとが、渓流釣りをメインに各地を釣り歩いている姿をご紹介します。

新人フライマンへの道(その4)

2009年10月31日 19時59分28秒 | 渓流釣り
明日から11月です。禁漁から既に1ヶ月が経過しました。例年通り年度末に向けて仕事が忙しくなり、ブログの更新も面倒になってきています。ネタもあまりないので、恒例のキャスティング練習のために用水路へと向かいました。

自宅から近い梓川の水を取り込んでいる安曇野市内の用水路を軽く調査しました。大半の水路は水が少なくて魚はいそうにありませんでしたが、1本の水路だけは川のように勢いよく水が流れていたので、その水路をしばし観察。でも、コンクリートの水路には魚が隠れそうな落差があまりなく、魚影は全く見えませんでした。

最後に見つけたのがこの場所。



逆光じゃん!・・・。明るさ補正すれば場所はすぐ分かっちゃうと思いますが・・・。

水路を引く工事が完成したことを記念するこの石碑の横に小川のような水路が流れていました。この上流は水深の浅い水路。梓川の水を取り込んでいるので、万が一魚がいるとすればブラウンが釣れるかも♪と少し期待して、まずはスプーンでチェック。

・・・、・・・、いないな・・・、・・・、やっぱりな。そしてすぐにフライロッドに変更。ここからが本番です。

この時は下流方向への風が強かったため、最初はダウンキャストで風にラインを乗せてキャスティング。水平に飛ばすように意識して、『11時から1時』の範囲で腕を振り、ラインの動きに合わせてキャストします。

何度か投げてみて分かった事は、腕や肩に力を入れずに優しく風に乗せるようにキャストすると、水平方向に綺麗に飛んでいくということ。逆に、力を入れて無理やり狙ったポイントに落とそうとすると、ラインの動きが乱れてしまいます。



今度は風下から風上方向へアップキャスト。ラインが風に押し戻されて足元に落ちてばかり。こういう場合、慣れている人はどのようにキャスティングするのでしょうかね?私にはまだその技術がありません。

風下へのダウンキャストは簡単でした。風で押し戻される方向を読んで狙ったポイントに落とし込む。ほぼできています。ただしまだ飛距離は伸びません。この写真で言えば、川幅が狭くなるあたりまでのせいぜい10~15m位までが今の限界か。

今日の練習で見えた他の課題は、ヒットした時の取り込み方法です。フライラインにアタリが伝わったらラインを持っている側の手を引きながら取り込むのか、それとも、ロッドから繰り出されるラインの動きを止めるようにロッドとラインを押さえてリールで巻き取るのか。

釣ってみて初めて分かる取り込み方法。今からドキドキします。

明日は松本市内の用水路調査、できるかな?

新人フライマンへの道(その3)

2009年10月25日 18時37分15秒 | 渓流釣り
なんだかんだやっていると休日なんてあっという間に終わってしまう。寂しいものですね。

今日のキャスト練習は暗くなり始めた夕方5時過ぎから。



自宅前の田んぼで昨日と同じように練習。やはり少しはさまになってきている感じがします。自己満足か?

強く振ればラインは大きく振られて乱れも大きくなり、バックキャストからラインが前方へターンする時に「バチッ!」と音が鳴ります。最初の頃はいい音だなと思っていましたが、今思うと良くないキャスティングの証拠かも。

逆に、優しく振れば頭上でラインが水平に動き、向けた方向に素直に飛んでくれます。ただ、着地させる時にまだ課題がある気がします。

ふと、目の前の水路を見た時にひらめきました。そうか、この水路を川に見立ててキャストすればいいんだ!

ルアーを始めた頃はボサだらけの女鳥羽川でキャスティング練習をしてポイントに正確にキャストする腕を磨きました。今後は水路で勝負してみます。

となると、フライで水路デビューをしてみたくなってきました。

さ~て、忙しくなってきたぞ。今度は水路めぐりでもしようかな?

新人フライマンへの道(その2)

2009年10月24日 21時55分57秒 | 渓流釣り
金曜日は特に目的があったわけではありませんが休暇を取りました。そして、今後のために今までに入ったことのない怪しい渓流探しに出かけました。



今は山の中腹あたりが紅葉シーズンに突入といったところでしょうか。青空の下で赤や黄色の葉の色が鮮やかに見えて素晴らしい。湖面をじっと見ていましたが、大型の鯉1匹しか見えませんでした。渓流魚はいないのか?

気になるのはこの上流。以前ここに来た時は藪だらけでダム湖より上流の川には近づける状態ではありませんでしたが、今回は人が入ったような道ができていたのでそこを歩いて少しだけ偵察。

堰堤続きの川のようで土砂がたまっていて水が流れていません。上流から水が流れ出る音が聞こえてくるので、もっと奥に進めば流れは復活するのでしょうが、やはりこの時期に鈴も着けずに一人で山奥に入るのは非常に危険。結局は軽い調査で終了。

ここの川の水は非常にクリアで、イワナがいればいい状態のものが居着いていそうです。いつかはこのダム湖で調査をして、結果が分かれば上流に入ってみようかなと思っているのですが、イワナがいれば主のような大きなやつが釣れるかもしれないと勝手に夢を膨らませています。

その後、別のダム湖で針を付けずにフライキャスティングの練習をしました。先週の練習でなんとなくできたのに今日は全くダメ。リーダーがフライラインやロッドに絡まってうまくいかない。

うまくいかないのでこの日の練習はすぐに終了。

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そして今日。釣りバカが釣りに行けない日にすることといったら、釣りを研究することくらいしかありません。私の研究材料はこれ。

SHIMANO TV』のフライフィッシング。

「11時から1時のキャスティング」は本流釣りに対応、「12時から2時のキャスティング」は小渓流での釣りに対応するものと勝手に解釈。私は、「12時から2時のキャスティング」ができれば自分の釣りに合っていると思っています。

ちなみに、この方のフライフィッシング、大好きです。他にもニュージーランドでの大物ブラウン釣りのビデオがあって見ごたえ十分です。

これを見たあとは実践あるのみ。今日の練習場は自宅近くの田んぼです。池よりも広くて最高です。でも散歩中のギャラリーにジロジロ見られてます(笑)。



昨日の練習でうまくキャストできなかった理由が分かりました。リーダー&ティペット部分の長さはロッドと同じ長さ程度がいいと里見栄正さんが言っていたのを思い出して、その長さに変更してやってみたらバッチリでした。

次は狙ったポイントに一発で落とせるかどうか、かな?

まだ早いかな?

新人フライマンへの道(その1)

2009年10月18日 18時03分30秒 | 渓流釣り
今日は犀川クリーンナッププロジェクトの日でしたが、都合で行けずに無念。川めぐりをする時間もないので、来季に向けてフライの準備を始めてみました。

本を読んだところ、フライフィッシングの場合は3種類のラインをつないで使用するのだとか。

リールに直巻きするフライライン(正確にはその下巻きにバッキングラインというものがあるようです)、リーダー(フライラインとティペットをつなぐ中継ぎラインでラインの太さが右と左で違う???)、ティペット(針をつなぐ部分のライン)の3種類。

このフライライン、買った時にリールに巻かれていたので気にもしませんでしたが、高価なものだなんて全然知りませんでした。普通のもので7000円位の値段だそうな。やられた・・・。



リーダーはつなぎの糸なので短くて値段も安く、300円弱。ティペットはフライ専用の糸を買わなきゃいけないかと思って新しい物を買ってしまいましたが、今まで使っていた細めのルアー用のラインでもよかったのかも。

ラインの結び方がヘタなので、リーダーコネクターなるものと、フライラインの浮力をアップさせるというスプレー材も購入しておきました。

まずはフライラインとリーダーを結びます。先程のリーダーコネクターを使うといとも簡単にラインとリーダーが結合。リーダーはフライライン側が太くてティペット側が細くできている面白いラインです。



リーダーとティペットの結びは少しやっかい。それでも自己流のいい加減な巻き方で両方を固定し、何とか普通のキャスティングができる程度にラインの結びが完成。すぐさま田溝池へ直行しました。

池に到着後、SHIMANO・TVで見たフライキャスティングのイメージを思い返しながらキャスト練習。前回の練習の時よりも力を抜いて、ラインのループができるだけ真っ直ぐになるように練習します。

15分も練習しないうちに違和感を感じたためラインに目をやると、リーダーが消えてなくなっていました。針の代わりに軽い布きれを付けていただけなので大きな問題はありませんが、課題はキャスティングだけでなくラインの結び方にもあるようです。

道のりはまだまだ遠いです。

本当の目的

2009年10月12日 19時42分03秒 | 釣り場
渓流シーズンが終わるとブログ更新がおろそかになってしまいますね。この週末はのんびり過ごした三連休でしたが、やっぱり私は川との縁を切ることができません。

10日の土曜日。コバックさんのお店に修理に出していたリールを取りに向かいました。そのついでに本当の目的であるこいつを購入。



念願の・・・です。来シーズンの釣りも主体はあくまでもルアーです。当面はキャスティング練習を続けます。

J州屋さんをあとにして、そのまま飯田市へ向かいました。

11日の日曜日は早起きして小渋ダムに釣りに行こうかと思いましたが、飯田市内からは遠くて、渓流シーズン中のように頑張って行く気力は全くなし。結局のんびり起きて、昼は飯田人なら必ず食べていると言う『上海楼』のラーメンを、食後は飯田人はあまり行かないと言う『伊那谷道中』にある温泉に行きました。

ここの風呂の話はともかく、お魚さんがたくさん泳いでいて、つい見とれてしまいました。



鯉釣りも引きがよくて楽しいかもね・・・、なんてね。

その後、昼神温泉郷内にある地元の有名コーヒー店でお茶。このお店の前は清流・阿知川です。発電所の放流が始まっていてやや増水気味でした。



「あちむら」は「阿智村」と書きますが、「あちがわ」は「阿知川」が正解とどこかのHPで見ました。ここから上流側にはなかなか立ち入れなくて毎回指をくわえて見ているだけなのです。

日曜日の夜には松本へ帰宅。ところが金魚と一緒に水槽で育てていたアブラハヤが大量死してしまっていたので、今日はアブラハヤを捕りに娘と一緒に女鳥羽川へ。



アブラハヤは居場所さえ見つければ大量に捕まえられます。普段釣りをしている時には気が付かないサワガニやコオイムシ、ホタルの幼虫まで見つけることができました。



『色々な生き物との出会い どれもこれも楽しいよ!』本当にその通りです。娘も「家で遊んでいるよりも楽しい!」と言っていました。

そして夕方。近くの田溝池へ久々にバス釣りに。相変わらずバサーが多い釣り池ですが、最近は鯉釣りの人もよく見かけるようになりました。

久々のバス釣りは全くつれる気配もなく、周りも釣れている気配もなし。でも本当の目的はコイツです。



フライラインにテンカラ竿で使用していたフロロカーボンのラインを仮に結んでみただけのお粗末なものでキャスティング練習。ちゃんとした材料を揃えるのはもう少しあとにします。

しばらくはここで練習を続ける予定です。

上伊那の渓流・小沢川

2009年10月03日 21時17分36秒 | 釣り場
禁漁期間中は県内の川を見て歩こうと思っています。

私の生活拠点は松本市ですが、県内でも中・南信地区に縁があるので、その周辺を中心に歩き回ることにします。来年の解禁までにいろんな川を見て回り、イメージトレーニングを続けます(笑)。

今回は上伊那地方の伊那市内を流れる小沢川です。



ここは広域農道のある小澤交差点の橋の上です。小沢川の中流域になるようです。ここより下流にある高速の高架橋周辺から上流が渓流釣りに向いていそう。

下流は住宅街を流れる里川の様相を呈していますが、急な流れで水量が多いと釣り上がるにはきつい感じがします。

この橋の上流の様子はと言うと、



ボサ川?でも、川沿いを通る道路から見ると釣り上がりやすそうな川に見えます。

ここより上流は一度だけ車で通ってみたことがありますが、私好みの川でいい感じ。理由は下の写真。



権兵衛トンネルの伊那側入口手前に架かる橋の上からの写真です。素晴らしい眺めでしょ。決してヘリコプターから撮った写真ではありませんよ。

小沢川の支流の北沢です。清流が真下に見えますね。それもいい渓相です。地元の人はここまで車で上がってきてさらに上流を目指すのでしょうね。

で、さらに上流の様子はと言うと、



すぐ横にでっかい堰堤がありました。下から見るとどんな感じになるのでしょうか?源流マニアはこの堰堤を越えて谷の奥へと消えていくのでしょうね。でも地図を見ると源流はすぐ近くにあるようです。

いつも通過するだけの小沢川ですが、伊那市内に住んでいれば通ってしまうこと間違いなしの川です。

ちなみに、この小沢川には一度も釣りに入ったことがありませんので、詳しいことは地元の方に聞いてください(笑)。


(参考リンク)
Yahoo地図・小沢川
天竜川漁協協同組合
天竜川漁協管内・釣り場地図