酒とサカナとたびの空

日常の飲み食べや、たび空からの忘備録

武蔵国分寺 潮@国分寺市西国分寺駅

2023-06-12 06:16:00 | いいじゃないか武蔵野多摩の日常
前回久々に訪い、改めてこちらのお店の料理の素晴らしさに感動。
更にじっくり味わいたくコースを予約し、初めて夜の潮さん。

日本酒の揃えは浦霞や酔鯨など有名どころが五種ほど。
燗付けは菊正宗とのことでそちらをお願い。

店のホームページでは、4300円、6400円、11000円、それ以上との値段設定。
今回は11000円で予約済み。

コーススタート。

(先付)焼き胡麻豆腐

焼いてある外側はカリッと、中はとろ〜りモチモチ。胡麻の香りが素晴らしい逸品。

菊正宗熱燗2合(1200円)

ツレと私で翁媼の対猪口。

(八寸)

手前から時計回りに、
白子春巻き
鶏レバーコンフィ鴨巻き
鰻粽
チーズ豆腐
自家製カラスミ

ダイレクトに皮に包まれた白子は、一口噛むと即トロリと口中になだれ込んでくる。
餅米料理はなんでも好物だけど、鰻が合わさるなんて、こりゃ丼で頂きたい!
チーズを葛で固めたのかな?チーズ豆腐も全く結構なお味で、まさに大好物揃いの八寸、堪りません。

(蒸物)

牡蠣の茶碗蒸し
丸のままでなく細かく刻んである為、牡蠣の旨みごと卵地に馴染んでいる。

(造り)
寒ぶり
はじめに箸を付ける手前に背側、奥に側に腹側のトロ部分が並ぶ。
やはりトロが旨い。
これ魯山人の器って言ったかな?
後から見ても分からぬ己の審美眼の無さが悲しい。

(煮物)

海老芋
2時間コトコト煮込んだ一品。
かなり甘い味付けは、砂糖を多く入れない煮崩れてしまうからだそう。

メインの鍋は青森風間浦産あんこう鍋

カウンターで拵えた鍋を銘々皿に取り分けて提供してくれる。
身の他に所謂あんこうの七つ道具。
白菜で巻いた春菊、自家製豆腐を抱いた揚げなどは料亭のお仕事。
どぶ汁ほど濃厚でなく、適度に肝が溶け込まれた汁は濃淡の塩梅ばっちりの絶品。

絶品汁で作った雑炊は、

当然美味です!

(甘味)

大納言小豆

〆の蕎麦を期待していたけれど、このコースには付いて無いみたい。
残念😪

それでも一つ一つ丁寧な仕事とその味に満足。

この日の客は我々一組だけでゆっくり堪能できました。

燗酒を1合追加して2人で23800円也。

おいしかったです

ごちそうさま

20221210

■今回行ったお店
店名:武蔵国分寺 潮
住所東京都国分寺市西元町2-18-11 


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