はと@杭州便り

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安産御守&母子手帳

2008-08-05 23:00:05 | 杭州で妊娠
帰国中に親や友達からもらった安産御守。
左から
●占出山(うらでやま)の安産御守

「占出山」とは祇園祭の山鉾巡行に登場する「山」の一つで、安産の神様として神功皇后を祀っている。古くから皇室や貴族の間でも安産の神様として信仰が厚く、ご神体の衣装として豪華な衣装が数多く寄進されている。山鉾巡行の際にはご神体に腹帯(岩田帯)を巻いて巡行するとか。
ちょうど祇園祭の時に帰国したが、残念ながら宵山も山鉾巡行もTVで見るだけだった。この御守は宵山の夜に友達が買ってきてくれたもの。非常感謝。

★祇園祭HP
http://www.gionmatsuri.jp/

●染殿地蔵院の安産御守

新京極にある小さなお寺。平安時代、文徳天皇の皇后 藤原明子(染殿皇后)が、本尊の地蔵菩薩に祈願され清和天皇を授かったといわれ、安産守護の信仰を集めている。犬の図柄が可愛い赤い御守。

★染殿地蔵 京都通百科事典
http://www.kyototsuu.jp/Temple/SomedonoJizou.html

●松尾大社の安産御守

地元ではやはりこの神社、ということで、両親と一緒に安産祈願に行った。建立は5~6世紀、秦氏による造営という由緒有る神社。皇室との関わりも深い。現在はお酒の神様として有名で、安産祈願は本当は摂社の月読神社なのだが、本社のほうにお参りした。染殿地蔵院とは対照的に、白くてすっきりしたデザインの御守。

★松尾大社HP
http://www1.neweb.ne.jp/wa/matsuo/

●京都市の母子手帳

実家から一足先に送ってもらって手元にあった母子手帳。

妊婦の未検診や駆け込み出産が問題になる中、京都市ではちょうど7月1日から検診の補助券が、今まで1回分だったのが5回分もらえることになり、保健所へ手続きに行った。
妊婦の検診には健康保険が使えないので、この補助券はとても有難い。

保健所では他にも「赤ちゃんといっしょ」という副読本や懸賞つきパンフレットなど、たくさんの資料をもらった。副読本もわかりやすくてためになるし、出産後の子どもの予防接種に必要な補助券なども入っているので、中国で出産する人も、この日本の母子手帳はもらっておいた方がいいと思う。

保健所では妊婦を対象にした無料の母親教室(全3回)や栄養相談、歯科検診なども行っていて、中国から帰ってきた身には、まさに「いたれりつくせり」にしか思えない。
どこの自治体も予算が厳しい中で、「少子化対策」と銘打って検診補助、新生児家庭訪問、乳幼児の医療費補助などきめ細かい行政サービスを提供しているのは、もっと評価されても良いのではないだろうか。
(中国ではもちろんこのような行政サービスは皆無…

●母子手帳ケース

毎月15日に百万遍の知恩寺で開かれている「手作り市」で一目ボレして購入。
「手作り市」には一度行ってみたかったので、暑い中、経験者のお友達に連れて行ってもらった。
平日の朝一番に行ったのだが、普通のフリーマーケットと違う、「手作り市」ならではのこだわりのあるお店が出店していて、見ているだけでもとても楽しかった。
実際にその商品を作った作家さんが売り子をされているお店が多く、作家さんと直接お話できるのも楽しみの一つ。

この母子手帳ケースの置いてあったお店は、妊婦さんが手作り&出店されていて、運良く「最後の一つ」をゲット。ヒツジさんの柄に一目ボレ。
母子手帳と安産御守、診察券を入れて大切に使ってます。

この「手作り市」はすごい人気で、すぐ売り切れてしまうものもあるので、興味のある方は朝一番に行かれることをおすすめします。

★百万遍知恩寺の「手作り市」
http://www.tedukuri-ichi.com/

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