広田みよのみよみよ日記

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ふりむけばヨコハマ ~vol2~

2012-01-31 17:58:23 | 日記
当初予定しない視察をしたのでお昼も食べそこねつつ桜木町へ

駅を降りて、みなとみらいとは反対側に目的の横浜市健康総合

福祉センター(右手)とサテライト横浜(左手のビル9,10階)が

向かい合っています。



まずは、競輪の場外車券売り場であるサテライト横浜へ。



このビルに入っています。





地上からは行けず、駅を降りて地下2階から専用のエレベータであがります。






駅から地下2階に下るエスカレータはサテライトへ向かう方々がほとんどです。

なぜ地上から行けないようにしてあるのかというと、地域住民へのご迷惑に

ならないようにするためとのこと。

駅からエレベータであがってビルの中で競輪を楽しみ、ビルの中で食事をして、

外に出ることなく完結するシステムだそうです。




念のため、周辺や地下道には警備員さんを配置しています。




今回この場外車券売り場を視察したのは、今年度の市議会で大徳地区に車券売り場

をつくりたいとの陳情が出されたからです。

わたしたちの会派は反対をし、議会全体でも否決されました。



しかし一度受け入れた地域での現場を見に行き、経営者や地域の声を聴く必要があると

ったからです。




今回地域の声は伺えませんでしたが、経営者の方々に、約2時間半にわたり懇談をさせていただきました。


特徴的なことをまとめますと次の通りです↓


①サテライト横浜は、地域住民を考慮して、完全会員制にしているほかビルの外

には基本出ないようなシステムにしている。

マイカーではなく、公共交通を使って来ていただき、駅からつながった地下道を通り

専用エレベータに乗って来ていただくことで、地域住民には一切迷惑をかけないようにし

ている。が、念のため周辺には警備員を配置している。

よって地域振興という点では、補助金(収益の0.1%が地域におちている)

以外では与える影響は少ない。




②もし金沢でつくるとなると、マイカーで来られると交通渋滞を招く懸念がある他、

地域振興という点では、その方がそこに住んで生活するわけではなく、ただ競輪を

楽しんで昼食をとって帰るくらいなのでそんなにメリットはないのではないか。

また、地域住民に配慮するならば、客を外に出さないようにする必要も考えられるので、

なおさら地域にはおちない。

しかし、地域に補助金がつくという点でメリットになるかもしれないが、昔ほどの

収益もないので0.1%分がどの程度になるのか。



③競輪はギャンブルであり、以前の八百長や裏世界のイメージが残っていて

 イメージが悪い。

来る方々にとっては憩いの場や趣味の場になっているが、受け入れる地域の

みなさんが心配するのは当然のこと。場外車券売り場を受け入れるには、

「首長等が許可をすればできる」

となっているが、地域の同意なくしては、首長や町長もうんとは言えない。

市民の思いがもっとも尊重されるべき。



懇談をして感じたのは、金沢では「地域振興になる」と言って進め

られてきたように思うが本当にそうか議論を深める必要があること。




そして、議員時代は反対していた山野さんが、市長になった途端に反対でなくなった

ことも地域住民の声によるものでは決してないし、議員が陳情提出者にお願いされて

反対か賛成か決めるものではなく、まずは市民、地域住民が十分に説明を受け、議論

できたのかということが重要です。





そして、地域がどこも疲弊していて、企業誘致や補助金に目が行く

のはわかりますがまずはなぜこんな事態になっているのか、本当の解決策はどこにあるの

かを議論する必要があります。





市内の中小企業がなぜこんなに疲弊しているのか、住民が郊外に移り住むのか、




それは地域が独自に考えることも必要ですが、まずは行政が金沢市全体をどう

つくっていくのか考え、地域におろさなくては始まりません。地域住民や商店

街が安心して暮らせるよう、一部の場所に大企業を誘致したり、箱物をつくったり、

郊外に大型店を進出させている現状を見直す必要があります。



除雪の問題1つ取っても、地域や町会が「お金も無く、人もいない」と言って困っている

現状を行政がしっかりと見て、対策を講じる必要があるのではないでしょうか。




経営者の方は賛成・反対の両方の意見や気持ちを熟知しているので、わたしなんかは、

まだまだ勉強不足であることを痛感させられましたが、賛成であろうとなかろうと、

現場に行って話を聴くことの大切さをさらに強く実感した今回の視察でした。






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ふりむけばヨコハマ~vol1~

2012-01-31 11:52:49 | 日記


先週土日は、横浜へ行って参りました。


目的は4つ

①マナー条例実施都市の現状をこの目で見る

②サテライト横浜(競輪場外車券売り場)を見学

③横浜市健康総合福祉センターの見学

④国民健康保険の旧ただし書き方式についての検討会議



実は①については当初予定していなかったのですが、川崎駅や横浜駅

に降り立った瞬間からマナー条例の制定に伴う、のぼり旗や標識が至るところに

見受けられ調べずにはいられなかったからです。













などなど横浜市内、川崎市内の駅前は標識が目立ちます。


この先が指定の喫煙所↓




川崎駅前に指導員の方がいらっしゃったのでお話を伺いました↓




みなさんシルバー人材から派遣され、黄色のベストは自転車指導

赤色はたばこ、青色はマナー全体を指導されるそうです





指導した内容はチェックしていきますが、道案内が多い。

お話している間も、

「地下鉄はどこから乗るの?」とか

「駅はどこ?」

など聞かれていました。


実際、たばこの路上喫煙で2000円の過料をとるのか聞いたところ

みなさん注意するとやめるので徴収した例は少ないとのこと。


一方、全国初マナー条例を制定した東京の千代田区なんかは、吸っていたら

「はい罰金」というやり方らしく、施行年度は5500件もの

過料をとったそうです。



わたしは、保健師として喫煙は控えたほうが、みなさんの健康を守れるという

立場ですし、路上喫煙もお子さんの目に入るなど危険なこともあるのでやめた

ほうがいいという立場です。

しかし過料をとるとなると、横浜や川崎のようにしっかり表示はしなくてはいけない

し、自分の地域で罰金つきの条例というのもなんだか・・というご意見もある。



市民や地域のみなさんの合意や理解と、観光客への周知徹底をどうするのかもっと

議論する必要があると思います。

また、金沢もシルバー人材の方々やボランティアの方が指導員になるのか

まだわかりませんが、川崎の方も、注意したら「うるせえな」と言われたり、

胸ぐらを掴まれたりしたこともあるとのことでした。

どこまで踏み込んで注意するのかなど、課題は山積みです。



みんなできれいな町にしよう、健康になろうというような雰囲気づくりが

できるのが一番だと思うのですが、みなさんいかがでしょうか


↓以下、VOL2に続く





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一日長靴議員☆

2012-01-26 20:07:16 | 日記


いや~積もりましたね雪

21世紀美術館を上から見ると、真っ白です







本日午前中は、大工さんやぺんき屋さんと、「住宅リフォーム助成制度の制定を求める意見書」

を市長に提出し懇談しました

中身はこれ↓



金沢市にもいろんな制度があるのですが、世帯構成や地域によって使えないことが多く

あまり実用的ではありません。

このリフォーム助成は、住宅リフォーム工事なら誰でも補助が受けられ、

しかも地元の業者を使う決まりがあるため、市民は利用しやすく、

地元の業者への仕事だしにもつながる制度です

全国では、すでに180自治体が創設し、地域経済活性化に一役かっています

ぜひとも金沢市でも創設できるようがんばりたいと思います


最近、「文章が長い」というご意見が寄せられたので、なるべくそうならないように

そして毎日続けられるようにしていきま~す






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放射線測定はじめました!

2012-01-25 22:45:23 | 日記
1月は新年会ラッシュ

天神白梅町会の新年会



病院勤務時代の組合の新年会



みなさんと楽しく、語り合いました~





ところで、1月24日から放射線測定を始めました

金沢市役所前

24日 14時 0.091μSv/h

25日 14時 0.083μSv/h

北陸は自然放射線レベルが高いほうらしく、持ち歩いていると0.07~0.15

くらいの幅で動きます

金沢市では放射線モニタ購入が決まっていますが、まだ届いておらず

大気の状況、保育園・小中学校の給食への不安の声もあがっています

輪島市ではがれきの受け入れを検討しだしており、ますます不安は広がっています


そもそもがれき受け入れは自治体任せという国の市政も問題ですし、

地方は地方で原発再稼動や防災区域、放射能測定などは国の動向待ち

では、なにも進みません

もはや市民のほうが情報を集め、学び、動き出している



福島から避難されてきた方々を囲んで、お話を聴き、なにか行動を起こすという

動きが強まっています



メロメロポッチさんにて「放射能から子どもを守るネットワーク」



あうん堂さんにて「ふくしまをはなそう」



ぜひ、議員や行政の方にも参加してもらい市民の声を聞いてほしいと思います


最後に報告・・ジャグリングかじりだしました




みよみよ通信vol5できました!

2012-01-21 00:00:36 | 日記
1月18日は、市民福祉常任委員会でした

本日は質問と要望を盛りだくさん用意し臨みました

一点目は、「金沢市快適で美しいまちづくりを推進する条例」の罰則規定について。

市民の理解と合意を得たり、観光客の周知を徹底するにはどうするのか

そもそも、他都市の状況を見ると、福岡市では罰則規定を設けたはいいが、

みなさん注意するとやめるので、罰則適応は当面見送られている。

そんな他都市事情も踏まえ、歴史と伝統ある観光都市で罰則までを条例に

盛り込むのは拙速ではないか

きれいなまちづくりというムードづくりのほうに重きをおいた条例にするべきではないか。

また、罰則がつく重点区域は条例が定まってから区域指定するらしく、

住民から罰則も含め理解が得られなければ外すこともありうるが、そうならないよう説得

したいとのこと

区域指定の手順がおかしいのではないかと思うのですがいかがでしょうか?

また、罰則規定についてみなさんどう思われますか?

この問いかけをfacebookでも投稿しましたところ、

こんなお声をいただきました


私が役員をしている町内会にもアンケートがきてましたが、あまり身近に

感じられない一般的な内容でアンケートに何を書けばいいのか良くわかりません。

また補助金そのほかとのかかわりもあり、町内会へのアンケートで批判的なものは

出てこないということも「意見を聞く側」では折込済みかもしれません。


あとは、こんな条例できるなんて知らなかったという方のほうが多い現状です

みなさん、ぜひ条例の中身を知ってパブリックコメント寄せてください

金沢市パブリックコメント



また、学生のための夜間バスについても質問

金沢市では、まちなか学生街創生事業という、市内中心部に学生を集めようとする

取り組みがあります。

昨年着工となった古い民家を改修して学生の拠点を5億円かけて設けたり、いろいろやっています。

今話題となっているのが、夜間バス

試験運行でしたが、無料の貸し切りバスで午前0時出発で学生を大学付近まで送るというものです。

一定の成果が得られたため次は無料ではなく、有料化の方向で本格実施が検討されています。

学生だけに不公平だという意見が出てのことのようですが、みなさんはどう考えますか?

とまたまたfacebookに投稿したところ


いいんじゃないですか。学生は金ない人が多いからね(特に国立)。

サラリーマンはタクシーに儲けさせてあげたら。



そんなんで町が活性化したり、学生が魅力ある街だと定住し地域づくりに貢献

したりするんでしょうか。国の〇〇補助事業を使ってかっこつけただけのような気もしますが…。

多いんですよね、そういう使い方。地域に実のある事業を地域の人がつくり上げていかないと。

逆から進むパターンは大概、その場限りで終わります。地域から知恵も汗もかくようにならないとーね。



県外から来た金大生が店でつい最近も言っていた。「学校は山の中だし街は遠いし。」

他にも原因はあるけれど、角間に移ってからの街中の学生の数は明らかに減っている。

せめて交通の便くらい良くしなければ金大自体の魅力まで失せてしまう。

まちなか活性の相乗効果にとっては、良いんでない!



「学生街創生事業」とのからみでしようか。私は学生の活動と行政や地域との関係が

とても気になっています。街の活性化ということでさまざまなイベントに大学生を使ったり、

除雪ボランティアとして学生を当てにしたり、何かにつけて大学生達を便利で安上がりで

マスコミ受けする働き手として使うという行政などの姿勢には大きな問題があると思います。

バス有料化の問題についてはそもそも金沢市の路線バス代が高く、料金に地域差があることも

市民の不満の原因になっていると思います。私は街中で若い学生が暮らせることは大切だと思い

ますが、それとともに住民自体が暮らしやすい街を取り戻す方策を考えることこそ行政の

仕事だと思うのですが・・・。




抜本的なたいさく、地域のデザインは違う方法でとおもいますが。

もう状況、傾向は明確にでているとおもいます。

対応しやすい(助成金の出しやすい)団体などにたよる手法ではもう、

成果はだせないとも思います。

行政の政策には期待などしません。現状では。



今日も金大に行って思ったのですが、あの場所だと通学だけでかなりの労力と時間を費やしますね

学生の研究のなかで、生きた経験として実際の社会との関わりが必要なものはたくさんあると思います

うちの娘も学童保育に行っていたときは金大の学生さんにいっぱい遊んでもらいました

そういった事を自分の研究として学生は育つことを考えれば、押しつけのボランティアでなく、

研究のテーマに沿った持ちつ持たれつ?かな?

だいたい、大学生一人につき授業料分など以上に税金が投じられているわけですから、

今更バス代ぐらいケチらずに、有効に研究が進み、社会発展につながるように援助してもいいかと思うのですが

もちろん、市民の交通問題、暮らしやすい足の確保が第一義的課題だと思います

学生さんのなかから、バスのただ乗りをきっかけにすばらしい提案がされるのを期待したいです



など、多くの意見が寄せられました

金沢って以前は、金沢大学が金沢城の中にあったくらいで、まちなかに学生さんが

いらしたのですが、角間という山の中に移ってからは学生もそのふもと辺りに住み、

生活もそこで済ませてしまってる現状。バス代も230円以上しますし、飲み代を捻出する

のもやっとな学生にとっては大きな痛手。別に夜遊びしろという政策ではないと思うのですが、

学生をまちなかに呼び、夜は飲食店で語り合ってもらいたいというそもそもの趣旨と、

実験を無料で行ったのに、なぜころっと有料化の議論になるのか。誰の立場に立って考えら

れている施策なのかあいまいになりつつあるなと思っています





しかし、なんと言っても市民の合意を得ることが第一です

さまざまな課題について、議会だけでなく、市民の中にも議論を巻き起こす必要があります

ぜひぜひみなさんもパブリックコメントや行政の窓口、最寄の議員にご意見およせください