広田みよのみよみよ日記

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アリスと一緒に原発学習

2011-08-26 23:21:38 | 日記


昨日、本日の雨はすごかったですね

市内でがけ崩れも発生しましたし、みなさんも十分気をつけてください



本日は一日研修。

先輩議員のみなさんと一緒に、情勢や許しがたい社会保障と税の一体改革

子ども・子育て新システム、介護保険制度改訂などについて

学びました

また、志賀原発再稼動阻止に向けてどう取り組んでいくか話し合いました

9月議会もうすぐです。県議と市議で力を合わせてがんばります


ところでアップしもれていたましたが、アリス館と原子力センターの見学報告をします。

志賀原発PRセンターである「アリス館志賀」



バスも30分おきに巡回



立派なたてものの中に入ると、

アリスとうさぎがいざなってくれます・・・


絵本で原子力の重要性と安全性をわかりやすく説明。



燃料棒をパイプオルガンに見立てて、こどもに演奏させるというアトラクション



アオムシ博士・・・



プルトニウムも安全・安心とな



このアリス館。驚いたのはお子様連れの若いご家族が多いんです

というのも、展示品もさることながら、外の広場には遊具もたくさん置いてあって・・

小さな頃からなじんでもらうためにやっているのでしょう

しかもわたしたちの電気代で運営しているのですよね



お次は能登原子力センター

こちらは県の第3セクター。やはりターゲットはお子様で、ちょっとした科学館

みたいな感じでした。

うってかわって、誰~もいなかったですが



原子炉10分の1の模型



オフサイトセンターの中も見せていただきました

なにかトラブルがあったら監視体制をとるところです。



訓練のときは使うにせよ、何十台ものパソコンや事務機器。

必要不可欠なものだけど、そもそも原発がなければこんな設備も必要ないのに

みなさんもぜひ一度は足を運んでください



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原発なくそう!

2011-08-22 15:33:47 | 日記
この土日は、主に原発なくそうの取り組み三昧でした

土曜の午前中は「資本論」の学習会に参加

その日は、「円が戦後最高値を示した」という歴史的な日でも

ありました。

午後は金沢駅前東口での原発撤退署名宣伝に参加

ちょうどアカペラのイベントをやっておりましたので、フォーラス側で

行いました!



若い方々も積極的に署名してくれました



夕方からは、21日のこれの準備↓



得意?の絵でたくさんプラカードをつくりました




そして21日本番。会場に入りきらないほどの450名が参加



地元石川県だけでなく、富山からも参加

それもそのはず!富山には北陸電力の本社があるうえ、多くの市が

志賀原発から50km圏内にすっぽり入ってしまうとのこと。

そして恐ろしいことに、事故が起これば風向き的には富山が直撃だそうです

県会議員のひづめさんから報告がありました

福島の事故であきらかな通り、原発はもう地元だけの問題ではなく全国・世界的な問題

なんだと改めて実感

そのほか、国会議員の井上哲士さんや石川県議会議員の佐藤まさゆきさん、原発から

600mのところに住んでおられる方、お子さんをおもちのお母さんや農家の方、

青年などから切実な声が出されました

さとうさんの話で驚いたのは、県議会で「アメリカが80km圏外で友達作戦をし

80km圏内の自国民に避難勧告したのはなぜかわかるか」と問うたところ、

原子力関係のトップの方が「知りません!」と答えたとのこと

スリーマイル島の事故を教訓化してのことだと、マスコミでも報道されていたの

に知らなかったんだ・・・

しかも、志賀原発は臨界事故を起こしながら8年間も隠し、その間に2号機が

つくられたという事実

なぜこんなことがまかり通るのか。やはり最近明るみに出てきている原発利益

共同体なるものが存在し、大きな力を発揮しているからなのでしょう。

もう福島で取り返しのつかない事故が起こり、安全神話は崩れた今。

「人の命や健康は電気やお金に代えられない」という想いは確実に広がっています。


しめはこれ!



集会の後はパレード

私はアナウンス担当でしたので、車から撮ってみました



帰りに富山の県会議員さん市会議員さんと記念撮影



みなさん素敵な方々でした

一緒にがんばります(^∇^)

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行政も住民も育ち盛り

2011-08-19 12:22:18 | 日記


本日は朝宣伝しました

視察報告や国会での動き、北海道の泊原発再稼働反対のこと。

そして、昨日の市民福祉常任委員会のことをお話しました

委員会で主に質問した内容は次のとおり

県内産牛肉からはセシウムは検出されなかったとの報告を受け、

「全戸ではなく、東北・北海道と同じく全頭検査をやるべきではないか」

と要望しましたが、「県内の稲わらは安全とされていること、

牛さんの飼育環境は同じであることからサンプリング調査だけでいい」という答弁でした。

 今回の測定は県に依頼してやっています。というのも、金沢には一台も検査機器はなく現在注文して待っている状態。

 全頭やるような体制にはないのだろうが、市民の安心と余計な風評被害を防ぐためにも、全頭やったらと思うが。


 そして、委員会の担当ではないが給食も心配。

肉は金沢のと畜場を介したものだけ仕入れるので検査されるが、野菜などは今までと同じ流通で仕入れているそう。

文科省でも厚労省でも給食の放射能測定については、位置づけてないが国民・市民の

みなさんの関心は高いのではないでしょうか。

 あとは、熱中症の搬送が例年の同時期に比べ多い実態。パンフレットなどの啓発だけではなく、

地域での避暑地づくりや生活弱者の戸別訪問が必要ではないかと要望しました。

 (地域の保健師が本来その役割を果たすのではないかと思う。)

今日は2時間みっちりの委員会でした。それでも時間足りない・・・



このようなことを、フェイスブック上でもアップしたら、次のようなご提案をいただきました

「ぎかいは、土日や夜もつかってもっと徹底審議するべきですね。

議員は要望せず要求してください。」

「窓口で待っているだけの行政ではなく、ぜひアウトリーチを実現してほしい。

要は、従来の窓口で待つ行政ではなくて、市民のもとへ手かけていく行政に変化を、

という提言なのですが、せっかく広田さんが委員会で出してくださった意見を、

単なる意見に終わらせたくはありません。

熱中症以外にも、買い物難民、除雪ができない等の問題も切実です。

従来の金沢市のやり方、ボランティア頼りではなく、きちんと予算をつけて、

責任ある施策を行うためには、データに基づく、誰もが「理屈なぁ(金沢弁)」と思える立案が必要」


みなさんも日々お考えいただいているんですね

ありがとうございます

実は、この熱中症対策については、厚生労働省から「自治体で独自の事業をするのなら補助金を出す」

というような施策があったのですが、金沢市では使われないまま。

普及・啓発中心になっています。

ただ、生活弱者はひどくなっても家でうずくまっているだけで「助けて」とも

言えない状況に陥ります。

そのためにも、ご提案いただいた方のおっしゃるように、行政が地域に出て行く。

そのためにも、「地域も行政を引っ張り出す」ということをどんどんやっていくべき。


本日の午前中は、とてもそのことを考えさせられました

とある校下の「防災を考える会」の方々と金沢市の防災担当の危機管理課さんとの

懇談を設けたんです





その中で、行政が思い描いていることと地域の現状がかけはなれている実態が

ありました。

防災について、自主防災組織が育ち地域独自で防災訓練もできているところも

あれば、「自主防災組織ってなに?」というような地域もあるんです。

しかし、3・11が起きてから地域へ出張する防災講座は例年比で倍増

地域のみなさんが関心を示しているんです。

ある意味、今がほんとにいい機会

そんな時に、行政側も積極的に入っていくべきだし、地域側もどんどん行政を

活用すればいいと思うんです。

行政と住民のどちらがリードするのかということになりますが、

地域も行政も一緒に育つシステムづくりが大事なのではないでしょうか。

わたしは議員として、行政と住民の橋渡しをやる必要があるのかなと思っています。

ぜひ市内のみなさんの地域での取り組みや、全国の自治体の経験にも

学びたいと思います。同時に、わたしもいろんな地域に足を踏み入れて地域の実態を

掴んでいきたいと思います

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あり地獄!

2011-08-15 23:27:20 | 日記
お盆は、連れ合いのお里に帰省しました

京都なのですが、ほんとにのどかでいいところ

近くの線路がある風景が一番好きです。





海も近く、めいっこと遊びに行きました





帰りに、あり地獄を発見

連れ合いが、小さい頃よくやっていた遊びを披露してくれたのですが、

ありをあり地獄に落とすと、なにかの一部が出てきて、それを引っ張り出す

なにかの正体がこのあり地獄(ウスバカゲロウの幼虫)です



山道を歩いていると、草をひきちぎって食べたりもするんです。

これだけ周りに自然があるとそうなるんだな~と感心

毎度ながら自然の豊かさとゆったりとした時間の流れに癒されます。

エネルギーも十分、明日からもがんばろう

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海と原発

2011-08-11 17:14:03 | 日記
昨日は夏休みをとり、福井県の若狭湾を満喫してきました

目的は2つ

原発見学と海水浴

福井県は原発銀座と呼ばれるほど原発が多く、13基もあるのです




○関西電力(株)大飯発電所(おおいはつでんしょ)

 福井県では最大の原子力発電所。



○関西電力(株)高浜発電所

 敷地面積(しきちめんせき)が県内では最も広い。



○(独)日本原子力研究開発機構高速増殖原型炉(もんじゅ)

 高速増殖炉という新しい型の原子力発電所です。

試運転中にナトリウムが漏れる事故があり、現在は運転停止中です。



○(独)日本原子力研究開発機構原子炉廃止措置研究開発センター(ふげん)

 2003年3月29日に運転を終了し、廃止措置のための技術開発や研究が行われています。



○日本原子力発電(株)敦賀発電所

 1号機は1970年3月に運転を開始した、福井県では一番最初の原子力発電所です。

 現在、3・4号機の増設計画があります。



○関西電力(株)美浜発電所

 1号機は1970年11月に運転を開始した関西電力で最初の原子力発電所です。


このうちの、美浜原発を見学に行きました



と思ったら関係者以外は行けないのですね



この道路(橋)の向こうが美浜原発です

その手前のPR館を見てまいりました



入り口は宇宙船を思わせる通路・・・





まずは、せっかくなので説明を伺いました

なぜ福井に原発が多いのか↓日本で最多の地方とのこと。



美浜原発全体図↓



現在稼動しているのは、2号機のみ。3号機は定期検査中で、1号機は

定期検査を終えましたが知事の了承がおりていない状態です。

構造や仕組みにまで踏み込んだ、わかりやすい説明でした


館内を見てまわりました。







プルトニウムアピール









核コントロールゲーム



いくつか質問に答えるとでてくる。



安全の誓い・・・



7年前、事故が起きて11名の方が被災されたんです。





「東日本大震災のようなことが起きないようにがんばります!」というVTR







やはり印象としては、原発の安全性や優位性を全面的に出しているなと

感じました。ま、関西電力側のPR館ですからね。

しかし福島原発の事故が起きた今、いくら安全の誓いをしても虚しく聴こえます

こんなところに税金をこれ以上使わないでほしい・・・


でも、この周辺には関西電力の社宅や関連企業とおぼしき会社がたくさん。

原発をなくすにしても、この方々や地域の雇用や生活も守りながらやらなきゃいけないとも

実感


原発を後にし、待ちに待った海水浴



原発を見ながら泳ぐという異様な光景。



水自体はすごくきれいで、魚が飛び跳ねる中で泳ぎましたが、

原発事故が起きればこの海でも泳げなくなるんですね・・・

いつまでもこのきれいな海で泳ぎ、おいしいお魚を食べられるように

原発からの撤退を訴えていきます

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