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あきる野ライフ

東京都の西に位置する自然豊かなあきる野市から、四季折々の情報を発信していきます。

杣の小橋

2013-10-16 15:47:05 | 日記


台風が過ぎ去ったあと、青い清流は白濁し勢いよく下流へと向かっていく。御岳園地そばの多摩川。杣の小橋が架かっている。その名は心地よく響く。たぶん、近くの山は切り取るための木が植えられた杣山だったのだろう。江戸時代から戦後まで奥多摩、青梅も林業が盛んで、切り取られた木は筏に組まれ、多摩川を下流へと運ばれていった。いまはカヌー、ラフティングの基地となっているけど、かつては筏が毎日のように流れていったのだ。



発電所前には、釣り人が3、4人と濁流に糸を垂れている。こんな流れでも釣れるのだろうか。いつもは絶好の釣りポイントのようだけど。せっかくとった休日だから、釣れても釣れなくてもでかけてきたのか。雲の合間から青空が見えてきた。

柿食えば

2013-10-13 15:00:00 | 日記


秋のさわやかな青空が広がったと思ったら、柿の木が目に飛び込んできた。遠くに見えるのは大岳。「柿食えば 鐘が鳴るなり 法隆寺」。この句が条件反射で浮かんでくる。なぜだろう、柿が好きだから。法隆寺でなくてもいい。心躍って鐘が鳴るのだ。



柿は赤なのか、黄色なのか。スケッチしていると、どっちが中心なのか決めたくなる。新明解国語辞典を引くと、「赤みがかった黄色」とあった。黄色なのかなあ、ちと合点がいかずに新世紀百科辞典を引く。こちらは「柿の渋で染めたような赤茶色」「黄色をおびた赤色」。主役は赤か茶だという。まあ、食べてしまえば黄色と赤とがハーモニー、鐘を鳴らす。


真夏のよう

2013-10-11 17:30:00 | 日記


気温がぐんぐん上がって、まるで真夏のよう。森田さんのお天気ブログでは、10月に入っても気温30度を超える真夏日が全国各地で記録され、観測史上最も遅い記録を塗り替えているという。
公園内のどこにカメラを向けても、ハイコントラストで青空が目に入ってくる。平井川も樹木も太陽の光を「暑い」と反射している。それでも、風が吹き抜けると一瞬の秋の涼しさを感じることができる。(あきる野市草花公園で)



ひたち竹人形

2013-10-09 18:30:00 | 日記


部屋に飾ってある人形を、ふと思い立ってスケッチした。ひたち竹人形の「鏡獅子」。越前で修業し、日立市で工房を開いた柴田重光さんの作品だ。単身赴任していた水戸市を離れるときに、懇意にしていた県職員にいただいた。
スケッチの良さは、何時間もモチーフと向き合って対話できるいこと。無心となってライン、影、色を引き、落とし、着彩する。なんだか人形が踊ってきそうな感じがした。背景には動きを表現しようと空気の流れを描いた。

カツラの落葉、匂う

2013-10-08 18:30:00 | 日記


秋留台公園のこの通りを歩くと、ニッキのような匂いが落葉から香ってくる。醤油せんべい+甘さの匂いという人もいる。不思議な香りだけど、なんとなく気分が落ち着いてくる。樹木や緑の葉かと思ったら、落ち葉の匂いがいちがん強い。1枚拾って確かめてみた。匂いを確かめながら、もうすぐ丸い葉はすべて落ちとし冬がやってくると感じた。