能登半島の福浦漁港を探していたら、集落に迷い込んで、「旧福浦灯台」の標識がある、4、5台ほどとまれる駐車場に出た。ちょっと離れた白い小さな灯台を眺めていたら、「日本一古いんだよ。そばまで行ってみて。中には入れないけど」と近所のおばさんに話しかけられた。
案内板には、「現存する灯台は明治9年日野吉三郎が建造したもので~日本でいちばん古い木造灯台であり~」とあった。はしごをかければ、トントンとてっぺんにいけそうな小さな灯台だけど、日和山と呼ばれる絶壁の上に立つ。福浦港の堤防は、ここからはるか眼下に見える。
「八王子ナンバーだね。私は千葉から嫁いできたから、八王子を知ってるよ。ここは道が狭くて、入ってくるまでたいへんでしょう」と別のおばさんに話しかけられた。「いや、もともと漁港生まれだから、狭い道には慣れてるよ」と答えた。
福浦港への道を見つけて、やっと漁港に降りてきた。黒瓦の雰囲気のある家並みが続く。でも、障子が破れっぱなしの家が気になる。お年寄りが独りで住んでいるのかなあと思う。千葉のおばさんが、「漁船はもう入ってこないんだ。観光船と地元の小さなボートがあるだけだよ」と言っていた。
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