おばさんの枇杷畑から、私の住む集落の入り江が見下ろせます。
この浜に最近看板が立ちました。
看板には「無断でこの浜に立ち入らないように、漁協の許可を受けてください」と書いてある。
この看板を見て、おばさんは憤慨している。
「農業のものは魚を買ってあげるし、農家は漁業の人に野菜を買ってもらう、お互い助け合って生きているのに、少し貝を掘って何が悪い」と。
もう何年もこの浜で貝を掘る人が居ませんでした。
貝が居なくなったからです。
昔は砂浜の砂の半分ほどは貝でした。たくさん居たのです。
その貝が戻ってきたのです。
さっそく浜に降りる人が増えて、たちまち看板が立ったのです。
いったい海は誰のものでしょう?
この浜に最近看板が立ちました。
看板には「無断でこの浜に立ち入らないように、漁協の許可を受けてください」と書いてある。
この看板を見て、おばさんは憤慨している。
「農業のものは魚を買ってあげるし、農家は漁業の人に野菜を買ってもらう、お互い助け合って生きているのに、少し貝を掘って何が悪い」と。
もう何年もこの浜で貝を掘る人が居ませんでした。
貝が居なくなったからです。
昔は砂浜の砂の半分ほどは貝でした。たくさん居たのです。
その貝が戻ってきたのです。
さっそく浜に降りる人が増えて、たちまち看板が立ったのです。
いったい海は誰のものでしょう?