みち子の長崎絵日記

シニアライフを元気で楽しく輝いて過ごしましょう!

言いたくても言えない老いた親の気持ちを歌う「手紙」

2009-08-04 14:31:11 | Weblog
シンガーソングライターの樋口了一さんが歌う「手紙」が話題になっている。
この歌詞に書いてあることを年老いた親は
どんなに言いたいだろう、それでも言えない。
それを代弁して見事である。
どうかみんな聞いて欲しい。
作詞者不明、ポルトガルから送られてきたメールに依るものだと言う。
こうしてみると親の気持ちは万国共通らしい。


手紙ーー親愛なる子供たちへ

年老いた私が今までの私と違っていたとしても
どうかそのままの私の事を理解して欲しい
私が服の上に食べ物をこぼしても、靴紐を結ぶのを忘れていても
あなたにいろんな事を教えた様に 見守って欲しい

あなたと話す時
同じ話をなんどもなんども繰り返しても
どうか遮らずに うなずいて欲しい
あなたにせがまれて繰り返し読んだ絵本の暖かな結末は
いつも同じでも私の心を平和にしてくれた

悲しいことではないんだ
消え去っていくように見える私の心へと
励ましのまなざしを向けて欲しい

楽しいひと時に私が思わず下着を濡らして
風呂に入るのを嫌がるときには 思い出して欲しい
あなたを追い回し何度も着替えさせたり
様々な理由をつけて 嫌がるあなたとお風呂に入った
懐かしい日を、