夜見る夢は、こわい夢があるでしょう
こわい夢からむりやりさめて、目をあけると暗くって
3倍こわくなったりするでしょう
昼見る夢は、こわくない
ゆったりしてて、おなかもなんだかいっぱいで
電話がならないようにとおもいながら
心の中ではこっそりと、ぐしゃぐしやのベッドにもぐりこむ
子犬か猫のつもりで。。。。。
昼の夢は、こわくないけど
昼寝は後味が悪いのです。。。。。
一日の一番の時間をむだにしたような
こわい夜が長くなるような
世間にすまないような
まくらの跡をつけながら
少し後悔する・・・・
猫だったのだと言い訳する
画 1996版画「昼の夢」
文 1996「展覧会の詩」より