北葡萄2009

さめざめ雨の

夏すぎて

北葡萄　花ぶるい

醸さねば　

味わからずやと　彼にいい。。。









*花ぶるい

花が多数開花しても、着果が極めて少ない現象でブドウによくみられる

ハーベスト

ハネスラセ

カナデルオト別 アキムシニ

ゾクシタマユル 種ヲシリテ


フカミドリ風

キンイロニカタムキ

シュウカクノ季ヨ チカヅカン。。。









.

秋の五線譜

☆

ぱらり はらりん

ひゅるぽろん

ぷるふりん ぶるぶる

ひゅーるりり

りるーりん

はらり ひらひら。。。。。(ピカリ)








♪

カタチ

かたちをば もとめしアトと こいやまい

つかまれば

かたちつくりて よいざめて。。。。けむにまく

明けがたの月に想うセリフ

(天使みたいだ・・・)

と言った矢先に　

その天使を締め上げる

名人のふるムチのような腕で　するりと巻きつけ

ヘビのようにジワジワと締め上げるんだ

声も出せない柔らかいウサギのように　

胸が苦しくて息もできない

やがて　放たれてぐったりした時に


淡い影色の月は　欲しいものを　欲しい形で手に入れた


(天使みたいだ・・・)


ウサギサンハ　サミシスギルト　

シンジャウンダッテ　

ダレカ　イッテタ

蜘蛛の糸 (但し、ピアノ線製)

君はジンジャーエール　

僕は荒れた舌を気にしながら　

赤ワインを飲んでいた


はやい夕刻と　

秘密めいた緑のウォーターボトル

洒落たイタメシ屋の　

或る透き間に　

向かい合ってルッコラのサラダを待っている

(ところでさ・・・お互い痩せたよね)

その時さ・・・

うんと強い君が・・・

大きなまるい瞳に　

涙を　ためてしまったんだ・・・


落ちた体重は　こぼれた涙だった

僕らはいつも　ゲタゲタ笑いしていたはずなのに


使い込まれたはずの　美しい手が

一瞬顔を覆い

目をそらすことも　

オイオイ泣いてしまうことも出来ない僕に

静かに深呼吸しながら　ゴメンとつぶやく


僕は　大切なものを物理的に失うという物語を

自分と交差させながら

きれいな君の全体を眺めていたんだ


君は　淡々と語りながら

光るカギのありかのところで　

肺を膨らませて目力を使う

カギのありかや　ありかたは　それぞれだけど

救いは芸術だった

グっと来たぜ・・・


帰りの車で話した　立派なカラスの剥製話

もちろんさ

描きたいのは　立派なツヤツヤのクチバシが太いヤツだよ


そして　また大笑いしたんだ


さよならのハグしたかったんだけどね

君は　流れ星みたいな黒い川のむこうへ消えてった


いつもの晩夏ようにさ。。。。。。。。

北の大地の創造者たち展

私の庭は、今年最後のバラがつぼみで雪の匂いを待っているようです。

ご無沙汰していますが、私はなんとか元気です。


さて、北海道近代美術館での展示を終えて、来週土曜から滝川美術自然史館で

「北の大地の創造者たち展」が開催されます。

10/25までの長い期間の展示ですので、爽快な北海道の道を行楽がてら来ていた

だけるときっと楽しいと思います。

内容は、ボリュームをあわせて少し規模が小さくなりますが、版種ごとの展示

にしたりと、近代美術館とはかなり違った全体のインスタレーションになるそ

うです。搬入がまたドキドキですが、すごく楽しみです。



☆☆☆☆☆☆

↓滝川市はくぶつかん情報

http://www.city.takikawa.hokkaido.jp/kyouikubu/b-museum/index.jsp

かなたの手ざわり

こもごもは　

ひそかに　またたき

きみを　いざなう。。。。。。。。



みずみずしさは　

かなたの恋







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画像*北海道版画協会50周年記念展出品作’requiem’より

道版協50周年記念展開幕～

一昨日、10時間近い搬入を終えて昨日9時からオープニングレセプション開催。

9時半より一般公開となりました。昨日は、あたしどうもテレビに出たらしい。

無事に・・・みらくるに・・・すごいいいです!!

飛行機乗って来ても　感動お持ち帰り保障したいくらいです。

物故会員を入れて70人の版画作家が180作品を展示しています。





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まどかなれば　あどけなくも　かがやけり・・・

きみを　映してらんはんしゃ

かなしからずや　れくいえむ

ロンドの先に　つつましき　きぼう

あたしに

あなたに・・・