乱反射はロンドを超える

確定できる輪郭なんかあるんだろうか


この制作をしながら

「目が悪くなっても　触れさえすれば　わたしにはわかる」

と　しばし幸せにはなったものの

銀色の3D制作は、思いのほかキラキラチクチク私の目を惑わせ疲れさせる

0.3㎠の平面で　いちいち乱反射して、反抗するんだ


だがしかし・・・

どうしても　「ほつれた汚らしさ」に自由と本当と可愛らしさを感じて

その一部でも現したいわたしは・・・

銀色の3Dの反抗をこそ　好いているのだろう


ほつれた形には、型が定まった年から30年間のこと

これから確定していくであろう光の反射は、ここ2年間の賜物になるだろうか


ロンド(輪踊り)を超えた「慕情」には　一定のリズムがまだない



(主よ、これは誰かが実際に見て願わくば何かを感じるものであって、焼き尽くす捧げものにはなりません)





画像＊Excavation-nostalgia7　慕情　
未完成部分/インスタレーション　110×100㎝・塩、澱粉、アルミテープ、アクリル他、

トルソのフォルム原版(原形)は1986年卒業制作’Maguna Mater’
(母なる大地の女神/スペリングには諸説あるが故鬼丸吉弘先生の美学受講時のスペルとする)

第71回小樽市展のご案内

台風が去り、北海道らしい秋晴れの今日です。
皆さま、お元気ですか?

明日9/27から10/8(日)までの第71回小樽市展のご案内をします。

●第71回小樽市展

●午前１０時から午後５時まで

●１０/８(日)午後５時まで

●市立小樽美術館　1F市民ギャラリー/2F企画展示室(小樽市色内1-9-5)

20代の若者から90代のご老人まで、美術という分野でひとつの空間を作るのって素敵なことだと思います。１７０点の作品が皆さまのご高覧をお待ちしています。

ナカムラアリ／ギャラリー当番日
10/1(日)の13時から5時まで


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私の作品は10月の展覧会用に実験を繰り返していたレリーフのうちの1点です。

画像＊excavation-1/2017　(作業中です。今回はキツネさんはいません)

10/5札幌搬入(前記事)の作品制作で未だに修羅場っています。
色々あきらめないでがんばります!



ナカムラアリ

■記憶素子―丸山隆と教え子たち

しずしずと

ずきずきと・・・

在りし日の先生




---いつまでも途上の私---