これはいつの放送なのだろうか。YouTubeに「夜のヒットスタジオ」で太田裕美が「白いあなた」と「最後の一葉」を白いピアノを弾きながら続けて歌う場面がある。1974年から1976年の間で太田裕美が「夜ヒット」に出演したのは、
1974年11月11日 (たぶん)雨だれ
1975年3月31日 たんぽぽ
1975年7月28日 夕焼け(ご対面)
1976年3月8日 (たぶん)木綿のハンカチーフ
1976年7月5日 赤いハイヒール
1976年11月22日
1976年12月27日 最後の一葉
の7回のようなので(だんだん興信所みたいになってきた(笑))、消去法で行けば1976年11月22日の回のようだ。「白いあなた」という曲を実際に歌っているのを私は初めて見たが、この放送では少し曲のテンポが速く、のびやかというより可愛らしい感じで歌っている。同じ番組で「夕焼け」を歌っていた1年半前と比べるとずいぶん大人らしくなっていて、「赤いハイヒール」を歌っていた5カ月ほど前と比べても、女性らしい大人びた感じになっている。
追記 「夜ヒット」の放送で1976年9月13日放送分(40)で太田裕美が「最後の一葉」を歌っているらしく、これが抜けていた。
これは短期間で大人びたということと、作品にあわせて衣装や化粧、雰囲気を変えて歌っていることがいりまじっているからだろう。太田裕美というシンガーは作品世界にあわせて「演じる」ことがあまり上手でないシンガーだったと思うが、太田裕美大人化計画はちゃくちゃくと進んでいるようだ。
で、「白いあなた」なのだが、太田裕美本人の作詞・作曲で、「まごころ」の「ひとりごと」「グレー&ブルー」、「短編集」の「ねえ……!」(作詞は松本隆との共作)、「心が風邪をひいた日」の「水車」に続く5曲目ということになる。だんだんこなれてきて、次の「恋の予感」なんてなかなかいいんじゃないでしょうかと思うが、この曲では「いつも静かなあなただけれども 今日は激しく愛してほしい」というファンへのくすぐりがあるが、少し平板だ。
作詞・作曲:太田裕美 編曲:萩田光雄
夕焼けが白いゲレンデに映る
あなたの透き徹った言葉が
夕陽に染まって赤く燃える
いつも静かなあなただけれども
今日は激しく愛してほしい
(略)
1960年代終わりから1970年代に登場してきたミュージシャンで、いまでも人気があるたとえばサザンオールスターズとか、松任谷由美とか、中島みゆきとか、ついでに井上陽水とか小椋佳とか、先日なくなったRCサクセションの忌野清志郎とか、シンガーソングライターが多い。あとは作詞家とか作曲家とかでシンガーを変えながら生き延びている人も多い。
これに対してシンガーは、もちろん現役の人もかなり多いが、活動的には地味と言わざるをえない。やはり自分で曲が作れないとずっとバリバリというわけにもいかないのだろうか。アルバム「君と歩いた青春」で太田裕美がそのほとんどを作曲していて、けっこういい感じなのだが、遅すぎたのだろうか。いや、まだそう断言するのは早すぎるだろう。
そういえば、フジテレビTWOで12月30日と12月31日の2日間「夜ヒット」の再放送を連続して放送するようだ。さすがに全部録画していたら妻にどやしつけられてしまう。1975年7月28日の「夕焼け」とピアノの先生とのご対面の回(10)と放送日不明の回(4)は録画しておこう。
1974年11月11日 (たぶん)雨だれ
1975年3月31日 たんぽぽ
1975年7月28日 夕焼け(ご対面)
1976年3月8日 (たぶん)木綿のハンカチーフ
1976年7月5日 赤いハイヒール
1976年11月22日
1976年12月27日 最後の一葉
の7回のようなので(だんだん興信所みたいになってきた(笑))、消去法で行けば1976年11月22日の回のようだ。「白いあなた」という曲を実際に歌っているのを私は初めて見たが、この放送では少し曲のテンポが速く、のびやかというより可愛らしい感じで歌っている。同じ番組で「夕焼け」を歌っていた1年半前と比べるとずいぶん大人らしくなっていて、「赤いハイヒール」を歌っていた5カ月ほど前と比べても、女性らしい大人びた感じになっている。
追記 「夜ヒット」の放送で1976年9月13日放送分(40)で太田裕美が「最後の一葉」を歌っているらしく、これが抜けていた。
これは短期間で大人びたということと、作品にあわせて衣装や化粧、雰囲気を変えて歌っていることがいりまじっているからだろう。太田裕美というシンガーは作品世界にあわせて「演じる」ことがあまり上手でないシンガーだったと思うが、太田裕美大人化計画はちゃくちゃくと進んでいるようだ。
で、「白いあなた」なのだが、太田裕美本人の作詞・作曲で、「まごころ」の「ひとりごと」「グレー&ブルー」、「短編集」の「ねえ……!」(作詞は松本隆との共作)、「心が風邪をひいた日」の「水車」に続く5曲目ということになる。だんだんこなれてきて、次の「恋の予感」なんてなかなかいいんじゃないでしょうかと思うが、この曲では「いつも静かなあなただけれども 今日は激しく愛してほしい」というファンへのくすぐりがあるが、少し平板だ。
作詞・作曲:太田裕美 編曲:萩田光雄
夕焼けが白いゲレンデに映る
あなたの透き徹った言葉が
夕陽に染まって赤く燃える
いつも静かなあなただけれども
今日は激しく愛してほしい
(略)
1960年代終わりから1970年代に登場してきたミュージシャンで、いまでも人気があるたとえばサザンオールスターズとか、松任谷由美とか、中島みゆきとか、ついでに井上陽水とか小椋佳とか、先日なくなったRCサクセションの忌野清志郎とか、シンガーソングライターが多い。あとは作詞家とか作曲家とかでシンガーを変えながら生き延びている人も多い。
これに対してシンガーは、もちろん現役の人もかなり多いが、活動的には地味と言わざるをえない。やはり自分で曲が作れないとずっとバリバリというわけにもいかないのだろうか。アルバム「君と歩いた青春」で太田裕美がそのほとんどを作曲していて、けっこういい感じなのだが、遅すぎたのだろうか。いや、まだそう断言するのは早すぎるだろう。
そういえば、フジテレビTWOで12月30日と12月31日の2日間「夜ヒット」の再放送を連続して放送するようだ。さすがに全部録画していたら妻にどやしつけられてしまう。1975年7月28日の「夕焼け」とピアノの先生とのご対面の回(10)と放送日不明の回(4)は録画しておこう。